tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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お兄ちゃまのBirthday【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>  3.




司は、つくしとの約束を果たす為に、あきらを呼び出す事にした。


勿論、事前に、司は、類と総二郎を呼び出して、つくしとの約束を伝えていた。


「実は…よ。
 つくしから頼まれて、あきらを呼び出せって、言われてんだよ。
 協力してもらえるか?」


司から、そんな話しを聞いた類は、怪訝な顔付きに成って居た。


「つくしちゃんは、また、何か?
 企んでるの?」


だが、総二郎は、優紀から、何か、聞いたのか?
冷静に、分析していた。


「否、そうじゃねぇと思うぞ‼
 優紀が、言ってたんだけど…よ。
 今度、T4で、集まるらしい。
 しかも、優紀が言うには、集まる場所は、美作邸って、言ってたぞ‼」


司が、つくしには、“美作邸で集まれ‼”と、言い出した事なので…。
司は、渋い顔付きに成って居た事は言うまでも無かったのだが…。


其の司の渋い顔付きを見逃さないのが、類だったのだ。


「司…。
 司の其の顔付きは、裏が有りそうだよね?
 俺等に、何を隠してんの?」


だから、仕方なく、司は、つくしとの約束の件を、類と総二郎に話しして聞かせていた。


「つくしが、あきらを連れ出せって事は、あきらに知られたくねぇって事だろ⁉」


総二郎は、納得する様に、司に返答していた。


「まあ、そうだろうな。」


其処で、司は、話しを続けていた。


「だから、俺等が、あきらを連れ出すんだから…よ。
 つくしには、“美作邸で集まれ‼”って、約束させたんだ。
 つくしが、何処で集まってるのか?
 俺が、知らねぇんじゃあ…。
 割り合わねぇだろ。
 だから、俺が、あきらを呼び出すんだからよ。
 つくしが、別の所で、集まる様なら、初めから、あきらを呼び出すつもりも無かった
 し…よ。
 だから、つくしには、美作邸で集まる様に約束させたんだ‼」
「「………(苦笑)」」


類と総二郎は、司らし過ぎて、何も、言い返せなかった。
否、類と総二郎は、苦笑いでは有ったのだが…。


で、類と総二郎は、司…。
否、つくしに協力する事にしたのだった。


唯、類と総二郎は、理由が分からないので、半分は、納得して居ない様子だったのだ。


総二郎は、如何いう意図が在っての事だったのか?
後で、優紀に訊くつもりで居たのだ。


だから、類には、総二郎から、報告する事に成って居たのだった。



で、司は、F4LINEに、報告するのだった。


『2月〇〇日…。
 いつもの所に、集合‼』


あきらにして視れば…。
司から、集合が掛かる事は、稀な事なので、怪訝に思って居たのだった。


だから、あきらは、司に返答して居たのだった。


『何か、有んのか?』


司からは、あっさりした返答しかなかった。


否、司にして視れば…。
其れ位しか返答出来なかったのだ。


『否、ねぇよ。
 けど、偶には、良いだろ?
 F4だけで、集まるんも…。』


あきらにして視れば…。
納得出来た様な、出来ない様な、司からの返答に、其れ以上、返答の仕様も無かったのだ。


だが、あきらは、解せなかったのだ。


あきら以外、理由を知っているかの様に…。
類も、総二郎も、司に異議を唱えなかったのだ。


あきらは、何か、裏に有る様にしか思えなかったのだ。


だが、同じ日の其の日の桜子は、T4女子会の有る日だと言って居た日と重なるので…。
あきらは、司の申し出の通り、F4の集まりに行く事にしたのだった。



で、行って視たは良いが…。
F4で、何か?
集まらないといけない事情が有る訳でも無い様で、静かな、F4の集まりと成って居たのだった。


其れは、仕方なかったと言えば、仕方ないのだ。


何しろ…。
司にとっては、つくしの指令だったのだ。


司にとっては、つくしの指令は、絶対なのだ。


だから、理由が分からなくても、つくしに頼まれれば、司は、其の任務を果たすまでだったのだ。


あきらは、思って居た。


“司は、一体、何をしたかったのだ?”と…。



そして、次の日に、司は、LINEで、つくしから、報告を受けていた。


あきらに聞かれては、折角の計画が、『水の泡』に成ってしまうからだった。


つくしは、悟って居たのだった。


“お兄ちゃまは、直ぐ、見破るから…。
 そう言う処のお兄ちゃまは、周りに敏感、何だよね。”と…。


そして、つくしは、司にLINE報告して居たのだった。


『昨日は、ごめんね。
 お兄ちゃまは、気付いて無さそう?』


司は、つくしの役に立てた事が嬉しかったのだ。


だから、あきらの事を気にして居なかったと言う事が事実だったのだ。


なので、司にとっては、つくしに訊かれても、答え様が無かったのだ。


だから、適当に、返答する司だったのだ。


『あきらなら、大丈夫だろ?
 で、T4で、何の相談だったんだ?』


なので、つくしは、あきらには、『内緒』と言う事を付け加えて、司にLINE報告して居たのだった。


『2月28日は、お兄ちゃまのお誕生日(=Birthday)でしょ‼
 だから、お兄ちゃまの為に、『Birthday party』をして上げたくて…。』


此の時点での司は、『Home party』だとは、思っても視なかったのだ。


なので、司は、つくしをパートナーにして、あきらの『Birthday party』に出席するつもりで居たのだ。


だから、司は、つくしに訊いて居たのだった。


『つくしのDressは、俺の『Birthday party』の時と一緒って訳にはいかねぇよな?
 何時、見に行くよ‼
 一緒に行こうぜ‼』


つくしは、『既読』にするも、何も、返答出来ずに居たのだ。


所謂、つくしは、そんな司に呆れていたのだった。


だが、司が、誤解をしたままだと、ややこしく成りそうなので、誤解を解く事にしたつくしだった。


『あのね~。
 お兄ちゃまのお誕生日(=Birthday)は、『Home party』何だけ
 ど…。』


司は、つくしからのLINEの返信を観て、がっかりして居た事は言うまでも無い。


そして、其の後の司は…。
LINEが、『既読』に成るも、返信して来ない…。


所謂、『既読スルー』をするそんな司を、携帯越しで観て居たつくしは、唯、呆れていたのだった。

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