tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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卒業式&Whiteday【あの笑顔を見せて】…<つかつく>  続編




3月は卒業シーズンですね。
其処で…。
今春、卒園・卒業される皆様、保護者の皆々様に於かれましては、ご卒園・ご卒業おめでとう御座います!



3月14日…Whiteday



<此の二次小説『卒業式&Whiteday【あの笑顔を見せて】…<つかつく>  続編』は、3
 年振りの『あの笑顔を見せて…<つかつく>』の続編と成ります。
 丁度、卒業シーズンでも在りますし、其れに、一日早目には成りますが、明日の3月14日
 は、『Whiteday』でも在ります。
 という訳で、『卒業式&Whiteday』を綴って視たく成りました。
 一日早目の『Whiteday』とは成りますが、了承の程、宜しくお願い致します。>



【『Valentineday【あの笑顔を見せて】…<つかつく>  続編①~③』と同じ年の其の後
 の『卒業式&Whiteday』のお話し】


つくしは、大学の春期休暇を利用して、NYに渡米して居たのだが、3月には卒業式が控えて居る事も有り、大学の卒業式が執り行われる数日前に、一旦、日本に帰国して帰って居たのだった。



実は、つくしが通って居る大学の卒業式は、『Whiteday』で在る 3月14日に執り行われるのだ。


だからだったのだろう。
2月末に成って、其の事を西田から話しを聞いて知った司は、或る計画を立てるのだった。


そして、つくしに知られない様に、こっそりと、自身が立てた其の或る計画の話しについて、司は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓にお伺いを立てるのだった。


「つくしが卒業式の為に、一旦、日本に帰国するんだろ?
 だから、つくしの卒業式を見る為に、俺も、日本に帰国して良いか?
 NYに戻って来たら、死に物狂いで執務を熟すから…よ。」と…。


其処で、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、サプライズかの如く、或る提案を司に告げるのだった。


「貴方が死ぬ気で執務を熟すつもりなら、其のまま、日本に帰国したままでも良いわよ。
 何方にしても、4月からの司は、日本支社 支社長に任命する予定…だったのよ。
 だから、急ピッチで引き継ぎを行いなさいよ。
 もしも、間に合わなかった時は、NYに戻って貰いますから…ね。」と…。


だからだったのだ。
其れ程、日にちが無い中…。
悠長な事を言って居られる訳も無く、其の後の司は、文字通り、死に物狂いで執務を熟して居たのだった。


そして、寝る間も惜しんで執務を熟した結果…。
何とか間に合ったのだった。


だからだったのだ。
其の後の司は、4月から日本支社 支社長に就任する事が決まったのだった。


其れに実は、其の事を知らされて居なかったつくしは、自身の卒業式後、また、NYに戻ると思って居たし、4月からの司が日本支社 支社長に就任する…何て事も知らずに居たのだった。



実は、通って居た大学は違えど、優紀の大学も、つくしと同じ日に卒業式が執り行われる事を知った優紀は、つくしに提案して居たのだ。


「お互いの卒業式が終了後、落ち合って、二人だけの卒業式パーティーでもし無い?」と…。


だからだったのだろう。
そんな提案話を優紀から聞いたつくしは、“少し位なら良いよね⁉”と、勝手に判断した事で、了承の意を優紀に伝えるのだった。


「うん、良いねぇ~。
 楽しみにしてるね!」と…。



だからだったのかも知れない。
安易に優紀と約束を交わしてしまった此の時のつくしは、考えて居た事が有ったのだった。


“NYに戻る日にちが少し遅れる事をお義母様に伝えて置かなくちゃ!”と…。


勿論、そんな報告をつくしから聞いた此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は思うのだった。


“司は、4月からの事をつくしさんに伝えて居ない様だわ。”と…。


だからだったのだろう。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、“一応、司の為…。”と、思い乍ら、機転を利かした事で、「ええ、承知したわ。」と、つくしに伝えるだけに留めて居たのだった。



そして、つくしの大学の『卒業式&Whiteday』が有る3月14日の一日前の3月13日に日本に帰国して帰って来た司は、タマからの誘導の下、世田谷の道明寺邸内に在る つくしの自室に向かうのだった。


そして、つくしの自室に入った司は、其の場で、つくしを自身の方に引き寄せて抱き締めるのだった。



だが、つくし自身、司が此処に居る事自体が信じられないのか?
此の場に居ない筈の司から抱き締められて居る事自体が信じられないからなのか?
定かでは無いにしても、此の時のつくしの顔色は、余り良いモノでは無かったのだった。


其処で、今の状況が嘘でも何でも無く、“事実なのだ。”と、漸く気が付いたつくしは、挙動不審かの如く、キョロキョロと、目線だけを動かすのだった。


勿論、そんなつくしの様子等、お見通しの司は、つくしに訊くのだった。


「何だよ、つくし…?
 俺が此処に居る事が嬉しくねぇのかよ‼」と…。


だが、“司には、しっかり、バレてる。”と、思えたつくしでは在ったのだが…。
“司からの話しを聞かずに、私から否定する様な話を司に話しする事は良くないよね?”と、考え直した事で、此の時のつくしは、司に訊くのだった。


