tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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成人式party【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>  番外編④




祝 成人式!!
成人式を迎えられた新成人の皆様…。
おめでとうございます!




一方のあきらは…。


あきら自身の妹(つくし)の事とは言え…。
桜子とのデートを邪魔された事を、司に訴えていた。


「司…。
 昨日の夜、我が家(美作家)は、大変だったんだぞ‼」


現在は、幾ら、つくしが司の彼女だと言っても、司は、美作家の事にも拘わらず、飛び火がこっちに来て居る事を怪訝に思って居た。


だが、あきらに、訊き出して居た司だった。


“もしかすると、つくしに何か、有ったかも知れない。”と、思う司だったのだ。


「何が、有ったんだよ?」


あきらは、昨夜に、美作家で起こった事を話ししていた。


其の上で、あきらは、司に、悪態を突いて居た。


「司の母ちゃんと、うち(美作兄妹)のお袋が、つくしに黙って、振袖を仕立てたらし
 い。 
 デザインも、司の母ちゃんと、うち(美作兄妹)のお袋とで、相談して居たらしい。
 其の事で、昨日の夜に、お袋とつくしが、母娘(おやこ)喧嘩を始めてよ。
 俺が、巻き込まれたんだぞ‼
 つくしから、“(美作)邸に帰って来い‼”って、呼び戻されて…よ。
 其れも、桜子とのデートの最中に…だぞ‼」


類は、部外者では在るのだが…。
クスクス、笑い出した。


「あきら…。
 ご愁傷様…。」と、言い乍ら…。


で、総二郎は、振袖の件は、優紀から聞いて知っていたので、あきらに話しし始めていた。


「あぁ~。
 其の件は、俺も、優紀から、訊いて知ってるわ。
 うちのお袋が、西門家御用達の呉服屋を紹介したって、話しだよな。
 けど、優紀は、其の振袖を気に入ったらしく、喜んで居たけど…な。」


あきらも、総二郎には、伝えていた。


「否、結局は、つくしも、其の振袖を気に入ったらしいんだ。
 司の母ちゃんが、殆どをデザインしてくれたらしくてよ。
 つくし好みに仕立てられて居たらしいんだ‼
 けど、つくしは、お袋が、事前に、何も訊いてくれなかった事を怒ってるらしいんだよ
 な。
 まあ、お袋一人で、選んで居たら、間違い無く、『Lovely』な振袖にされただろうか
 ら…。
 つくしが、言いたい気持ちも分かるんだけど…な。
 俺が、言いたいのは、“何故、昨日の夜、つくしは、司も呼ばなかったのか?”って事だ
 よ‼
 なんせ、司の母ちゃんも、拘ってんだから…よ。」


其処は、司も、不満気だった。


「ああ、最もだ‼
 つくしが、俺を呼ばなかった事は、不満しかねぇな。」


だが、後日、司は、鬱憤を晴らすかの様に、つくしに、訊いて居た言葉さえも、つくしに、跳ね除けられて居た。


「何故、俺も、(美作)邸に、呼び出さなかったんだよ?」


其処で、司は、つくしから言われていた。


「此の件は、美作家で起こった事なの‼
 司には、関係無いでしょ⁉
 だから、お兄ちゃまを呼び戻したのよ。
 お兄ちゃまは、美作家の長男だから…ね。」


司は、“確かに、美作家で起こった事には違いねぇ。”と、納得出来た。


しかし、つくしから、そう言われてしまえば…。
司は、寂しさが募って居た。


将来、司とつくしは、結婚する事が決まって居るので、“全くの他人って訳じゃねぇだろ⁉”と…。
其れに、現在の司とつくしは、恋人同士と呼べる間柄なのだから…不満だった事は言うまでも無い司だった。



其の後…。
つくしと優紀の振袖は、秋頃には、仕立て上がって居た。


そして、試しに、つくしと優紀は、仕立て上がって居た振袖を着付けてもらって、確認していた。


其の後のつくしと優紀は、1月の成人式の日を迎えるだけに成って居た。



そして、あの美作家での夢子とつくしの母娘(おやこ)喧嘩も、“何だったのか?”と、誰もが思う位…。
振袖が、仕立て上がり、試しに着付けてもらった事で、つくしは、すっかり、忘れてしまって居た。



