tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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成人式party【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>  番外編③




つくしは、大学の講義終了後、ランチを摂る為…。
F4ラウンジに来ていた。


其処で、先に、講義が終了して、F4ラウンジに着いて居た優紀と桜子と、話ししていた。



先ずは、桜子から、つくしに訊いて来た。


「先輩…。
 昨日は、何か有ったんですか?」


つくしは、呆気に取られていた。


昨日と言えば…。
美作兄妹の母親で在る 夢子に連れられて、呉服屋に行って居た。


其の後、美作邸に帰って来た夢子とつくしは、母娘(おやこ)喧嘩が、勃発して居たのだ。


だが、何故、其の事を桜子から、訊かれて居るのか?
つくしには、訳が分からなかったのだ。


だから、桜子の突然の質問に、つくしの顔は、驚愕顔が崩れなかったのだ。
だから、言葉にも出ていた。


「へっ??」


だが、桜子は、そんなつくしの様子に、呆れて、言葉を投げ掛けていた。


「昨日、あきらさんを呼び出されたでしょ?
 私…。
 実は、先輩が、あきらさんに連絡を入れてらっしゃった時の昨日も、丁度、あきらさん
 とご一緒だったんです。」


其処まで、桜子から聞いたつくしは、やっと、思い出して居た。
昨日のつくしは、あきらを強引に、(美作)邸に帰って来る様に、伝えて居た事を…。


だから、つくしは、桜子に、昨日の出来事の訳を伝えていた。


「ああ、思い出した。
 私が、お兄ちゃまを、(美作)邸に帰って来る様に、呼び出したんだよね。
 其の事を、興奮して居て、すっかり、忘れてたのよね。」


桜子は、そんなつくしに対して、苦笑いしか無かった。



実は、昨日のつくしは、美作兄妹の母親で在る 夢子に対して、怒りで、興奮状態に在った。
そして、其の勢いのまま、あきらにTELして居たのだ。


「お兄ちゃま…。
 今直ぐ、(美作)邸に帰って来て‼
 ママったら、酷過ぎて、話しに成んないのよ‼
 また、自分勝手な事を起こしたのよ‼」


あきらも、一応は、抵抗していた。


“はぁ~??
 今は、無理だな‼
 自分で、何とかしろよ‼”


けれど、つくしは、引かなかった。


「お兄ちゃま、取り敢えず、帰って来て‼」


だから、其の後のあきらと桜子は…。
桜子を三条邸に送った後、あきらは、美作邸に戻って居た。



だから、桜子は、そんなつくしに対して、“あきらさんとのデートを邪魔されたというのに…。”と、苦笑するしか無かったのだ。


だから、桜子は、つくしに訊く権利が在ると認識していた。


「で、何が有ったんですか?」


だから、つくしは、ランチを食べ乍ら、桜子に伝えていた。


「実は…ね。
 昨日、ママに誘われて、呉服屋に行って居たの。
 其処には、優紀も、優紀のママに連れられて来て居たの。
 来年の成人式は、私と優紀の年だからね。
 だからって…ね。
 ママは、私に『サプライズ』とでも言いた気に…。
 呉服屋に、行って視れば…。
 既に、振袖のデザインが済んだ状態で、染も仕上がった状態で、仮縫いが出来上がっ
 て居たのよ。
 で、其の仮縫い状態の振袖の袖を通して、着付けてもらったのよ。
 其処までは良いとして…。」


其処まで、一気に話しして居たつくしは、優紀の方を向いた。


「優紀は、喜んで居たわよね?」


優紀は、満面の笑みで、頷いて居た。


「うん。
 私は、あの振袖は、気に入ったし…。
 其れに、お母さんだけじゃ無く、家元夫人も、ご一緒に、選んで下さったらしいか
 ら、嬉しかったし…。
 其れに、無下には、出来ないでしょ‼」


だが、つくしは、不満だった。


「私は、此の事を、事前に聞かされていた訳じゃ無いし…。
 私の意見も、好みも関係無し…っていうママの態度が気に入らないのよね。
 しかも、“サイズは、何処で測ったのよ?”って、ママに訊けば…。
 “春頃に測ったでしょ‼”って、言われたのよ。
 サイズを測った事は、思い出したけど…。
 其の時に、ママからは、理由は、訊いて居なかったのよね。
 だから、ママに、“其れって、私を騙したって、事でしょ⁉”って、言ったら、喧嘩に成
 っちゃって…。
 で、興奮してたから…。
 お兄ちゃまを呼び出した事を、すっかり、忘れてたのよね。」


で、桜子は、肝心な事をつくしに訊いて居た。


「で、先輩は、其の振袖を気に入らなかったんですか?」


つくしは、言い難そうに、返答していた。


「気に入ったわよ。
 道明寺の楓おば様が、ママと一緒に、デザインしてくれたから…。
 ママ一人だったら、どんな『Lovely』な振袖に成って居るか?
 分からなかったんだもの。」


桜子は、“じゃあ、良いんじゃ無いですか?”と、言いた気だった。


だが、“先輩(つくし)は、其処が不満じゃ無いのだろう。”と、桜子は、認識していた。


なので、桜子は、つくしに訊いて居た。


「じゃあ、先輩は、何が、不満、何ですか?」


つくしは、間髪入れずに、答えていた。


「事前に、ママが、私の意見や好みを訊いてくれなかった事…。」
「成程…。」


桜子は、つくしの話しを聞いて、納得していた。


“そう言う事か?”と…。

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