tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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お兄ちゃまのBirthday【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>  2.




驚愕して居るままのT3を放って置いて、つくしは、話しを進めていた。


「其処で、何だけど…ね。
 お兄ちゃまのお誕生日(=Birthday)を、盛大にして上げたいのよ
 ね。」


やっと、通常のT3に戻って居た処で、桜子は、つくしに訊いて居た。


「如何するんですか?」


つくしは、顎に、右手を置き乍ら、考えて居た。


だが、あきらの誕生日と言えば、つくしの今まではイギリスだったので、あきらに対して、妹らしい事は、一切して来なかったのだ。


今年のつくしは、折角、日本に帰国して帰って来たので、あきらには、妹らしい事をして上げたかったのだ。


「其処、何だよね。
 去年までの私は、イギリスだったでしょ。
 だから、お兄ちゃまには、妹らしい事を、一切、して来なかったのよね。
 其れにね…。
 折角、今年は、こう遣って、皆とも、仲良く成れたし…。
 だから、今年のお兄ちゃまのお誕生日(=Birthday)は、“盛大に、
 『party』して上げたいなぁ~。”って、思ってるのよね。」


桜子は、兄思いのつくしに感動していた。


「先輩って、意外と、『兄思い』何ですね。」


つくしは、照れ乍ら、T3に言って居た。


「まあ…ね。
 一応、お兄ちゃまは、美作家の長男だし…。
 何を言っても、私を助けてくれるし…。
 其れに、色々、心配ばかり掛けてるし…ね。
 こういう時に、お兄ちゃまに返して於かないと…でしょ?」


桜子は、美作兄妹の仲の良さは、納得して居たのだ。


だから、桜子は、素直に、言えた言葉だったのだろう。


「あきらさんは、先輩の事が、兄妹として、放って置けないんでしょうね。」


つくしも、頷き乍ら、桜子に返答していた。


「一応、年子だから…ね。
 小さい頃は、何時も、一緒に居たし…。
 お兄ちゃまと一緒に、大きく成った様な感じだし…ね。」


桜子は、あきら&つくし兄妹の結束力を羨ましく思って居た。
やきもち程では無いのだが…。


今までの桜子の中には、あきら&つくし兄妹の中に入っていけない何かが有る様に感じていたのだ。


だが、桜子は、彼氏で在る “あきらさんの誕生日を、先輩(つくし)と一緒に、盛り上げたい‼”とも、思って居た。


だから、桜子は、つくしに協力する事を伝えていた。


「先輩…。
 私で、お役に立てるかは分かりませんが…。
 私も、あきらさんのお誕生日を盛り上げたいと思います。
 何でも、申し付けて下さい。」


つくしは、満面の笑みに成って、桜子に伝えていた。


「桜子なら、そう言ってくれると思って居たんだよね。
 ママに伝えて、お料理とケーキを用意してもらう様にするね。」


桜子は、つくしの言葉に、間髪入れずに、つくしに返答していた。


「其れでしたら…。
 私も、お手伝いさせて頂きます。
 夢子さんに、お伝え下さい。」


つくしは、桜子に頷き乍ら、返答していた。


「了解‼
 ママに、伝えて於くね。
 私も、手伝う様にするし…。」


桜子は、頷いて居た。


そして、桜子は、つくしに、桜子自身の気持ちを伝えていた。


「先輩…。
 宜しくお願いします。
 あきらさんのお誕生日を、先輩と一緒に、お祝い出来る事を嬉しく思います。」


つくしも、頷き乍ら、返事していた。


「うん。
 桜子…。
 此方こそ、宜しくね‼」


其処に、優紀が、つくしに訊いて居た。


「私にも、何か、お手伝い出来る事は有るかな?」


つくしは、優紀に、お願いする様に伝えていた。


「当日の2月28日のお手伝いをお願い出来る?
 多分、絵夢と芽夢が、“お手伝いする‼”って、煩く言って来ると思うんだよね。
 だから、優紀に、双子を任せも良いかな?」


優紀は、笑みを浮かべ乍ら、答えていた。


「勿論‼
 私には、妹が居ないから、絵夢ちゃんと、芽夢ちゃんと一緒に準備出来る事を、楽しみ
 にしてるよ‼」
「大変だと思うけど…ね。
 宜しくね。」
「うん。」


つくしと優紀は、笑い合って居た。



其処に、滋も、つくしに訊いて居た。


「私は…?」


実は、滋は、料理も苦手だし…。
滋は、一人っ子の為、小さい子と一緒に何かすると言う事にも慣れては居なかった。


其の為、滋だけが、浮いてしまう事に成ったのだ。


だから、つくしは、滋から、そう訊かれても、迷うしか無かったのだ。



だが、其処に、絵夢と芽夢を寝かし付けて、リビングルームに戻って来た夢子は、廊下から話し声を聞いて居たのだった。


そして、話しを聞いて居た夢子が、リビングルームに入って来た。


そして、夢子は、つくしの代わりに、滋に、伝えていた。


「滋ちゃんには、飲み物とか…。
 当日、用意してもらったら、良いんじゃないかしら?
 あきら君のお誕生日当日のママは、其処まで、気が回らないと思うし…。」


つくしは、母親で在る 夢子に、初めて、心の中で、尊敬の念を抱いて居た。


“ママ…。
 ナイスアイデア‼”と…。


だから、つくしは、滋に言って除けていた。


「滋さん…。
 お願い出来る?」


滋は、仲間に入れた様で、嬉しく思って居た。


だから、返答の言葉も、そんな感じが現れていた。


「勿論‼」と…。



また、本当の夢子の心の中は…。
つくしがイギリスで暮らして居た間の夢子自身…。
美作家のママとして、毎年、あきらのお誕生日会も開催して遣りたかったのだ。


だが、あきらが、嫌がって居たので、出来ずに居たのだった。


だから、夢子は、美作家のママとして、あきらのお誕生日会も開催出来る事を嬉しく思って居たのだ。


実は、つくしの提案に、夢子自身、張り切って居たのだ。


つくしは、そんな母親の夢子を、不安な目で観て居た事も、また、事実だったのだ。


そんな事とは知らない夢子は、既に、“料理は、何を用意しようか?”とか…。
“ケーキは…どんな風にしようか?”とか…。


夢子の頭の中は、既に、あきらの誕生日で在る 2月28日に馳せていたのだった。
其処をしっかり、つくしに釘を刺されていた夢子だった事は言うまでも無いのだが…。


「ママ…。
 お兄ちゃまには、内緒だから…ね。
 勝手に、お兄ちゃまに言わないでよ‼
 で、お兄ちゃまのお誕生日の2月28日まで、バレない様に、行動してね‼」


なので、夢子は、不貞腐れる様に、つくしに返答していた。


「分かってるわよ。」


T3のそれぞれは、“どっちが親…何だろうか?”と、思って居た事は内緒の話しだ‼

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