お兄ちゃまのBirthday【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP> 4.
そして、あきらの誕生日で在る 2月28日の日が遣って来た。
此の日までに、入念の支度をして来た夢子とつくしと桜子だった。
あきらにバレない様に、支度をする事は大変だったのだ。
夢子は、ついつい、言ってしまいそうに成るし…。
つくしは、嘘が付けないタイプだし…。
唯一、黙って居られて、悟られない様に『コト』を動かせる事が出来るのは、桜子…位だったのだ。
だから、桜子は、そんな夢子とつくし母娘を心配して居たのだった。
其れが、何とか、此の日を迎えられて居たのだった。
そして、『Home party』の準備の為…。
美作邸からあきらを追い出す為に、桜子に、仕掛けてもらえる様に頼んでいたつくしだったのだ。
所謂、あきらと桜子には、『Birthday Date』をして来る様に、つくしは、桜子に伝えていたという訳だった。
そして、最終準備が整った時点で、つくしが、桜子にLINE報告して、あきらと桜子には、美作邸に戻って来る様に、伝えて居たのだった。
『桜子…。
準備出来たよ‼』
そして、桜子も、つくしにLINEの返信をしていた。
『了解しました。
今から、あきらさんと一緒に、美作邸に戻りますね。』
そして、主役で在る あきらと桜子が戻って来る事を、今か今かと、待って居る面々だったのだ。
勿論、つくしの提案で、全員、クラッカー🎉を持って居た事は言うまでも無い。
『party』後に、其の話しをF3から聞いたあきらは、更に、認識して居たのだった。
“つくしのそう言う処は、流石、お袋(夢子)の娘だけの事は在る。”と…。
つくしの性格は、美作兄妹の父親で在る たかし譲りの筈だった。
だが、要所要所で、つくしの性格の中に、美作兄妹の母親で在る 夢子の性格が、顔を出すのだ。
そう言う処は、あきらには全く無く、あきらの容姿・性格、全てが、美作兄妹の父親で在る たかし似だったのだ。
だが、あきらはあきらで、(つくしの兄で在る)あきらへのつくしの思いを知り、あきらは、嬉しかったのだ。
F4の中でも、何故か?
あきらの誕生日は、『スルー』されがちだったのだ。
あきらは、思って居た。
“つくしの此の気遣いは、兄妹だからこその俺に対する気遣いなのだろう。”と…。
また、あきらは、思って居た。
“妹が、つくしで、良かった。”と…。
そして、美作邸は、深夜遅くまで、あきらの誕生日の為の『Home party』が、繰り広げられて居た事は言うまでも無い。
そして、此の日のF3&T3は、美作邸のゲストルームに、お泊りする様に、美作兄妹の母親で在る 夢子から言われて居たのだった。
司は、最初、美作家の使用人から、ゲストルームに通される予定だったのだ。
だが、司は、美作家の使用人に怒鳴っていた。
「はぁ~??
俺は、つくしの婚約者だ‼
つくしの部屋に行くのは、当然だろ?」
其処を収めたのは、やはりのあきらだった。
当のつくしでさえも、司には、ゲストルームで泊まってもらうつもりだったのだ。
なので、此処は、あきらが出るしか無かったのだった。
「司…。
分かったから…。
そんな風に、人ん家(ち)で怒鳴るな‼
つくし…。
取り敢えず、司をつくしの部屋に連れてけ。」
つくしは、兄 あきらの言葉に、驚愕して居た。
だから、つくしは、あきらに言って居たのかも知れない。
「お兄ちゃま…?
後で、此の事をパパとママが知ったら…。
何て、言われるか?
私は、知らないわよ‼」
だが、あきらにしても、此処で、司をゲストルームに泊めると成ると…。
司が、どんな風に、不貞腐れて来るのか?
其の方が、あきらには、困るという認識だったのだ。
だから、つくしには、諭していたあきらだったのだ。
「大丈夫だろ。
バレたら、俺が、仲裁して遣るから…。
司を連れてけ‼」
つくしは、あきらを睨み付けるも…。
司は、満面の笑みで、あきらに礼の言葉を伝えて居たのだった。
「あきら…。
サンキュな‼」
で、司は、つくしの腕を引っ張る様に、リビングルームから連れ出し、つくしの部屋を目指して、階段を上がって行くのだった。
つくしは、司を睨み付け乍らも、階段で躓かない様に、用心し乍ら、階段を上がって居たのだった。
そして、そんな司とつくしを観て居た面々の其の後は…。
先ず、類が、眠そうにして居る事から、あきらは、美作家の使用人に伝え、類をゲストルームに連れて行く様に伝えて居た。
「類…。
眠そうだな。
部屋を用意させるから、ゲストルームで寝ろよ‼」
で、類は、美作家の使用人の誘導の下…。
ゲストルームに、入って行ったのだった。
そして、滋は、アルコールを摂取し過ぎたと言う事も有るのだろうが…。
既に、酔っ払った状況だったので、桜子は、大河原家のSPを呼び出し、滋を連れて帰ってもらう事にしたのだった。
何故なら、酔っ払いの滋は、後が大変だったから…だ。
其れに、大河原家のSPが、美作家の外で、待機して居る事も、桜子は、知って居たので、呼び出したという訳だった。
後は、総二郎と優紀のCPだった。
あきらは、総二郎に確認していた。
「総二郎…。
総二郎と優紀ちゃんは、此の後、如何すんだ?」
総二郎は、考えて居た。
実は、既に、西門家のリムジンは、総二郎が、帰る様に伝えて居た。
だから、迷って居た総二郎だったのだ。
「もう、うち(西門家)のリムジンは、帰したし…よ。
如何しようっか?」
総二郎は、優紀に訊いて居る様で、実は、あきらに、判断を仰いでいた。
総二郎は、あきらからの “うち(美作家)のリムジンを使え‼”と、言ってくれる言葉を…期待して居たのだった。
そして、あきらは、総二郎の顔に書いて在ると言わんばかりに…。
総二郎の思惑通りに、あきらは、言って除けていた。
「総二郎…。
うち(美作家)のリムジンを使え‼」と…。
まあ、あきらにして視れば、総二郎に言わされた感は在るのだが…。
総二郎は、あきらに礼を言い乍ら、優紀を伴って、美作家を後にして居たのだった。
「あきら…。
サンキュな‼」
そして、あきらと桜子は、あきらの自室に向かうのだった。
fin(?)
<此の二次小説『お兄ちゃまのBirthday【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>
4.』は、アルコールの飲酒の件が掲載されています。
日本の法律上…。
10代のアルコールの摂取は、違法です。
ですが…。
二次小説ネタで在るが故に、掲載しております事をお詫び申し上げます。
関係者各位 様、違法と分かって居乍ら、二次小説ネタとして、掲載致しております事
をお詫び申し上げます。>