tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Love is the mystery~私を呼ぶの~…<つかつく>  6.




つくしは、クラウンCEOに寄って、クラウンCEOのオフィスに、連れて来られていた。


そして、其の場で、クラウンCEOから、つくしは…。


今まで…。
*何処に居たのか?


*何をして居たのか?


を、訊かれていた。


そして、全ての事を、クラウンCEOに伝えていたつくしだった。


その事を踏まえて、クラウンCEOは、つくしをクラウンCEOの下で、育てる事を提案した。


勿論、クラウンCEOは、重役会議に提示し…。
つくしの件に関して、承認させる必要も在った。


だが、クラウンCEOは、承認させた。
所謂、『強引』と言う形で…。



そして、つくしには、秘書ではなく、企業経営を勉強させる為…。
クラウンCEOは、つくしをクラウンCEO自身に就かせ、自身の後をつくしに継がせ様と考えて居た。


実は、クラウン夫妻には、子供が居なかった。


つくしと知り合って直ぐの高校生の頃のつくしの人間性を知るクラウンCEOは、既に、夫人には、其の当時に、つくしの事を話しして聞かせて居た。


その為、つくしが見付かる様な事が有れば…。
つくしに、クラウン・コーポレーションを継がせたい旨を、クラウンCEOは、夫人に伝えていた。


そして、夫人からは、了承されていた。


だから、クラウンCEOは、つくしをクラウンCEO自身の下で、勉強させていた。


そして、クラウンCEOは、つくしをクラウン邸に招待する様にも成っていた。


そして、つくしは、家族ぐるみの付き合いをして居た。



そんなつくしは、徐々に、頭角を現し始めた。


其れも、経った1年の間の出来事だった。


また、其れと比例して、クラウン・コーポレーションの売り上げ実績と、株価は鰻上りだった。



楓は、此の事実を知ってしまった。


あんなに毛嫌いして居たつくしを認めなくてはいけない日が来るとは思わずに居た楓だった。



一方の司は、NYで学業を熟して居た。
そして、司は、スキップして、3年で大学を卒業した。


そして、MBAを取得していた。


そして、道明寺HDの仕事にも携わる様に成っていた。


だが、司の評判は、良くなかった。


実は、司は、母親から、条件を出されていた。
高校生の頃のつくしが、NYの道明寺邸に来た時…あの場で。


「『牧野つくし』を突き返せば、司を2年で自由にして上げるわ‼」と…。



だが、其の2年が過ぎても、司は、母親から自由にはしてもらえなかった。


其れ処か?
更に、締め付けが酷くなった。


母親から、事有る毎に司が言われる言葉は…。


「貴方は、私(わたくし)の息子で在る前に、道明寺家の跡取りなの。
 くだらない事を言うのは、いい加減、止めなさい‼」


司は、口癖の様に、母親から言われていた。


司は、まるで、楓の所有物の様な、司に対する振る舞いに、嫌気を指していたのだった。


司は、そんな母親と、道明寺HDに反旗を翻し始めた。


事有る毎に、司は、母親に、反発し始めた。


司自身の遣りたい様に、企業経営をし始めたのだ。


要らない企業は切る。


必要と思う企業のみ…。
企業間の付き合いをして居た司だった。


勿論、企業経営者の両親、祖父母、叔父・叔母は、企業経営者の娘、孫娘、姪っ子を司に紹介したがり、“お近付きに…。”と、成れば、“此れ幸い。”と、そんな司に、会わせ様として居た。


だが、司は、そんな事を考える企業経営者の両親、祖父母、叔父・叔母に対して、即座に、企業提携を解除して、其の企業は切って居た。


また、女性自ら、動いた場合も、親や親族の会社を、司は、何食わぬ顔で、切って居た。


なので、中々、司に近付ける企業経営者や女性は居なかった。



そんな司は、道明寺HDの中に於いても、段々、孤立化し始めた。


唯一の理解者は、椿とタマと西田だけだった。


司は、其れで良かった。


また、あの日から、司は、F3とは、会って居なかった。


何故なら、楓が、逢わせ様としなかったからだった。


勿論、司が、今まで、日本で使用していた携帯(iPhone)は、つくしを追い出した時点で、楓は、秘書に解約させていた。


其れに伴い、楓は、司に社用携帯(iPhone)を与えていた。


所謂、プライベート携帯(iPhone)を、楓は、司には、与えて居なかったという事だった。


なので、F3&T2は、司に、連絡する事も儘ならなかった。


という事は、必然的な形で、司は、つくしだけじゃ無く、F3&T2とも、疎遠に成って居た。



また、楓は、楓の気に入った女性を、司に宛がおうとすれば…。
司は、強硬手段に出ていた。


所謂、司は、女性に暴言だけならまだしも、パーティーのパートナーで横に居る女性のドレスの裾を、態と踏み、ドレスがずれ落ち下着が見える状態に成ったり…。


また、パーティーのパートナーで横に居る女性に対して、態と、コケる様に仕向けたり…。


また、勝手にホテルの部屋の入り口まで追い掛けて来た女性には、部屋の入り口の外で本人に服を脱ぐ様に導き、裸のまま外に放置して、部屋には司だけ入る様にしたり…等。


司は、遣りたい放題だった。



なので、楓にも、手に負えない状況に、司は、成り下がっていた。


当初の楓の理想として居た状況から欠け離れていた。


“こんな筈じゃ無かった。”と、思う楓だった。



また、今では、クラウン・コーポレーションとの提携も解消していた。


其の事に寄り、楓は、クラウンCEOとは、逢えずに居た。


実は、司が、クラウンCEOを怒らせてしまって居た。


其れからは、クラウン・コーポレーションとの提携は、一切、無い状態だった。


其れは、3年前からだった。


つくしが、入社する1年程前の出来事だった。


楓は、今に成って、自分自身が仕掛けた行動に後悔を募らせ始めていた。




<此の二次小説『Love is the mystery~私を呼ぶの~…<つかつく>  6.』は、一部
 の言葉に、神尾葉子先生の『花より男子』の花男メンバーのセリフを、勝手に引用させ
 て頂いて折ります。
 勝手致しております事をお詫び申し上げます。
 関係者各位 様、勝手致しております事を、重ねて、お詫び申し上げます。>

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