tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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成人式【あの笑顔を見せて】…<つかつく>  続編②





実は、つくしは、アパートで、弟の進と一緒に暮らして居た。


何故なら、つくしが高校2年生だった頃に…。
類が進めてくれた事も有り、つくしの両親は、つくしのパパが、介護の資格を取った事で…。
其の後、東京近郊では有るのだが、関東のと在る地域の介護施設に勤める事と成った。


其の為、其の後のつくしと進は…。
英徳高校に通って居たつくしと、東京の高校に進学する予定で、受験していた進は、東京に残る事に成ったのだ。


だから、其の後のつくしのパパとママは、関東のと在る地域の介護施設に…。
つくしと進は東京…。
と、相変わらず、別々に、暮らして居た。



そして、つくしの成人式の日まで、僅かの日と成ったそんな或る日の事…。
道明寺家の使用人頭のタマが、道明寺家の執事を伴って、其処(つくしと進が住んで居るアパート)に現れた。


しかも、『振袖』を持参して…。


つくしは、驚愕して居た。


勿論、タマには、“如何して…。”と、言う言葉以外、発せないつくしだった。


だが、つくしは驚愕で、其の言葉は、結局、言葉として、出て来なかった。


其処に、タマがつくしに声を掛けて居た。


「つくし…。
 久し振りだったね。
 此の振袖を受け取ってくれるかい?
 椿様から、頼まれたさね。
 受け取って貰えないと、タマが、困る事に成るさね。
 それに、つくしに受け取って貰えないと、誰も着付ける事は無いのだから…。
 勿体無い事に成るだろ?
 つくし…。
 受け取ってくれるかい?」
「………」


タマは、つくしに諭す様に、伝えていた。


だが、つくしは、如何答えて良いのか?
迷っていた。


本当は、成人式に出席したかったつくしは、タマの“勿体無い。”と、言う言葉と共に、有難く、申し出を承諾したのだった。


「有難う御座います。
 有難く、受け取らせて頂きます。
 椿さんにも、宜しくお伝え下さい。」
「伝えて於くよ。」


で、タマは、更に、つくしに言って除けていた。


「其れと、“成人式の日のお支度は、道明寺邸でする様に…。”と、椿様から、言付かって
 居るさね。
 つくし…。
 つくしには、前日の日曜日から、道明寺邸に泊まってもらって…。
 つくしの成人式の当日のお支度は、早朝からお支度するから、そのつもりで居るさ
 ね。」
「………」


つくしは、“其処まで、お言葉に甘えて良いのか?”と、思っていた。


“厚かましいにも程が在る。”と、道明寺姉弟の母親で在る 楓から、“そう思われないだろうか?”と、つくしは、考えて居た。


其れに、つくしは、あの時…。
楓と約束事を交わしていた。


「今後は、道明寺家とは関わらない。」と…。



だが、其処は、タマ…。
つくしの考えて居る事は認識して居た。


だから、つくしに、言って除けて居たタマだった。


「其の頃の奥様は、日本に来る事は無いさね。
 其の頃の奥様は、毎年、NYから、離れた事が無いさね。
 だから、安心して、道明寺邸に来れば良いさね。」


だから、つくしは、ご厚意を有難く受け取る事にしたのだった。


「宜しくお願い致します。」と…。



タマは、つくしの其の言葉を聞いて、安心して居たのだった。


そして、司に申し伝えたタマだった。


「つくしは、了承してくれたよ。」と…。



司は、思っていた。


“流石、つくしの全てを心得ているタマだけは在る。
 タマに頼んで於いて、良かった。”と…。



実は、タマは、司から、言われていた事が有ったのだ。


「此の振袖を、俺から牧野に贈る事は、牧野には、伝えねぇでくれ‼
 姉ちゃんからの『贈り物』とでも、伝えて於いてくれ‼
 頼んだぞ。
 タマ…。」
「賜わりました。」


タマには、司の想いが分かるから、司の申し出を呑む事にしたのだった。



実は、司は、つくしが、大学2年に進学して居た直ぐの頃に、つくしの記憶を取り戻していた。


だから、司は、あきらに、つくしの現状を調べる様に伝えていた。


「あきら…。
 牧野は、如何してる?」
“司…?
 記憶、戻ったのか?”
「ああ、戻った。」
“そうか?” 


あきらは、そう返事し乍らも、つくしの現状を、司に話しして居た。


だから、あきらは、つくしが来年に成人式を迎える事に気が付いたのだった。


“司…。
 来年の成人式…な。
 牧野の学年が、成人式だわ‼”
「マジか?
 あいつ、如何すんだ?」
“さぁ~な。
 今は、俺等 F3も、滋も、桜子も…。
 牧野とは、疎遠に成ってっからな。”
「そうか?
 牧野の事を調べてもらえねぇか?」
“ああ、分かった。
 何とか遣って視るわ。”
「けど、まだ、他の奴等には、俺の記憶が戻ってる事は言わねぇでくれ‼
 頼むな‼
 あきら…?」
“でも、何で…だ?”
「あいつに、吃驚させてねぇから…。」
“ああ、分かった。”


そして、了承したあきらは、桜子に伝えて、つくしが、成人式は如何するのか?
確認させていた。

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