イケナイ冬【イケナイ夏】…<総優> 続編 ⑤
<此の二次小説『イケナイ冬【イケナイ夏】…<総優> 続編 ⑤』は、一部の言葉
に、不快に成るやも知れない言葉が入っております。
お詫びします。>
<優紀side>
其れから、半年が経った頃…。
総二郎さんのお誕生日で在る 12月3日が、近付いて来た。
総二郎さんと私にとっては、お付き合いする様に成って、初めての総二郎さんのお誕生日だった。
だから、“記念に残る様なお誕生日のプレゼントを…。”と、思っていたが、何も、思い浮かばなかった。
何故なら、総二郎さんは、何でも持っているし、持っていない物等無い様な気さえしていたからだった。
だから、つくしに相談して視た。
同じ立場のつくしなら、こういう思いは、経験して居ると思っての事だった。
「つくし…。
相談が有るんだけど…?」
“じゃあ、久し振りだし…さぁ~。
T4で会う?”
「うん、そうだね。」
そして、久し振りのT4女子会をする事に成った。
勿論、私は、総二郎さんとお義母様には、お許しを頂いて居た。
総二郎さんからは、言われていた。
「帰り、迎えに行くから…。
必ず、連絡して来い‼」と…。
そして、お義母様からは、仰って頂けた。
「楽しんでいらっしゃい。」と…。
なので、私は、T4女子会の場に出席していた。
そして、私は、つくしから、声を掛けられていた。
「優紀…。
相談って、何…?」
私は、T3に相談していた。
「うん。
もう直ぐ、総二郎さんのお誕生日なのよね。
でも、どんなプレゼントが、良いのか?
全く、分からないの。
だって、何でも持ってるし…。
つくしは、いつも、“どうしてるのかな?”って、思って…。」
つくしは、吃驚した様に、目を見開いて、答えて来た。
「えっ??
私…?
ああ、そうだな⁉
実は…ね。
司と私が、まだ、高校生だった頃の司への初めての『Birthday present』と言うのが…
ね。
司の『顔型クッキー』だったんだよ。
で、司が、NYから、帰国して帰って来てからは、毎年の司の『Birthday present』は、
司の『顔型クッキー』に成ったんだ‼
唯…ね。
司が、NYに言っている間は…ね。
その当時のバイト代で、買える範囲内だったから、大した物は、送れなかったんだけ
ど…ね。
万年筆とか、ネクタイとか…だったかな?
“仕事で、使用出来る様に…。”と、考えて送っていた様な気がするよ‼
だから、私の話しは、参考に成らないんじゃないの?」
私は、小さな溜息しか出て来なかった。
「はぁ~⤵。
そうだよね。
如何しようかな?」
其処に、桜子さんから、話しが為されていた。
「だったら…。
西門さんに、甘えて視たら如何ですか?」
私は、驚愕だった。
桜子さんが言って居る意味も分かって居ないという事も事実だったけど…。
「えっ??
其れって、如何いう意味…?」
桜子さんは、ニヤッと、笑って、私を見ていた。
「だって…。
聞いてますよ‼
優紀さん…。
先日のあきらさんが出席していた『party』の時に、西門さんと、出席して居たんです
よね?
其の時…見えたらしいですよ。
優紀さんの首筋の赤い痕…。」
「………」
私は、驚愕で、何も言えずに居た。
私の心の中では、叫んでいたけど…。
“まさか…?”と…。
で、滋さんからは、茶化されていた。
「だったら…。
優紀…。
何だったら、ニッシーの目の前に、『ベビードール』を着たまま、立って上げたら…?
喜ぶんじゃない?」
「………」
私は、何も、言い返せなかった。
唯、一言、やっと、言い返せた。
「『ベビードール』は、持って居ないし…。」
桜子さんは、悪戯っ子の様に、楽しそうに、私に言って来た。
「何だったら、私が、選んで差し上げましょうか?」
私が、軽く断ろうとすると…。
「其れは…?」
つくしが言葉を被せる様に言って来た。
「こう言う事は、F4の彼女で在る以上…。
登竜門らしいよ‼」
「えっ??」
私は、つくしの言葉に、『驚愕』以外の言葉が有るとする成らば、教えて欲しいと思う程だった。
<此の二次小説『イケナイ冬【イケナイ夏】…<総優> 続編 ⑤』は、短めに成って
おります。
お詫びします。>