tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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入社式【あの笑顔を見せて】…<つかつく>  続編







新入社員の皆様、御目出度う御座います!


4月1日…入社式
(入社式は、基本的には4月1日に執り行われるのが一般的。
 2023年は4月1日が土曜日の為に、そう言う年の入社式は、3月31日、若しくは、4月3日
 に執り行われる事が多い。)



【『さくらの日【あの笑顔を見せて】…<つかつく>  続編』のエピローグ と 其の
 後】


つくしは、現役で司法試験に合格して、道明寺HDに入社する事が決まって居たのだ。


実は、つくしは、3月27日の『さくらの日』に、優紀との『二人だけのお花見』を楽しんだのだ。
そして、次の日の3月28日からは、4月1日の入社式に向けて、或る準備をし始めるのだった。


何故なら…。
つくしは新入社員代表挨拶を行う予定に成って居たから…だったのだ。
其の為の準備の時間に追われて居たつくし…だったのだ。


云わば…。
つくしは、挨拶文の作成に時間を取られて居たという訳…だったのだ。



実は、此の時のつくしがそんな風に気合を入れて居たのは、何故か?
其れは、3月14日に執り行われたつくしの大学の卒業式に合わせて…。
また、4月から日本支社 支社長に就任する為に、既に、司は、日本に帰国して帰って居たから…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、自身の恋人で在る 司に、自身が成長した姿を見せたくて、気合が入って居たのかも知れない。



そして、3月28日の夜のつくしは、「ああでも無いこうでも無い。」と、念仏の様に、ブツブツと、独り言を言い乍らも、必死で文章を考え込んで居る様子…だったのだ。
其処に司が道明寺邸に帰邸したのだ。


実は、つくしが3月27日の『さくらの日』に、優紀との『二人だけのお花見』を楽しんだ事を、3月27日の夜、道明寺邸に帰邸後直ぐの司は、つくし本人から聞いて知ってしまったのだった。


だからだったのだ。
3月27日の夜、道明寺邸に帰邸後直ぐの司は、つくしとの一悶着が有ったのだ。


だからだったのだろう。
3月27日の夜に、つくしとの一悶着が有った司は、其の次の日の3月28日に成っても、中々、怒りが治まらなかったのだ。


其の為にF3を呼び出した司は、つくしの愚痴を言い乍らも、アルコールを口にして居たのだった。
勿論、其の事は、西田から報告を受けて話しを聞いて居たので、つくしは知って居たのだ。


だからこそ…。
其の日(3月28日)の夜のつくしは、夜遅く迄、司の帰りを待ち乍ら、挨拶文の作成に余念が無かったのだ。



だが、此の時の司は、未だ、怒りが治まらず、つくしが起きて居る事が分かって居乍らも、つくしに何も喋らずに、バスルームに入って行くのだった。


そんな司の姿を横目で見乍らも、此の時のつくしは、司に声を掛ける訳でも無く、挨拶文の作成を続けて居たのだった。


そして、其の後の司は、バスルームから出た後、其れでも、つくしに何も喋らずに、ベッドルームに入って行こうとするのだった。


其処で、漸く、つくしが口を開いたのだ。
勿論、つくしは、西田から其の日(3月28日)の司の様子を聞いて居た事も有り、“冷静に、冷静に…。”と、自分自身の心の中で唱えて居たのだった。


だからだったのかも知れない。
此の時のつくしの第一声は、「司…お帰りなさい。」…だったのだ。


だが、司からの返答の言葉は、「ああ、只今…。」だけ…だったのだ。
しかも、此の時の司は、つくしの顔を見ようとし無かったのだ。


其処で、つくしの頭の中では、イラっと、成って居たのだった。


云わば…。
此の時のつくしは、戦闘モード…だったのだ。


「ちょっと、待った…司!
 折角、昨日の事を謝ろうと、思って居たのに…。
 其の態度は…何よ‼
 昨日は、私言い過ぎたわよ。
 『売り言葉に買い言葉』…じゃ無いけど、昨日は、司からの言い分を聞いて居て、如何し
 ても、司に腹を立てた事は事実よ。
 でも、今の司の態度如何よ‼
 子供じゃ無いんだから…さ。
 ちゃんと、人の目を見て喋ろうよ‼」と…。


実は、態と言うべきか?
此の時のつくしは分かってて、『』を強調させて話しして居たのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時の司の頭の中では、そんな風につくしが『』を強調させて話しして来る態度にも、実は、イラっと、成って居たのだった。


だからだったのだ。
此の時の司は思って居たのだった。


“折角、つくしが書いた挨拶文を読んで遣ろうと、思ってたのに…よ。
 もう如何でも良いわ。”と…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、自分自身の今の気持ちのままにつくしに言ってしまうのだった。


「はぁ~??
 お前が可愛くねぇ様な事ばかり言って来るからだろうが‼
 折角、つくしが書いた挨拶文を読んで遣ろうと、思ってたのに…よ。
 勝手にしろよ‼
 俺は知んねぇから…な‼」と…。


其処で、つくしも司と同様に、自分自身の今の気持ちのままに司に言い返してしまったのだ。


「別に良いわよ。
 司には頼まないから…。
 折角だから、類に読んで貰おうかな?」と、嫌味っぽく…。


実は、此の時のつくしは、態と、司を怒らせるかの様に、司には言ってはいけないキーワードを口にするのだった。


だからだったのだろう。
此の時点に於いての司の顔付きは般若の様で、声質は、何時(いつ)も寄りも、1~2トーン低い声に聞こえた位…だったのだ。


「はぁ~??
 勝手にしろ‼」と…。


そして、其の後の司は、其の気持ちのままにベッドルームに入り、ベッドに寝転び、不貞寝(ふてね)して居たのだ。
勿論、そんな寝方をして居る司は、眠れる筈も無く、より一層、イライラするのだった。



