成人式party【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP> 番外編⑤
其の後のF4&T3は…。
滋も、メープルのラウンジのVIPルームに合流して、F4&T4の『party』の席と成って居た。
所謂、つくしと優紀の『新成人のお祝いparty』の席と成って居た。
先ずは、乾杯の音頭を取ったのは…。
やはり、つくしの兄で在る あきらだった。
「じゃあ、皆、グラスは持ったか?
乾杯~‼」
そして、つくしと優紀は、お礼を言って居た。
「皆…。
有難う‼」
「皆さん…。
有難う御座います。」
で、F4は、F4で纏まって…。
T4は、T4で纏まって…。
ソファーに座って、それぞれ、(纏まって)喋って居た。
で、T4の話しの内容は…。
T3が疑問に思って居るで在ろう、成人式を迎えた訳でも無い桜子が、何故、振袖を着付けて居るのか?
そして、T2(所謂、つくしと優紀)が疑問に思って居るで在ろう、成人式を迎えた訳でも無い桜子は、何故、あきらのエスコートに寄り、英徳大学の『成人式party』に出席して居るのか?
と言う話しに成って居た。
先ず、口火を切ったのは、つくしだった。
つくしは、桜子を追求し始めていた。
「何故、『成人式party』に出席予定の無い桜子が、振袖を着付けて居るのよ?
桜子は、来年でしょ⁉」
滋も、つくしに続いて居た。
「だよね。
確かに、つくしと優紀の1歳年下の桜子は、来年だったね。」
追及されている当の桜子は、飄々と、答えていた。
「来年の『成人式party』には、先輩も、優紀さんも居ないんですよ‼
そんな誰も居ない『成人式party』に、此の私が、出席すると思いますぅ~?
する訳無いですよね‼」
つくしは、桜子の解釈に、呆れていた。
「其処…。
威張る処…?」
「良いんです‼
元々、私自身は、来年、出席する気は無かったんですから…。
其れに、あきらさんも、納得してくれましたし…。」
「はぁ~??
お兄ちゃまは、また、勝手に…。」
滋は、桜子の気持ちは分かるので、桜子に加担していた。
「良いんじゃないの。
あきら君が、良いって、言ったんでしょ?
まあ、つくしも、そう、カリカリしないの。」
「………」
「………」
つくしは、“此れ以上、何を言っても無駄だ‼”と、思い、桜子への追及を止めた。
また、優紀にとって、桜子は、『はとこ』に成るので、何も、言い出せなかった。
否、言える訳等無かった。
そして、未だ、つくしも、優紀も、桜子も、振袖姿のままだった。
実は、司も、総二郎も、あきらも、此の後のお楽しみの為…。
振袖姿のままで居る様に、つくしと優紀と桜子のそれぞれに、強要していた。
だが、T4でお喋りして居て、或る程度の時間が経ち、帯がきつく成って来たつくしと優紀と桜子は…。
そろそろ、振袖を脱ぎたく成って来て居た。
なので、つくしが、優紀と桜子に、確認して居た。
「そろそろ、帯がヤバく成って来たんだけど…。
如何する?」
優紀と桜子は、顔を見合わせて、頷いて居た。
「ほんと、そろそろ、ヤバいよね。」
「如何しますか?
此のまま、お部屋に向かいますか?」
其処で、優紀が、正論を言って来た。
「振袖を部屋で脱ぐにしても、服が無いんじゃ無いの?」
つくしは、司の部屋に行けば…。
準備されている事も予想出来るのだが…。
なので、つくしは、兎も角として…。
優紀と桜子は、普段、メープルは、泊まる時だけに利用するホテルなので、泊り支度の準備が出来て居なかった筈だった。
否、桜子は…。
なので、つくしは、イチかバチか?
あきらにLINEを送る事にした。
「お兄ちゃまに、LINEを送って視るよ。
お兄ちゃまから、司と西門さんに伝えてもらう方が、良いでしょ?」
其処は、優紀にしても、桜子にしても、賛成だった。
「そうだよね。
其の方が、良いかも…。」
「ええ、其の方が、宜しいですわね。」
なので、つくしは、あきらに、LINEを送って視た。
『私も、優紀も、桜子も、帯がきつくて、ヤバく成って来たの。
もう、脱ぎたいんだけど…。
お部屋に向かっても良いかな?』
此の文面で、優紀と桜子が了承したので、つくしは、あきらに送信したのだった。
つくしからのLINEを受け取ったあきらは…。
司と総二郎に伝えていた。
「つくしからLINEが入って来た。
つくしも、優紀ちゃんも、桜子も…。
帯が苦しいらしい。
“もう、脱ぎたい‼”と、言って来てるけど…。
つくしに、如何、返そうか?」
司は、あきらに言って除けて居た。
「じゃあ、今日は、此処で、お開きにするか?
どうせ、類も、ソファーで、寝転んでるだろ。」
「だな。
そうしようぜ‼」
で、総二郎も納得したと言う事で、あきらは、つくしにLINEを送り返して居た。
『今日は、もう、お開きにするぞ‼
今日は、此処で、それぞれ、解散な‼』
なので、つくしも、滋と優紀と桜子に伝えていた。
「今日は、此処で、それぞれ、解散だって…。」
滋は、不満そうだったが…。
つくしと優紀と桜子の苦しそうな顔付きを観て居て、“仕方ない。”と、諦めていた。
で、つくしは、司に、引き摺られて(メープルの)ラウンジのVIPルームを後にしていた。
総二郎も、優紀を連れ出して居た。
あきらは、類を起こし始めていた。
「類…?
つくし等 T3の帯が苦しく成ったらしくてよ。
部屋へ退散する事に成ったから…。
司も、総二郎も、つくしと優紀ちゃんを連れて、もう、ラウンジ(のVIPルーム)を後
にしたから、俺も、桜子と一緒に行くぞ‼
だから、類も、帰る成り、部屋を取る成り…。
勝手にしろよ‼」
類は、薄目を開けて、あきらに返答して来た。
「う~ん。
分かった。」
「じゃあ…な。
先、行くぞ‼」
あきらは、類の言葉を聞き、桜子と一緒に、ラウンジのVIPルームを出て行った。
そして、類も、ラウンジのVIPルームを後にした。
なので、滋も、仕方なく、ラウンジのVIPルームを後にしていた。