そして、成人式の日を迎えて居たつくしと優紀だった。



其の日の美作家だけで無く、松岡家も、早朝から、大忙しだった。


美作家では、何時も、お世話に成って居るヘアメイクさんと着付け師が、美作邸に泊まり込みで、早朝から、つくしの支度を仕上げていた。


司は、つくしの支度が整う前に、美作邸に現れていた。


つくしをエスコートする為だった。


で、あきらにしたら、司に朝から起こされる事は、実証済な事なので、或る程度の時間には、起きていた。


で、案の定、まだ、つくしのお支度が仕上がって居ないと言う事で、司は、あきらの自室に入って居た。


あきらは、“起きて居て、正解‼”と、思って居た。


で、司は、支度を終えたつくしの可愛らしさに、何も言えない状況に成り…。
あれ以来、あれ程、つくしに素っ気ない態度を取られて、司は、不貞腐れ続けていた筈だったのに…。
司の不貞腐れて居た気持ちは、一気に、吹っ飛んでいた。


司は、初めて、自身の母親で在る 楓の仕事振りを評価していた。


“ババアも、遣るじゃねぇか⁉”と…。



また、総二郎も、松岡家に優紀をエスコートする為、迎えに行って居た。


総二郎も、また、司同様…。


優紀の妖艶たっぷりの振袖姿に…。
ご満悦だった。


今日の総二郎は、スーツだった。


優紀が振袖なので、総二郎自身も、“着物(袴)にしようか?”と、思って居たのだが…。
此の優紀の振袖姿を観て、“スーツにして良かった‼”と、思った程だった。


其れ程までに、優紀が綺麗に変身して居たのだった。



実は、英徳大学では、毎年、20歳の学生の為…に。
英徳学園内に在る 『party』会場にて、『成人式party』を開催して居た。


昨年度の成人式は、F4だったのだが…。
F4は、英徳学園の『成人式party』には、参加し無かった。


「かったるい。」と、言う事が、F4の最大の理由の一つだった。


だから、昨年度の英徳大学の成人式の参加者達(特に、女子学生達)は、がっかりだったのだ。



其れが、今年は、つくしと優紀の彼氏で在る 司と総二郎は、勿論の事…。
つくしの兄で在る あきらも、“『成人式party』に、現れるのでは無いか?”と…。
真しやか…。
英徳学園内は、密かに、期待されていた。



そして、司にエスコートされて居るつくし…。


総二郎にエスコートされて居る優紀…。


そして、“何故…?”と、誰もが、不思議がるで在ろう事だったのだが…。


勿論、此れには、英徳学園側も、??の様子だった。


其れは、何故か?
振袖姿で現れた桜子が、あきらにエスコートされて居るのだ。


其れと、付き添いで現れた類…も、F3&T2の傍に居た。


と言う事で、F4&T3は、英徳学園内に在る 『party』会場に、現れたのだった。



此の面々の登場に、女子学生からは、煩い程の悲鳴が聞こえて来た。


「きゃ~、きゃ~。」と…。


また、男子学生からは、つくし・優紀・桜子への感嘆の溜息が聞こえて来た。


「はぁ~。」と…。


また、女子学生からは、つくし・優紀・桜子への羨ましさに、嫉妬する様な目を向けられていた。


英徳学園側も、収拾が付かない程だった。



そんな英徳大学…始まって以来の騒々しさの中…。
如何にかこうにか…。
英徳大学の『成人式party』は、終了したのだった。



そして、其の後のF4&T3は…。
滋も、メープルのラウンジのVIPルームに合流して、F4&T4の『party』の席と成って居た。




<此の二次小説『成人式party【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>  番外編④』 
 は、かなり、長々と成っております事をお詫び申し上げます。
 また、お詫び文の掲載が無い時間帯も有りました。
 既に、ご覧下さって居ります全ての読者様がお出で下さいました成らば、お詫び申し上
 げます。
                     お詫び掲載日…2020.1.13 2:52>

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