tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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兄妹物語【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>  19.




そして、つくしと桜子が、美作邸に着いた。


其の後、数十分後に、あきらが類を連れて、美作邸に帰って来た。


其処に、司が、つくしにLINEを入れて来た。


『つくし…。
 今、何処に居んだ?』


つくしは、速攻で、LINEを返していた。


『(美作)邸だよ‼』
『じゃあ、俺も、お前ん家(ち)(美作邸)に行くわ‼』
『了解‼』


で、つくしは、類とあきらと桜子に伝えていた。


「道明寺さんも、今から、(美作)邸に来るって…。」


桜子は、かなり、大袈裟に成って居る事に、驚愕するしかなかった。


そうこうしている内に、司も、美作邸に着いて居た。


そして、桜子は、司、つくし、あきら、類に、総二郎の優紀への気持ちについて、話しし始めて居た。
勿論、『他言無用』とのお願いと共に…。


そして、桜子が、話し終えた時…。
あきらが、口火を切った。


「確かに、伝統の継承者には、継承者にしか分からねぇ事情は有るだろうな?
 総二郎も、辛ぇ立場だったって事だろうな。
 総二郎は、今まで、『ちゃらんぽらん総二郎』で、通ってる位ぇ…。
 “如何でも良い‼”って、良く言ってたし…な。
 俺等 F3では、分からねぇ事も有るんだろう…な。
 其れに、総二郎は、何処か?
 殻に閉じ籠っている様な所が有るだろ?
 『ちゃらんぽらん総二郎』を貫いている様で、何もかも諦めているというか?
 俺等 F3にも見せた事のねぇ総二郎が居る様に、俺は、思ってんだけど…な。」


司も、総二郎の事を、誤解していた事を反省するかの様に、話しし始めて居た。


「俺は…よ。
 今まで、総二郎が、一番、楽な立場だって、思ってたんだよな。
 後継者は、“企業を潰す事が出来ねぇ‼”って、立場が在るから…。
 気の休まる気がしねぇだろ?
 まあ、総二郎は、総二郎で、西門流を継承して行く立場として、西門流には歴史が在る
 から…。
 勿論、其処を外せねぇって事も在るとは、思ってたけど…よ。
 “従業員に対する責任みてぇなもんが無いのは良いよな‼”って、思ってたぜ‼」


類は、司の言葉には、否定的だった。


「俺は、総二郎が一番、大変だと思ってたよ。
 女に逃げてる事も、現実逃避だろうと思ってたし…。
 俺等 F3は、お金を動かすというスリルみたいなモノを味わえたりするから…。
 司だったら、“エキサイティングして、企業経営にのめり込むんだろうな‼”と、俺は、
 思ってたし…。
 でも、総二郎は、唯、淡々と、同じ事の繰り返しじゃん。
 歴史が在るからこそ、総二郎は、西門流としての歴史をも、継承しなければ成らないん
 でしょ?
 其処は、総二郎が自由には操れないでしょ‼
 司だったら、飽きて、長続きしないんじゃない?
 総二郎は、茶が好きで、総二郎自身も、茶人として認められてるから、遣って来れたん
 じゃないの?」


桜子は、思っていた。
“花沢さんの分析力は、流石だ‼”と…。


正しく、そうなので在る。


桜子は、はとことして、優紀を見続けて来たのだ‼


優紀は、唯、淡々と、前に有るモノを熟すだけなのだ。


好きじゃ無ければ、長続きしない様な世界なのだ。


総二郎にしてもそうだろうが…。
優紀にしても、元々、お花が好きだから、遣って来れたのだ。


『好きこそ物の上手なれ』とは、良く言ったモノで…。
本当に、優紀は、メキメキと、上達して行ったのだった。


だからこそ、桜子は、現在の優紀の状況を、息苦しく感じて居たのだった。


桜子は、元々、『小悪魔的』要素が在る。
良い意味の『策士的』な所を発揮する女性なのだ。


仲間意識というか?
桜子の周りに居る人間を大切に思う所が在る。


だから、そんな桜子は、桜子自身が大切に思っている人に、危害を加えられれば、敵意剥き出しに成るのだ。


そんな桜子だから…。
優紀の幸せを、自分の事の様に、願って居た。


言うなれば…桜子は。
『優しさ』を持って居るとも、言えるのだろう‼



そして、F3&T2の話し合いは、進んでいた。


其処で、あきらが、言い出した。


「総二郎に、優紀ちゃんと、話す機会を与えて遣ったら、良いんじゃねぇのか?
 例えば…。
 うち(美作邸)でも良いからよ。
 F4&T4で集まってよ…。
 そん時に、総二郎に優紀ちゃんと話しさせて遣ったら、良いんじゃねぇ?」


F2&つくしと桜子は、其れが、一番、警戒されなくて、良いかも知れないと思うのだった。


で、事前に、滋には、桜子から、連絡する事に成って居た。



~~【実は、永林高校に通う滋は、或るパーティーで、つくしと知り合って居た。


   そして、其の後…。
   滋は、つくしから、優紀と桜子を紹介されていたのだった。


   実は、『T4』の呼び名を名付けたのは、滋だったのだ。


   『T4』の呼び名に成った由来は、滋曰く…。


   「つくしを通して、私も、優紀も、桜子も知り合ってるから…。
    『つくし=tukushi』の頭文字の『T』を取って、『F4』みたく…。
    私達も、4人組だから、『T4』…。
    如何…?」


   という訳で…。
   滋を含めて、つくしと優紀と桜子は、仲良く成って行ったのだった。】~~



なので、総二郎と優紀には、警戒されない様に、あきらから、LINEで、集まりの連絡を入れる事に成った。


勿論、あきらから、総二郎には、事前に、此の報告を入れる事に成って居た。


で、総二郎と会うあきらだった。


「総二郎…。
 今度、集まりのLINEを入れるけど…よ。
 うち(美作邸)に、“F4&T4で、集まろうぜ‼”って、言ってたんだわ‼
 だから…よ。
 其の集まりの時に、うち(美作邸)で、優紀ちゃんとじっくり、話ししろや‼」


総二郎は、何処まで、話しが及んでるのか?
不安に成って居た。


「あきら…。
 お前、何処まで知ってんだ?」


だから、あきらは、速攻で、答えていた。


「F3&T3は、全て、知ってるぞ‼」
「はぁ~??」


だから、総二郎は、驚愕したが、観念する事にしたのだった。



そして、数日後には、あきらから、LINEで、知らせが入った。


『〇〇日に、俺とつくしん家(ち)(美作邸)で、集まろうぜ‼
 つくしとT3の女共には、お袋が、甘~いケーキを用意するってよ‼』
『了解(しました。)‼』


で、全員が、了承LINEを返信していた。



そして、あきらとつくし兄妹は、勿論の事…。
F3&T3は、美作邸に集結したのだった。

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