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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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兄妹物語【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>  24.




司・総二郎・あきらは、それぞれ、つくし・優紀・桜子と、恋人同士として、付き合う様に成った。


そして、F4は、3月に英徳高校を卒業した。
そして、F4は、4月に成り、英徳大学に進学した。


司・総二郎・あきらのそれぞれの彼女で在る つくし・優紀・桜子は、勿論、高校生のままだった。


で、F3の司・総二郎・あきらは、英徳学園のカフェテリア内に在る F4ラウンジに毎日、出没して居た。


だが、大学に進学したF4は、家業で在る それぞれの企業の後継者として、家業に携わる様に成って居た。


司は、道明寺HDを…。


類は、花沢物産を…。


あきらは、美作商事を…。


総二郎は、西門流 次期家元として…。


そして、永林大学に進学した滋も、F4と同様に家業で在る 大河原グループを…。


それぞれ、携わり始めて居た。


なので、司・総二郎・あきらは、それぞれの彼女で在る つくし・優紀・桜子と、会えない日々が続く様に成って来た。


ましてや、未だ、高校生で在る つくしも、美作兄妹の父親で在る たかしの命令で、英徳高校が、長期休暇に入ると、美作商事に関わって居た。


また、高校3年生に成ってからは、寄り一層、優紀も、花咲流 次期家元として、稽古に時間を費やしていた。


だから、桜子のみ…。
時間に余裕が有った。



そんな事から、折角、恋人に成れたのに…。
司・総二郎・あきらは、それぞれの彼女で在る つくし・優紀・桜子と、寄り一層、会えなく成って居た。


司は、打ち合わせと評して、長期休暇に入っていたつくしに会う為に、美作商事に出向こうとして居た。


其の事で、道明寺HD 会長・社長で在る 保・楓より、司の教育係として、司の秘書に任命された西田は、困惑していた。


だが、楓にとっては、司とつくしが、恋人同士として、付き合い始めた事を、歓迎していた。


また、其の事は、美作兄妹の母親で在る 夢子とて、同じ事だった。


其れに準じて、司の父親で在る 保…。
そして、つくしの父親で在る たかしも、喜んで居たのだった。


だから、敢えて、司に、何も言おうとしない道明寺HD 会長・社長で在る 保・楓だった。


だが、此の事に、更に、驚愕さを滲ませていたのは、他でもない西田だった。



西田は、思っていた。


“会長・社長は、私の苦労(?)
 否、苦悩は、お分かり頂けて居ないのでしょうか?”と…。


いつも、冷静な筈の西田は、上司で在る筈の道明寺HD 会長・社長の保・楓に、心の中とはいえ…。
悪態を突く程だった。


其れ程までに、司の父親・母親で在る 保・楓は、司とつくしが、恋人同士と成った事を、歓迎して居たのだった。



また、総二郎は、優紀を支えて遣りたかったのだが…。


総二郎は、優紀との時間が合わず、優紀と、中々、会う事が出来ずに居た。
総二郎は、優紀から、毎日、TEL or LINE で、話しを聞いて遣る事しか出来ずに居たのだった。


優紀は、其れでも、嬉しかったのだが…。
総二郎は、優紀と会えない事を不服に思っていた。


そんな総二郎の行動を不審に思っていた使用人頭のかよが、其の事を家元夫人に伝えていた。


使用人頭のかよも、総二郎が、誰とお付き合いをして居るかまでは分からず…。
唯、総二郎の自室から、漏れ聞こえて来る総二郎の声に…。


何やら、“今までの(総二郎)坊っちゃんでは無い。”と…認識して居たのだった。


だからなのだろうか?
使用人頭のかよが、家元夫人に伝えていた言葉にも、張りの在る声だった事は、言うまでも無い。


「総二郎坊っちゃんが、毎日、女性とお電話でお話しされて居る声が、総二郎坊っちゃん
 のお部屋から漏れ聞こえて来るのですが…。
 其の総二郎坊っちゃんのお声が弾んでいらっしゃって、其れまでのお付き合いをされて
 いた女性の方とのお話しされている総二郎坊っちゃんのお声のトーンが、私には、違っ
 て居る様に感じました。
 今までは、低めで、格好を付けた様なお話し振りでございましたが…。
 ここ最近のお話し振りは…。
 総二郎坊っちゃんには珍しく、甘えた様な、声のトーンは、今までよりは高めのお声で
 ございました。
 総二郎坊っちゃんが、お電話にて其の女性に呼んでいらっしゃったお名前は、『優紀』
 様と、お呼びに成っていらっしゃった様に思いますが…。」


立ち聞きとは言え…。
使用人頭のかよのファインプレーに寄り、家元夫人には、総二郎が付き合って居るだろう女性の事が分かったのだった。


実は、家元夫人は、『優紀』という名前だけで、ピンっと来ていた。


“もしや、花咲流 家元のお孫さんの『優紀』さんではないかしら…?
 だとすれば、此方(西門家)にとっても、悪いお話しじゃないわ‼”と…。


だから、家元夫人は、使用人頭のかよに言って居たのかも知れなかった。


かよさん…。
 教えて下さって、有難う。」
「いえいえ、お役に立てて、宜しゅうございました。」


かよは、満足そうな顔をして家元夫人に答えていた。
何故なら、かよも、家元夫人と同じ事を考えて居たのだから…。


そして、此の事は、家元夫人から、家元に伝わったのだった。


「家元…。
 “もしかしたら…。”と、言う言葉は、前置きして於きますが…。
 かよさんが、申しますのには、総二郎の交際しているお相手の女性は、花咲流 家元の
 お孫さんの『優紀』さんかも知れませんわ。」と…。


そして、家元夫人は、更に、家元に話しして居たのだった。


「もし、此の事が、本当の事なら、私(わたくし)から、花咲流 家元に、お話しして
 も、宜しかったかしら?」


家元も、その方が良いだろうと判断したのか?
家元夫人に伝えて居た。


「其の様に、話しを進めて於いてくれ賜え‼」と…。


両親のそんな会話の件に関しては、未だ、総二郎は、知らされて居なかったのだった。

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