「えっ、そんな事は無いよ。
 唯、此の場に居る筈の無い司が居たから、ちょっと、吃驚しただけだよ。
 もしかして、司は出張なの?」と…。


だからだったのだろう。
ニヤッと、笑った此の時の司は、未だ、つくしを抱き締めたままの状況で、つくしに言って除けるのだった。


「ババアからのサプライズだよ。
 4月からの俺は、日本支社 支社長に就任するんだわ。
 だから…よ。
 今日からの俺は、日本…。
 NYの仕事は、もう既に、全て引き継いで来た。
 明日、つくしの卒業式だろ⁉
 其れに、つくしは、卒業生代表の答辞を読むんだろ?
 だからこそ、俺も、つくしの卒業式を見に行くわ。
 実の事を言うと…な。
 つくしの袴姿も見て置きたかったんだわ。
 其れに明日の3月14日は、『Whiteday』だろ!
 実は、俺は、明日明後日と休みだから…よ。
 だから…な。
 二人だけの『Whiteday』を過ごそうぜ!」と…。


其処迄、司からの話しを聞いて居たつくしは、実は、ギョッとして居たのだった。


何故なら…。
自身の身の危険を感じて居たつくし…だったのだから…。


其れと、つくしにとって、ギョッとした理由は、もう一つ…有ったのだ。


そうなのだ。
其れは、優紀との約束事…だったのだ。


だからだったのかも知れない。
思わず、つくしは、自身の心の声を口にしてしまったのだった。


「如何し様!
 優紀と明日の約束してしまったよ。
 優紀に何て言おうか?」と…。


だが、そんなつくしの心の声は、しっかりと、司に聞かれて居たのだった。


だからだったのだろう。
つくしのそんな心の声を、しっかりと、聞いてしまった此の時の司は、額の米神(こめかみ)辺りに青筋3本立て乍ら、また、眉間に皺を寄せ乍らも、つくしに訊き始めるのだった。


「松岡とどんな約束したんだよ?」と…。


其処で、此の時のつくしは、自身の失態に気が付くのだった。


“遣ってしまった!”と…。


だからだったのだ。
“仕方が無い。”とでも、言いた気に、此の時のつくしは、優紀と約束した話を、司に話しして聞かせるのだった。


其処で、此の時の司は、理不尽にも怒り始めるのだった。
そして、此の時の司は、つくしに言って除けるのだった。


「駄目だから…な。
 明日のつくしは、ずーっと、俺と一緒だから…な(怒)。」と…。


何故なら…。
此の時の司は、愛するつくしへのサプライズを考えて居たから…だったのだ。


だからこそ…。
理不尽と言われ様が、此の時の司は、つくしに言って除けて居たという訳…だったのだ。


そして、其の後のつくしは、優紀と連絡を取り、優紀との約束事を断りつつ、謝りを入れるのだった。


だからだったのだ。
此の時の司は、実は、満足…だったのだ。



そして、世田谷の道明寺邸に司が用意して置いた袴を着付けたつくしは、自身の大学の卒業式後、司 と つくしの二人だけの(つくしの大学の)卒業パーティーを行い、其の後の司は司で、サプライズを決行したのだった。


「つくし、卒業おめでとう!」と、言い乍らも、密かに、NYにて、オーダーメイドをして置いたエンゲージリング(=婚約指輪)を、つくしの左手薬指に嵌めて遣るのだった。
そして、其の後の司は、「俺と結婚して下さい!」と、更に、付け加えて居たのだった。


そして、つくしは、自身の左手薬指に嵌めて貰った光り輝くそんなエンゲージリング(=婚約指輪)を見た事で、『NO』と、言える状況では無かったのだ。


本来なら、“社会人を経験してから…。”と、考えて居たつくしは、今直ぐ、『結婚』という気には成れず、断る所では在るのだが、断り切れずに、一言、司に伝えてから了承の意を伝えるのだった。


「まだ、今直ぐ、『結婚』という気には成れないんだけど…さ。
 もう、二人の想いは固まって居ると思うから、お受けします。
 でも、取り敢えず、弁護士資格を取得する迄、待って居て欲しい!」と…。


だからだったのだろう。
実は、“つくしなら、そう言って来るだろう。”と、踏んで居た此の時の司は、「仕方ねぇな。」と、言い乍らも、つくしからの提案を了承するのだった。


だからだったのだ。
此れにて、司 と つくしの婚約は成立と成ったのだった。




PS.


実は、つくしから断りの連絡を聞いた時の優紀は、嬉しかったのだ。


何故なら…。
司がつくしだけの記憶を失って居た事で、つくしは、本来の自身の笑顔が出せなかったのだ。


其れ故、そんなつくしを傍で見て居た優紀は、つくしの辛そうな姿を見る事が辛くて、自分自身の事の様に、実は、辛かったのだ。


だからだったのかも知れない。
つくしから断りの連絡を受けて居た筈の優紀では有ったのだが、何故か?
自分自身の事の様にウキウキして居たのだった。


「良いよ!
 道明寺さんと楽しんでね!」と、言い乍ら…。


そして、つくしにそう返答して居た優紀は、自身の心の中で思って居たのだった。


“道明寺さん…本当に有難う御座います。
 つくしの心からのあの笑顔を見せて下さって…。
 私は、道明寺さんに感謝します!”と…。



fin



<此の二次小説『卒業式&Whiteday【あの笑顔を見せて】…<つかつく>  続編』は、不
 快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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