tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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兄妹物語【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>  29.




結局、つくしと優紀と桜子の話しは、彼氏自慢に成って居た事は、言うまでも無なかった。


其のつくしと優紀と桜子の会話を、物陰から聞いて居た者が居た。



勿論、物陰から、聞いて居たのは、F3だった。


所謂、つくしと優紀と桜子の彼氏…。
司と総二郎とあきらだったのだ。



つくしと優紀と桜子の彼氏自慢の話しには、司と総二郎とあきらにとって、ツボだった事は、言うまでも無い。


だが、つくしと優紀と桜子の彼氏自慢の話しに寄って、総二郎と優紀の付き合いが…。
そして、あきらと桜子の付き合いが…。
司にバレたので在った。


だから、“類にバレる事は、時間の問題か?”と、総二郎とあきらは、思って居たのだった。


そして、司とつくし・総二郎と優紀・あきらと桜子のそれぞれの付き合いを、未だ、知らない滋は、其の事を知った時に騒ぎ出す事も、言うまでも無いだろう。



総二郎とあきらだけじゃ無く、其の後に、其の話しの内容を、総二郎とあきらから聞かされた優紀と桜子も、“前途多難‼”と、思うのだった。



だが、先ずは、目の前の司と向き合う総二郎とあきらだった。


総二郎は、既に、つくしにバレて居る事は、あきらに寄って、聞かされていた。


だが、司にバレた事は、総二郎とあきらにとっては、想定外だった。



で、其の後、F4ラウンジを離れたF3は、司から訊かれていた。


「お前等、何時の間に付き合い出したんだ⁉」


あきらが、代表で、司に話しして居た。


「うち(美作邸)で、総二郎は優紀ちゃんと…。
 俺は桜子と、それぞれ、二人っきりで、話ししてた事が有ったろ?
 あの後から…だ。」


総二郎も、頷いて居た。


だが、あきらは、つくしから聞かされては居ない事が有ったのだ。


司に寄って、あきらは、司とつくしの付き合いの件を知ってしまった事で、つくしからも、司との付き合いに関しては、聞かされて居たのだ。


“司と私(つくし)は、付き合い始めたから…‼”と…。


だが、つくしから聞いて居ない話しの内容から、あきらの解せない気持ちを、司が、知ってか? or 知らずか?
総二郎とあきらが、知らなかった話しの内容を、司から、教えられていた。


「って事は…?
 俺とつくしが、付き合い出した頃と、同時期か?」
「そうだろうな‼
 俺も、司から聞かされた後に、つくしから、何時からとは知らなかったが、付き合い出
 した事は聞いてたわ‼
 けど、司とつくしが付き合い出した経緯は、俺は、つくしから訊いてねぇんだけど…
 な?
 司…。
 司とつくしの付き合い出した経緯は…?」


司とつくしは、『許嫁』で在る事は、道明寺家にとっても、美作家にとっても、周知の処…。


だが、つくしの兄として、知って於きたいあきらだったのだ‼


なので、司は、話しし始めた。


「お前等が、それぞれ二人っきりで話しして居た日と同じ日に…。
 俺は、つくしを中庭に連れて行って、俺の気持ちをつくしに伝えた。
 俺とつくしは、何れにしても、『許嫁』だ。
 お互いの両親が決めた話しでも、俺としては、お互いの両親が決めた『許嫁』での結婚
 では無く、つくしとは、恋愛してからの『恋愛結婚』をしてぇんだよ‼
 だから、俺は、つくしに、“好きだ‼”って、はっきり言った。
 で、つくしも、了承してくれた。」
「そうか…。
 其れは、良かったよ‼」


つくしの兄で在る あきらにとっては、少し、寂しい気もして居た。


あきらは、妹で在る つくしが、司に嫁ぐ日に、気持ちは、馳せてしまって居た。


少し、『センチ』に成ってしまったあきらだった。


あきらにとっては、日頃、可愛げの無い妹のつくしなのだが…。
あきらに時折見せる、妹としてのつくしの顔を知っているあきらだったのだから…。


だからだろうか?
司への返答の言葉は、言葉少なめなあきらだった。



で、総二郎とあきらの考えて居る事を、代表の様に、総二郎から、司に言って除けていた。


「まだ、俺等の付き合いは、類には、伏せて於こうぜ‼
 其れと、滋にも、まだ、内緒にして於こうぜ‼」


だが、総二郎とあきらは、司から、聞捨て成らない言葉を聞かされるのだった。


「そりゃあ、無理だろ?
 あの日…。
 総二郎と松岡…。
 あきらと三条…。
 それぞれが、別室に向かって、二人っきりで話しして居る内容の事は…。
 つくしが、俺と類と滋に、白状してたぞ‼
 其れに、俺がつくしを誘って、中庭に向かって居た事も…。
 類も、滋も知ってるし…よ。」
「「はぁ~??
  マジか?」」


あきらは、兄貴として、つくしには、“いい加減にしろよ‼”と、叫びたい心境だった。


勿論、あきらは、総二郎からも、あきらの顔を凝視されて居た事は、言うまでも無かった。


つくしの勝手な行動には、あきらは、つくしの兄貴として、堪ったもんじゃなかった。


だからだろう。
あきらは、総二郎の方を向いて、あきらの顔の前に手を合わせて、謝って居た。


つくしの兄貴として、妹の償いは、兄で在る あきらが、後始末する。


何処の『兄弟姉妹』にも、言える事かも知れなかった。


『兄弟姉妹』の中で、年長者に生まれた因縁の様なモノだろう。


あきらは、溜息しか出なかった。
“はぁ~。”と…。



そして、其の後、類からは、訊かれていた。


「司にしても、総二郎にしても、あきらにしても…。
 付き合い出したんだったら、言ってくれてもいいんじゃないの?
 薄情だよね‼」
「「「すまん‼」」」


此れしか言えない司&総二郎&あきらだった。



また、司とつくし…。
総二郎と優紀…。
そして、あきらと桜子…。


それぞれが、付き合い出した事を知った滋は、T3を呼び出して居た。


そして、滋に伝えてくれなかった事を怒って居る様子だった。


「如何して、言ってくれなかったのよ?」
「「「ごめん(なさい)‼」」」


T3も、此れしか言い様が無かった。

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