tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

PVアクセスランキング にほんブログ村

成人式【あの笑顔を見せて】…<つかつく>  続編③




祝 成人式!!
成人式を迎えられた新成人の皆様…。
おめでとうございます!




司の気持ちを理解して了承したあきらは、桜子に伝えて、つくしが、成人式は如何するのか?
確認させていた。


そして、優紀から、現在、つくしの置かれている現状を訊き出した桜子は、あきらに、つくしの現状を伝えていた。


「先輩は、来年の自身の成人式には、出席する気は無い様ですね。」
「何故だ⁉」
「振袖を用意出来ないという事が、最大の理由だそうですが…。
 多分、先輩のご両親への気遣いじゃないでしょうか?」
「成程…な。」


其の話しを桜子から聞き付けたあきらは、即、司に、報告の為の連絡をしていた。



そして、桜子は、司の記憶が戻って居るとは、思って居らず…。


また、桜子は、まさか、あきらから、現在のつくしが置かれている状況を訊き出していた司が、つくしの為に、成人式の日に出席する為の振袖を送って居るとは、予もや思っても居なかったのだ。


なので、つくしの思いを優紀から聞いたりした事で、桜子は、滋と相談を始めていた。


「滋さん…。
 先輩が、自身の成人式に、“出席しない。”って、言ってるそう何です。」
「えっ??
 何で…?」
「優紀さんに寄ると、振袖が用意出来ないから…らしいんですけど…。」


滋は、納得して居た様子だった。


「そうか?
 つくしのパパさんもママさんも、つくしの成人式の振袖にまで、気が回って居ないんじ
 ゃない?」


桜子も、滋の意見に賛同していた。


「多分、そうだと思うんですよね?
 だから…。
 私達で、先輩に、何とかして上げたいんです。
 で、序でに、私達も、先輩と優紀さんと一緒に、出席したら…。
 如何かと思って…。」


滋は、楽しみが出来たと言わんばかりに…。
燥ぎ出した。


「其れ…。
 名案じゃん‼
 流石、桜子…。
 そうしよう‼」


興奮状態の滋に、桜子は、呆れていた。


「滋さん、燥ぎ過ぎですから…。」



そして、桜子は、滋と共に…。
つくしに逢いに行く事にして居た。
つくしからの疎遠後、『初めて』…の事だった。



そして、つくしは、司の記憶が戻って居る事も知らず…。
また、タマが持って来た振袖が、司からの『贈り物』だとは思いも寄らず…。


つくしは、疎遠後、久し振りに逢った滋と桜子に、伝えて居た。


先ずは、滋と桜子に、不義理をして居た事を詫びて居た。


「滋さん…。
 桜子…。
 久し振りだったね。
 今まで、ごめんね‼」


滋と桜子は、頭を横に振り乍ら…。
滋と桜子の二人で、つくしを抱き締めて、暫し、涙を流し合って居た。


滋と桜子にして視れば…。
つくしの気持ちは、分かって居るので、不義理をされて居た感覚は無かった。
唯、寂しさは募って居たのだが…。


で、桜子は、唐突に、つくしに名案だとばかりに、話しし始めていた。


「先輩…。
 もう直ぐしたら、先輩と優紀さんは、成人式を迎えられるんですよね。
 其処で…何ですが。
 滋さんと私からのお祝いとして、今から、振袖を見に行こうと思って居るんです。
 先輩…。
 滋さんと私と一緒に、今から、行きますよね‼」


だが、つくしから聞けた言葉に、滋と桜子は、驚愕して居た。


「此の間…ね。
 タマさんが、うち(つくしと進の住んでいるアパート)に来てくれてね。
 椿お姉さんが、“振袖を用意して下さって居る。”って、持って来て下さったの。
 だから、成人式の当日は、道明寺邸で、お支度をして下さるそう何だ‼
 椿お姉様の言付けらしくて…。」


で、滋は、其の振袖を見てみたい気がして、つくしに訊いて来た。


「で、其の振袖は、何処に有るの?」
「タマさんにお願いして、道明寺邸で、預かってもらってるの。
 私では、保存方法も分からないし…。
 此処(つくしと進の住んでいるアパート)には、振袖の置いて於く場所も無いでしょ。
 だから…。
 此処(つくしと進の住んでいるアパート)には、今は、無いんだ‼」


滋と桜子は、残念そうだった。


だが、滋と桜子は、つくしと優紀の成人式の当日は、会う事を提案するつもりで居た。


だから、滋から、口火が切られていた。


「じゃあさぁ~。
 つくしと優紀の成人式の当日は、会おうよ‼
 私と桜子も、振袖を着て行くから…さ。」


つくしは、不思議だった。


何故なら…。
“滋の成人式は、今年に終わって居る筈だし…。
 桜子の成人式は、再来年の筈…。”と…。


だから、つくしは、訊き出して居たのかも知れなかった。


「えっ??
 でも、滋さんの成人式は、今年に終わって居るよね?
 其れに、桜子の成人式は、再来年の筈でしょ?」


滋と桜子は、同じ理由で、滋は、出席して居なかった。
桜子も、当然、自身の成人式には、出席するつもりも無かった。


だから、滋は、つくしに理由を伝えていた。


「私は、今年の成人式に出席して居ないんだ‼
 つくしと優紀と桜子が、其の場には居なかったし…。
 一人で出席しても、楽しい事、何て…無いでしょ。」


桜子も、滋の話しに、賛同して居た。


「私も、滋さんと同じ理由で、私自身の成人式に出席する気は無いですよ‼」


其処で、滋が、つくしに賛同を求める様に、話しし始めて居た。


「だから…ね。
 私と桜子も一緒に、つくしと優紀の成人式に出席するわよ。
 で…ね。
 此れを機会に、また、T4女子会を復活させ様よ‼
 良いでしょ?
 ね、つくし…?」
「うん。」


つくしは、思っていた。


“T4の復活は、私も、嬉しいかも…。”と…。


だから、つくしは、滋と桜子に、頷いて魅せていた。



そして、其の場で、つくしから、優紀には、T4の復活の連絡を入れていた。


優紀も、喜んで居た。


密かに、優紀は、つくしの近況を報告する為…。
滋と桜子とは、繋がって居た。


優紀は思っていた。


“此れで、つくしに内緒にしたまま、滋さんと桜子さんとも、繋がらなくても良いん
 だ‼”と…。


ホッとして居た優紀が居た事は、事実だった。



そして、つくしは、滋と桜子とは、成人式の当日の待ち合わせの話しへと、話題が変わっていた。

×

非ログインユーザーとして返信する