tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

PVアクセスランキング にほんブログ村

此れからの私は…<総優>  12.




そんな頃…。
総二郎の父親で在る 家元の西門修一郎は、類の父親で在る 花沢物産 社長の花沢孝と、会う事を決断していた。


何故なら…。


「あれから、類君 と 松岡さん(優紀)の縁談話は、如何成ったのか?」
と、言う事と…。


「松岡さん(優紀)という人間は、孝にとって、如何いう人間なのか?」
と、言う事を…。


西門流 家元は、花沢物産 社長の花沢孝に訊き出す為だった。



だが、類の父親で在る 花沢物産 社長の花沢孝は、総二郎の父親で在る 家元の西門修一郎に、冷たくあしらって居た。


何故なら、他人から聞いて、其の人の人格まで、分かる筈等無いと思ったからだった。


「修一郎…。
 お前自身が、松岡さんと会って、松岡さんという人間が、如何いう人間で在るのかとい
 う事を、知った方が良いだろう。
 私は、松岡さんを気に入ったから、松岡さんに類との縁談を持ち掛けた。
 まあ、見事に、断られたけど…な(笑)。」


其の類の父親で在る 花沢物産 社長の花沢孝の言葉に、総二郎の父親で在る 家元の西門修一郎は、優紀と会う決断をした。


“(幼少期から、幼馴染で親友で在る 花沢孝の言葉を)信用しない訳にいかない。”と、修一郎は、思ったからだった。


だから、総二郎の父親で在る 家元の西門修一郎は、内弟子に、花沢物産にアポを取る様に伝えていた。


“松岡さん(優紀)と会う為には、花沢物産にアポを取る事は、筋だろう。”と、修一郎は、考えての事だった。


そして、アポの取れた総二郎の父親で在る 家元の西門修一郎は、花沢物産に向かって居た。


そして、類の父親で在る 花沢物産 社長の花沢孝の執務室に入って居た。



そして、総二郎の父親で在る 家元の西門修一郎 と 類の父親で在る 花沢物産 社長の花沢孝は、幼馴染で親友で在る筈なのだが…。
気安い話し振りでは無かった。


類の父親で在る 花沢物産 社長の花沢孝にとっても、何故、総二郎の父親で在る 家元の西門修一郎が、花沢物産 社長の執務室に現れたのか?
訳は、分かり切って居た。


其れなのに…。
お互い、気安く話し出来ない状況だった。



だから、話しを切り出した類の父親で在る 花沢物産 社長の花沢孝だった。


「修一郎…。
 今日は、幼馴染として、此処に来た訳じゃ無いだろ?」


総二郎の父親で在る 家元の西門修一郎は、自身の幼馴染で親友の類の父親で在る 花沢物産 社長の花沢孝の言葉には、苦笑いだった。


「ああ(苦笑)。
 孝には、もう、分かって居ると思うのだが…な。
 あれから…。
 松岡さんの気持ちが、如何成ったのか?
 確かめに来たんだ。」


類の父親で在る 花沢物産 社長の花沢孝は、“やはり…か?”と、思って居た。


類の父親で在る 花沢物産 社長の花沢孝は、前にも伝えていたつもりだったのだが…。笑い乍らだったせいで、総二郎の父親で在る 家元の西門修一郎には、通じて居ない様子に、類の父親で在る 花沢物産 社長の花沢孝は、正直に話ししていた。


“何れ、分かる事だろう。”と、思っての事だった。


「前にも、話ししたが…。
 松岡さんの方から、見事に、断りの話しが有ったよ。」
「………」


実は、総二郎の父親で在る 家元の西門修一郎は、先日の類の父親で在る 花沢物産 社長の花沢孝の話しを、最後まで、しっかり聞けて居なかったのだ。


何故なら、笑い乍ら、余り大きくない声で話しして居た、類の父親で在る 花沢物産 社長の花沢孝の話しだった為に、最後まで、聞き取れて居なかったのだ。


だから、総二郎の父親で在る 家元の西門修一郎は、類の父親で在る 花沢物産 社長の花沢孝の話しを聞けて、ホッとして居たのだ。


なので、言葉より、顔付きに出ていた総二郎の父親で在る 家元の西門修一郎だったので、言葉は、出て居なかった。



だが、類の父親で在る 花沢物産 社長の花沢孝にとって、総二郎の父親で在る 家元の西門修一郎の其の態度は、解せなかった。


何故なら、如何いう意味が在ろう共、現在の総二郎は、未だ、既婚者だからだった。


と言う事は、例え、過去に、総二郎と優紀が付き合って居たとしても、現在の総二郎は、既婚者なので、総二郎の父親で在る 家元の西門修一郎にとって、優紀が邪魔な筈なのだ。


