tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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成人式party【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>  番外編⑥




で、司は…というと。
司がキープして居る部屋に、つくしを連れて来て居た。


そして、つくしが振袖を脱ごうとしている所に、助け舟を出すが如く…。
手伝おうとしていた司だった。


其処は、つくし…。
咄嗟に、後退りしていたつくしだった。


で、司に一言、言って居た。


「大丈夫だから…。
 一人で脱げるから…。
 司は、リビングで、大人しくして居て…。」


だが、司は、手助けする気満々なので、つくしに言って除けて居た。


「一人じゃあ、帯が解けねぇだろ?
 俺が、ヘルプして遣るよ‼」
「………」


つくしが、何を言っても無駄だと分かったので…。
つくしは、無言に成って、振袖の帯を解いて居た。


そして、司が、何をして来ても、つくしは、黙々と、唯、振袖と格闘していた。


そして、漸く、つくしは、振袖を脱ぐ事が出来て居た。


唯、振袖を脱ぐだけでも、疲れてしまったつくしだった。


今のつくしの姿は、長襦袢一枚だけの姿だった。


つくしは、ブラを付けて居なかった。


和装用のブラも、用意されて居たのだが…。
つくしは、着付け師から、其のまま、長襦袢を身に着ける様に、言われていた。


だから、ニタニタ顔の司が其処には居たのだった。
なんせ、長襦袢から、つくしの裸体は、透けて見えて居たのだから…。


だが、其の事に気が付かないつくしは、唯、振袖を脱ぎ終えて、ホッとして居たのだった。



実は、つくしは、夢子から聞いて、司の母親で在る 楓に、お礼の連絡を入れて居た時…。
楓から、言われて居た事が在ったのだ。


「つくしちゃん…。
 振袖の衣紋掛けを、(メープルの)司のキープして居る部屋に用意して於くわ。
 振袖を掛けて於いてね。
 後は、うち(道明寺家)の使用人にさせて於くから…。
 振袖を掛けたままにして於いても大丈夫よ‼」と…。


だから、本来は、振袖がしわに成らない為に…も。
つくしは、振袖を着付けて居た事で、汗を掻いて居る状況なので、シミに成る事を防ぐ為に…も。
衣紋掛けに、振袖を掛けて置かなくてはいけない筈なのだが…。


つくし自身、衣紋掛けが、何処に有るのか?
分からなかった。


だが、既に、つくしには、探す気力さえ無い状況だったのだ。


其れ程、疲れ切って居たつくしだった。



で、そんな楓には、分かって居たのだ。
司なら、つくしの成人式終了後は、メープルの司のキープして居る部屋に、つくしを連れ込むだろう事を…。


だから、楓は、つくしにそう伝えていたのだった。


司の行動は、母親で在る 楓に、見事に、読まれて居たのだった。



そんな事とは知らない司は、目の前のつくしに、上機嫌だった事は言うまでも無い。


体力を消耗して居るつくしを抱き上げた司は、バスルームに連れ込み、つくしに尽くして居た。
其の司の姿は、間違い無く、其の後の事を期待して居るに過ぎないのだから…。


だが、つくしは、司の成すがままに成って居た。


普段のつくしでは、考えられない状況だった。


だからだろうか?
司は、更に、上機嫌だった。


其の後という寄り…。
其の日の夜中(?)に目覚めたつくしは、衣紋掛けを探し当てて、やっとの事で、楓から言われた通りに、衣紋掛けに振袖を掛けて置いたのだった。


だが、衣紋掛けに振袖を掛ける事が遅れているつくしだった事は言うまでも無い様子だったのだが…。



一方の総二郎は、支配人に部屋を用意する様に、連絡を入れていた。


そして、其の部屋に、優紀を連れ込んでいた。


優紀は、着物には、着慣れていた。


だが、振袖は、そうはいかなかった。


豪華な帯結びな為…。
既に、優紀の中では、締め付け感が、MAXだったのだ。


だが、帯さえ外せば、優紀は、締め付け感が無い為、リラックスしていた。


総二郎は、優紀が、帯を外す所を、じーっと、見詰めていた。


其の総二郎の目付きに、優紀は、些か、不安に成って居た。


此の後に、何が有るのか?
優紀には、想像が付いて居たからだった。



だが、其処で、優紀は、総二郎に、訊いて居た。


「衣紋掛けは、此のホテルには無いですよね?」
「如何だろうな?
 訊いて遣ろうか?」


優紀は、“振袖にしわが入ったり、汗を掻いて居る為に、振袖が、シミに成るのでは無いか?”と、危惧して居たので、総二郎が、訊いてくれるという言葉に、ホッとしていた。


「そうですね。
 そうしてもらえたら、嬉しいです。」


で、総二郎は、支配人に、衣紋掛けを用意する様に、伝えていた。


其処で、総二郎は、思って居た。


“流石…。
 優紀は、着物に、精通してるだけの事は在るな‼”と…。


で、支配人が、衣紋掛けを持って来てくれた事で、優紀は、更に、ホッとしていた。


優紀は、リビングルームから、支配人にお礼を伝えていた。


「有難う御座います。」と…。


だからだろう。
支配人は、総二郎に伝えていた。


「“お嬢様には、飛んでもございません。”と、お伝え下さいませ。」と…。



<此の二次小説『成人式party【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>  番外編⑥』 
 は、此の後に投稿予定の『成人式party【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>  番
 外編⑦』と、一話に纏めて掲載してしまうと、かなり長く成ってしまう為…。
 敢えて、二話に分けて、投稿して折ります。
 了承願います。>

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