tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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兄妹物語【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>  20.




あの日…。
そう、司、つくし、あきら、類、桜子が、美作邸にて結集して、総二郎の優紀に対する気持ちについて、桜子が、F3&つくしに話しした日…。


其の日、皆が帰った後…。
つくしは、あきらの部屋に向かって居た。


そして、つくしは、つくしで、思って居る事を兄のあきらに訊く事にして居たのだった。



で、つくしは、あきらの部屋のドアをノックした。


【コンコン】…つくしが、あきらの部屋のドアをノックした音。


「お兄ちゃま…。
 今、良い…?」


幼少期の頃のつくしは、兎も角として…。
イギリスから日本に帰国して帰って来てからのつくしは、滅多に、あきらの部屋に来た事が無いので、あきらは、解せなかったのだが…。


あきらは、了承の言葉をつくしに言って居た。


「ああ、良いぞ‼」


あきらは、自室のドアを開け、つくしを部屋に招き入れた途端…。
つくしに、声を掛けていた。


「如何した…?
 何か、有ったのか?」


“つくしに何か有ったに違いない‼”と、不安に成るあきらを余所に…。
つくしは、飄々と、あきらの自室のソファに座る成り、間髪入れずに、あきらに声を掛けていた。


「うん。
 お兄ちゃまって、もしかして…?
 桜子に気が有るの?」
「………」


あきらは、つくしの突拍子も無い言葉に、驚愕して居た。


普段、鈍感の筈のつくしに見破られて居る事に、更に、驚愕して居たあきらだった。


だから、直ぐには、言葉も出せずに居たあきらだった。


だが、つくしに、何故、バレて居るのかを訊きたく成ったあきらは、つくしに、訊く事にしたのだった。


「つくし…。
 何故、そう思うんだ?」


だから、つくしは、速攻、あきらに答えていた。


「だって、お兄ちゃまの桜子を見る目付きが、私の知らないお兄ちゃまの目付きに成って
 たんだもん。」


あきらは、驚愕して居た。
“兄妹だから、鈍感のつくしでも分かる事なのか?”と…。


で、其の時のあきらは、つくしの言葉に、不安を募らせて居たあきらだったのだ。


“其の時の俺の目付きは、どんな目付きをして居たというのだろうか?”と…。



だから、あきらは、つくしに訊き出して居たのかも知れなかった。


「俺が、“どんな目付きをして居た‼”と、言うんだ?」


つくしは、思い出し乍ら、あきらに返答していた。


「う~ん。
 何て言うのか?
 優しい…目付きと言うのか?
 桜子を見ている目付きが、何か?
 私の知っている『お兄ちゃま』じゃない様な目付きに思えたのよね。」


つくしは、恋愛経験は、『0(ZERO)』だった。


だから、あきらが、男の目付きに成って、桜子を見ているとは、つくしには、思って居なかったのだ。


あきらが、あの時に桜子を見ていた目付きは、艶っぽく、桜子の中に女(性)を感じて居たのだった。


だから、つくしは、勝ち誇った様に、あきらに言って除けていた。


「お兄ちゃま…?
 私が、お兄ちゃまと桜子とのセッティングして差し上げましょうか?」


あきらは、情けなく思っていた。


“俺の妹で在る つくしから、上から目線でモノを言われている俺って…。
 如何、考えても、格好悪ぃだろ‼”と…。


だが、つくしは、本気だった。


兄で在る あきらに、普通の恋愛をして欲しいつくしだったのだ。


つくしは、兄のあきらには、他人(ひと)の妻(もの)を取る様な恋愛じゃ無く、年相応の恋愛をして欲しかったのだ。


だから、つくしは、兄のあきらに、桜子を推して居たのだった。


つくしは、桜子が、兄のあきらの事を如何思うが…。
今のつくしには、其の事を度外視してしまって居たつくしだったのだ。


あきらは、つくしの気持ち等、気付いて居なかったのだが…。
つくしが、『兄思い』だったという事を、初めて知った様な気がして居たあきらだった。


だから、あきらは、言ってしまった言葉かも知れなかった。


「つくし…。
 宜しく頼むな‼」と…。


だからだろう?
つくしも、更に、兄のあきらを応援する気に成って居たのだった。


「うん、分かった‼」


そして、つくしは、つくしの自室に戻ったのだった。



其の後は、総二郎と優紀の展開 と あきらと桜子の展開が、同時進行で行われる事と成ったのだった。


なので、ご満悦のつくしが、其処には、居たのだった。



そして、『F4&T4の集まり』の日が遣って来たのだった。


つくしは、大奮闘するのだった。


何故なら、つくしは、“私が、2CPを結び付けたい‼”と、思っていたからだった。



総二郎と優紀を、二人っきりで、話しさせる様に動いたり…。


また、兄のあきらには、目配せをして、あきらと桜子の二人っきりに成る様に、仕向けていた。


つくしが、仕掛けた行動とは…。


総二郎と優紀が、美作邸に在る『テラス』で…。
あきらと桜子は、美作邸の庭に在る『温室兼東屋』で…。


それぞれが、二人っきりに成る様に、仕掛けるのだった。



流石に、此のつくしの行動は、類にバレて居た。


つくしは、類に喋らされていた。


「つくしちゃん…。
 此の状況を、如何、捉えたら良いのか?
 俺等に教えてくれる?」


だから、つくしは、兄で在る あきらの桜子への想いを、F2&滋に、話しして聞かせていた。


此のつくしの行動に対して、あきらは、観念する事に成るのだった。
所謂、妹のつくしが起こした行動を、“前途多難‼”と、嘆く程に…。

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