其れなのに…。
総二郎の父親で在る 家元の西門修一郎は、ホッとして居たのだ。


だからだろうか?
類の父親で在る 花沢物産 社長の花沢孝は、総二郎の父親で在る 家元の西門修一郎に訊いて視る事にしたのだった。


「修一郎が、そんなホッとした顔を魅せるとは…な。
 総二郎君は、今はまだ、既婚者だろ?
 松岡さんの事を邪険にする筈の立場の修一郎が、そんなホッとした顔を、私に魅せるの
 は、何故かな?
 修一郎…。
 教えてくれないか?」


総二郎の父親で在る 家元の西門修一郎は、自身の幼馴染で親友の類の父親で在る 花沢物産 社長の花沢孝に、何れ、分かる事なので、正直に答えていた。


「総二郎は、現在の次期家元夫人と別れたがってんだよ。
 次期家元夫人は、総二郎に言ったらしい。
 “私は、西門流 次期家元夫人としてのブランドさえ手に入れば、何も要らないわ。
  だから、離婚には、応じません。”と…。
 実は、私は、総二郎と結婚前に、約束事を交わして居たんだ。
 私達 夫婦は、総二郎を、私達 夫婦の意中の家柄のお嬢さんと結婚させられた事で、
 私は、総二郎との約束事を、すっかり、忘れて居たんだ。
 其れも、私にとって、結婚後の総二郎が、真面目に、職務を熟して居たので、安心し切
 って居たんだろうな。」


其処まで話しした総二郎の父親で在る 家元の西門修一郎は、類の父親で在る 花沢物産 社長の花沢孝に訊かれて居た。


「どんな約束事だったんだい?」


だから、間髪入れずに、返答して居た総二郎の父親で在る 家元の西門修一郎だった。


「“2年辛抱して、真剣に、仕事に取り組めば…。
  2年後には、離婚させて遣る‼”と…。
 で、あれから、2年が経って、反乱を起こしたんだ、総二郎は…。」


類の父親で在る 花沢物産 社長の花沢孝は、思って居た。


“成程…。”と…。


だが、類の父親で在る 花沢物産 社長の花沢孝にとっても、今後の事は、気に成る処なので、総二郎の父親で在る 家元の西門修一郎に訊き出していた。


「で、修一郎は、今後、如何するつもり何だ?」


だから、正直に返答していた総二郎の父親で在る 家元の西門修一郎だった。


「松岡さんと実際会って、決めたいと思って居るんだ。
 総二郎と松岡さんが、付き合って居た頃も、何度か、(西門)邸で見掛けた事が有った
 程度、何だよ。
 うち(西門家)の使用人頭からは、松岡さんの話しは聞いた事が有ったんだが…。
 実際には、何も知らないんで…ね。」


“そう言う事か?”と、類の父親で在る 花沢物産 社長の花沢孝は、思って居た。


なので、類の父親で在る 花沢物産 社長の花沢孝は、秘書を呼び付けた。


そして、指示をする類の父親で在る 花沢物産 社長の花沢孝だった。


「松岡さんを此処(社長室)に来る様に、伝えてくれるかな?」
「賜りました。」


秘書も、類の父親で在る 花沢物産 社長の花沢孝の指示に従って居た。



そして、類の父親で在る 花沢物産 社長の花沢孝の第1秘書から、類の第1秘書に、社長の指示として、話しが伝わった。


そして、類の第1秘書から、優紀に話しが伝わり、優紀は、社長室に向かうのだった。



だが、其の話しを、偶然、聞いて居た類は…。
総二郎にLINE報告するのだった。


『松岡が、父さんの執務室に呼び出されたらしい。
 父さんの執務室には、総二郎の父ちゃんが、“来てる。”と、聞いて居たから…。
 何も無ければ良いけど…。』と…。


此の類からのLINEに慌てたのは、総二郎だった。


類が、連絡して来てくれた事を感謝して居た。


『類…。
 サンキュな‼』と…。


そして、取り敢えず、総二郎は、花沢物産に向かう事にしていた。


そして、先ずは、類の執務室に向かって居た。


総二郎は、類に、ヘルプを頼む為だった。


 
<此の二次小説『此れからの私は…<総優>  12.』は、長めに成っております事を
 お詫び申し上げます。>

×

非ログインユーザーとして返信する