あきらのBirthday【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP> 1.
【Happy Birthday あきら君】
<此の二次小説『あきらのBirthday【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>』は、あきら
の『Birthday』の当日に、つくしに寄って、美作家から追い出されたあきらと桜子の
『Birthday Date』の様子を綴っております。
『お兄ちゃまのBirthday【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>』と、合わせて、ご覧
下さいましたら、幸いです。
宜しくお願い致します。>
<また、此の二次小説『あきらのBirthday【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>
1.』は、一部の文面に、不快に成るやも知れない言葉が入って居ます。
お詫び致します。>
<あきらside>
俺と桜子は、妹のつくしに寄って、美作邸から追い出されていた。
つくしが、何を企んでやがるのか?
気に成る処では在るのだが…。
桜子も一緒なので、まあ、良しとして遣る事にしたのだ。
だが、リムジンに乗って直ぐの桜子からのお祝いの言葉に、俺は、何故、妹のつくしに寄って、美作邸から追い出されたのか?
桜子と話しして居る内に、漸く、訳が分かったのだった。
「あきらさん…。
『Happy Birthday』‼」
と、桜子は、言い乍ら、俺の頬に、軽いkissをして、プレゼントを渡してくれた。
“そうか?
今日は、俺の誕生日だったのか?”と、俺は、理解したのだった。
其の桜子からのプレゼントは、見るからに、“此れは、ネクタイか?”と、聞いてしまう様な形の箱だった。
だが、俺は、其の言葉を伏せたまま、桜子に礼の言葉だけを伝えて於いた。
「サンキュー、桜子…。」
で、俺は、其の箱のリボンと包装紙を解いて、箱を開けて、中身を確認して居た。
其の箱の中身は、やっぱりのネクタイだった。
そして、其のネクタイは、俺好みのネクタイだった事は言うまでも無い。
だが、俺は、ふと、思って居た。
“俺は、桜子に、俺の誕生日の話しをした事が無かった筈だ。”と…。
なのに…。
“桜子は、何故、知ってるんだ?”と、疑問を呈して居た俺だった。
まあ、俺の予想だと…。
つくしから、聞いただろう事は、予想に容易いのだが…。
だが、俺は、桜子に、敢えて、訊いて視た。
「なぁ~。
桜子…。
何で、俺の誕生日の日にちを知ってんだ?」
桜子は、臆する事無く、俺に伝えてくれた。
「先輩から、聞いたんです。
“もう直ぐしたら、お兄ちゃまのお誕生日だ‼”って…。
此の事を、先輩に教えてもらったのは、『Valentineday』が終わって、直ぐの頃だった
と思うんですが…。
あきらさんのお誕生日の2月28日まで、そんなに日にちも無かったですし…。
だから、私…。
慌てましたよ。」
“そうか?
そう言う事か?”と…俺は、思って居たのだ。
こうして、桜子から、此の事を聞くまでの俺は、つくしが、俺と桜子を、美作邸から追い出した意味を考えて居た。
“俺と桜子をデートさせる為に…。
つくしは、俺と桜子を(美作邸から)追い出したのか?”と…。
漸く、俺は、つくしの気持ちを理解したのだった。
俺は、つくしから、こんな嬉しい『Birthday present』をもらうとは思わなかったのだ。
“流石、俺とつくしは、兄妹だよな‼”と、此の時の俺は、そう思って居た。
だが、美作邸に帰った俺は、もっと、つくしに感謝する事に成るとは、此の時の俺は、思っても視なかったのだ。
なので、此の『俺(=あきら)のBirthday』を存分に、楽しもうと思って居た俺だったのだ。
そして、俺は、桜子に訊いて居た。
「此の後…。
如何する?
折角、つくしがくれた『俺へのBirthday present』だから…よ。
存分に楽しもうぜ‼」
で、桜子は、考えて居る様子だった。
で、俺の方を向いて、満面の笑顔で、言って来た。
「ここ最近のあきらさんは、お忙しかったでしょ?
中々、連絡も取れなかったですし…。」
だから、俺も、桜子の方を向いて、言って居た。
「まあ、そうだな。」
で、桜子は、俺が嬉しく成る様な言葉を言ってくれた。
「だから、二人だけで、一緒に居られる様な所に行きたいです。
誰にも、邪魔されない様な所が良いです。」
で、俺は、運転手に、言って遣った。
「メープルに言ってくれ‼」と…。
そして、メープルの支配人に連絡を入れて、部屋を手配してくれる様に、頼んで於いた。
「今から行くので…。
部屋を用意して於いて欲しい。」
「かしこまいりました。」
で、俺と桜子は、メープルの地下駐車場から、支配人にルームキーを預かり、其のまま、部屋に誘導された。
エレベーターに乗り乍ら、俺は、考えて居た。
“つくしは、粋な事してくれるぜ‼”と…。
また、俺は、俺の妹で在る つくしに対して、俺は、更に、思って居た。
“此の返しは、十分にして遣んねぇと…な。”と、考えて居た俺だった。
そして、俺と桜子は、『俺(=あきら)のBirthday』の真昼間から、一緒に、バスルームに入っていた。
此の場に居れば…。
俺と桜子が、思う事は、一つだった事は言うまでも無い。
まあ、“誰にも邪魔されない様な(場)所…。”と、言って来た桜子も乗り気だろうと、俺は、考えて居た。
成らば…。
“『俺(=あきら)のBirthday』何だから、桜子を堪能しねぇ手はねぇだろ
う。”と、俺は、桜子自身を堪能する事にした。
そして、『俺(=あきら)のBirthday』の其の日の俺は、桜子を、十分、堪能したのだった。
そして、桜子を、十分、堪能した処で、桜子のLINEが鳴った。
で、俺は、桜子が誰に返信して居るのかが、気に成ったのだが…。
敢えて、気にしてねぇ振りをした。
其処に、桜子から、とんでもねぇ言葉が降って来た。
「先輩の呼び出しです。
美作邸に戻りますよ。
美作邸で、皆さんも、お待ち兼ねですよ。」
「ああ。」
俺は、桜子の言って来た『皆さん』と言う言葉が、何故か?
気に成ったのだが…。
“あいつ等 F3&T3だろう。”と、解釈した事で、敢えて、桜子には、返事だけで、訊き返さねぇで居た。
だが、美作邸に戻って視て、度肝が抜かれた事は言うまでもねぇ。
まさかのお袋に、双子まで居たのだ。
だが、桜子は、飄々と、美作邸に入って行った。
“流石、桜子だ‼”と、俺は、思った事は、桜子には、言わずに居て於いた。