勿論の事…。
つくし自身、本気で、司に言った言葉では無いのだ。
『売り言葉に買い言葉』…。
今の司 と つくしの二人には相応しい言葉だろう。



そして、更に、次の日(3月29日)以降の司は…と言えば…。
更に、機嫌が悪く、敏腕秘書の西田でさえも、手が付けられない様な有様…だったのだ。


だからだったのだ。
西田は仕方無く、つくしに連絡を入れて、事情を訊くのだった。
そして、つくしの話しを聞いた西田は、そんな子供な二人を呆れ乍らも、自身の上司でも在り、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に、事の次第を報告するのだった。



だからだったのだろう。
西田から報告を受けた司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、元々、日本支社という寄りも、つくしの入社式に出席する予定でスケジュールを調整させて居たので、自身の第1秘書には調整では無く、其のまま、日本に帰国出来る様にスケジュールを調整させたのだった。


だからだったのだ。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、日本時間の3月31日の夕方に、日本に帰国して帰って来たという訳…だったのだ。



そして、道明寺邸にて、つくしは、自身の上司でも在り、司と結婚する事で自身の姑と成る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの呼び出しを受けて、お小言を頂戴する羽目に成ったのだった。


「あなた達は、如何言うおつもりですか?
 小競り合い位なら、“何時(いつ)もの事…。”と、笑って居られるけども…。
 本格的な喧嘩に成ると、西田が困って居るわよ。
 司のイライラが倍増してしまったそうよ。
 しかも、今の司は手が付けられない状況だそうよ。
 “司という男は、貴女次第で、如何とでも成る。”と、伝えて有ったわよね。
 今の此の状況を打破するには如何すれば良いのか?
 貴女は分かってるわよね。
 明日(4月1日)は、貴女も出席する入社式が執り行われる予定でしょ!
 此のままでは式を中止せざるを得ないわよ。
 つくしさんは宜しいのかしら?
 ですから、明日(4月1日)に間に合う様に司の機嫌を直させなさい!
 もし、出来無かった場合は、式を中止するかも知れないわ。
 其のおつもりで居らして頂戴!
 で、挨拶文は出来上がったのかしら?
 類さんに見せる位なら、私(わたくし)がチェックします。
 今直ぐ、お見せなさい!」と、怒って居ない様な顔付きで…。


勿論、つくしとて、本気で、其のつもりで、司に言った言葉では無かった事だけは事実なのだ。


だからだったのだ。
初めから、自身の上司でも在り、司と結婚する事で自身の姑と成る 道明寺HD 社長 道明寺楓に読んで貰うつもりで、道明寺邸の(自身の上司でも在り、司と結婚する事で自身の姑と成る 道明寺HD 社長)道明寺楓の自室に、自身が作成した挨拶文を持って来て居たのだ。


云わば…。
此の時のつくしは、自身の上司でも在り、司と結婚する事で自身の姑と成る 道明寺HD 社長 道明寺楓に読んで貰うつもりで、自身が作成した挨拶文を差し出したのだった。


其処で、漸く、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓には分かったのだ。


“司 と つくしさんの喧嘩は、『売り言葉に買い言葉』…だったのね。”と…。


そして、つくし本人からつくしが作成した挨拶文を受け取り、つくしに伝えるのだった。


「此れは、私(わたくし)が預かって置くわ。
 読んだ後、ディナーの際に、つくしさんにお返しするわね。
 取り敢えず、司の事を宜しくお願いするわ。」と…。


そして、つくしは、約束通り、ディナー後に、自身の上司でも在り、司と結婚する事で自身の姑と成る 道明寺HD 社長 道明寺楓から自身が作成した挨拶文を返して貰うのだった。


実は、此の時のつくしは、自身が作成した挨拶文を読んで貰えた事で、自身の上司でも在り、司と結婚する事で自身の姑と成る 道明寺HD 社長 道明寺楓の分かり難い母親としての愛情を読み取るのだった。


何故なら…。
其処には、丁寧に、添削した後が有ったから…だったのだ。


そして、つくしが作成した挨拶文には、つくしの上司でも在り、司と結婚する事でつくしの姑と成る 道明寺HD 社長 道明寺楓の気持ちも、また、自身の言葉として綴られて居たのだった。


だからだったのだ。
そんな自身の上司でも在り、司と結婚する事で自身の姑と成る 道明寺HD 社長 道明寺楓に感謝し乍らも、司には素直な気持ちで対応する事を誓うのだった。



だからだったのだろう。
此の時のつくしは、3月31日の夜、道明寺邸に帰邸して帰って来た司に、「御免なさい。」と、素直に謝る事が出来たのだった。


だからこそ…。
此の時の司も、また、素直に成れなかった自分自身を反省して、つくしに謝りを入れるのだった。


「ご免な!」と…。



という訳で、4月1日の道明寺HDの入社式は、滞り無く、執り行われたので在った。


そして、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、そんな晴れやかな日に執り行われた入社式を満足そうな顔をして見て居たのだった。
勿論、誰にも気付かれる事無く、『鉄の女』のままで…。



fin

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