tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

PVアクセスランキング にほんブログ村

成人式party【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>  番外編⑦





優紀は、総二郎に、訊いて居た。


「衣紋掛けは、此のホテルには無いですよね?」
「如何だろうな?
 訊いて遣ろうか?」


優紀は、“振袖にしわが入ったり、汗を掻いて居る為に、振袖が、シミに成るのでは無いか?”と、危惧して居たので、総二郎が、訊いてくれるという言葉に、ホッとしていた。


「そうですね。
 そうしてもらえたら、嬉しいです。」


で、総二郎は、支配人に、衣紋掛けを用意する様に、伝えていた。


其処で、総二郎は、思って居た。


“流石…。
 優紀は、着物に、精通してるだけの事は在るな‼”と…。


で、支配人が、衣紋掛けを持って来てくれた事で、優紀は、更に、ホッとしていた。


優紀は、リビングルームから、支配人にお礼を伝えていた。


「有難う御座います。」と…。


だからだろう。
支配人は、総二郎に伝えていた。


「“お嬢様には、飛んでもございません。”と、お伝え下さいませ。」と…。



そして、優紀は、振袖を脱ぎ始めていた。


総二郎は、優紀の傍に行き、手伝おうとし始めていた。


優紀は、照れて、総二郎から、離れようとしていた。


だから、優紀は、総二郎に話ししていた。


「総二郎さん…。
 ソファーに座って待って居て下さい。
 振袖を脱ぎ終えたら…。
 私は、先に、シャワーを浴びに行って来ます。
 だから、其方で、待って居て下さい。」


そう言って、優紀は、振袖を脱ぎ終え、衣紋掛けに、振袖を掛け終えてから、長襦袢姿で、バスルームに向かって居た。


今の総二郎が、優紀から、そう言われたからと言って、大人しく待って居られる筈等無かったのだ。


だから、総二郎は、優紀の後を追って、バスルームに向かって居た。


優紀は、後悔していた。


“こんな事なら、総二郎さんの居る傍で、振袖を脱ぐんじゃ無かった。”と…。


だが、そう思って居た優紀は、後の祭りで在る事を悟ったのだった。



そして、次の日の午後…。
メープルホテルの部屋を出る前に、衣紋掛けに掛けていた振袖や帯…。
其れに、取り敢えず、服掛けに掛けていた長襦袢…等を持ち帰る為に、畳んだり、片付けたりして居た優紀だった。


そして、優紀は、西門家のSPが、持ち込んだ衣装ケース等の収納出来る物に収納して、持ち帰る準備をして、西門家のSPが、持ち出してリムジンに乗せていた。


勿論、総二郎と優紀は、SPに持参してもらって居た服に着替えていた。


で、一旦は、西門家に向かって居た総二郎と優紀だった。



また、一方のあきらは…。
桜子と一緒に、支配人に用意してもらって居た部屋に入っていた。


唯、其の前に、桜子は、あきらと一緒に、クロークに向かって居た。


実の処…。
桜子は、“こう言う事に成るんじゃ無いか?”と、着物一式を収納する為のバッグや、衣紋掛けを用意していた。
勿論、着替えも…。


だから、桜子は、あきらに帯を外す所から、振袖を脱ぐ所まで、手伝ってもらって居た。


勿論、桜子は、振袖を衣紋掛けに掛ける事も、あきらに手伝ってもらって居た。


桜子は、あきらに言葉巧みに、言葉を交わしていた。


「あきらさん…。
 手伝ってもらっても良いですか?」


桜子も、偶にでは在るのだが…。
自身の祖母の付き添いで、ご挨拶廻りに同行する時は、着物の事が多い。


其の為…。
桜子は、優紀…程では無いのだが、着物に着慣れていた。


だから、桜子は、優紀同様、帯さえ外せば、其れ程、苦しがる様子も無かったのだ。


だが、やはり、振袖の帯結びには成れて居ない桜子は、帯を外した後の脱力感は、半端なかったのだ。


だから、桜子は、ホッとした仕草をあきらに向けていた。


あきらは、心配そうに、桜子に話ししていた。


「大丈夫なのか?
 桜子…。」
「ええ、大丈夫ですわ。
 普段、着物に着慣れて居ても、振袖の帯結びには慣れて居ませんので、圧迫感に苦しか
 っただけですわ。
 情けないですけど…。」
「じゃあ、良いんだけど…な。」


で、桜子は、振袖を脱いで、衣紋掛けに振袖を掛けて置いた処で…。
バスルームに向かおうとしていた。


だから、あきらに声を掛けていた。


「バスルームに入って来ますね。」と…。


だが、あきらは、間髪入れずに、桜子に話ししていた。


「俺も、一緒に行く。
 桜子が、心配だから…よ‼」


で、あきらと桜子は、二人一緒に、バスルームに向かって居た。


で、次の日の夕方…。
司とつくし・あきらと桜子は、美作邸で、ばったり会ってしまった。


司は、つくしを送り届ける為…。
あきらは、桜子が、“先輩(つくし)に会いたい‼”と、言うので、美作邸に連れて来ていた。


其れが、美作邸にて、鉢合わせに成ってしまった。
お互いのCPは、気不味い思いも有るのは有るのだが…。
取り敢えず、リビングのソファーに座り、『成人式party』後の話しをしていたのだった。




こうして、司&つくし・総二郎&優紀・あきら&桜子…。
それぞれのCPの様相は、様々。


そして、『成人式party』後の3CPは…。
『三組(?)三様』の『成人式party』の日の長い夜を過ごしたのだった。



fin



<此の二次小説『成人式party【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>  番外編⑦』
 は、『成人式party【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>  番外編⑥』と『成人式
 party【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>  番外編⑦』を一話に纏めてしまう
 と、かなり長めに成る為…。
 敢えて、二話に分けて投稿しております。
 了承願います。>


<また、此の二次小説『成人式party【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>  番外編
 ⑦』は、『成人式party【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>  番外編⑥』と、重
 複して居る文面の個所が在ります。
 了承願います。>

×

非ログインユーザーとして返信する