tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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雛祭り【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>  1.




<此の二次小説『雛祭り【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>』は、『お兄ちゃまの
 Birthday【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>』の『spin off』の様な『続編』と成
 っております。
 『お兄ちゃまのBirthday【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>』と、合わせて、ご覧
 下されれば、幸いです。
 宜しくお願い致します。>




つくしは、2月29日…。
司と一緒に、お昼頃に起きた時点で、誰も、リビングルームに居なかった事で、“ヤバい‼”と、思って居た。


唯、司とつくしが、リビングルームに下りて暫くしてから、あきらと桜子が、リビングルームに入って来た。


司とつくし…。
あきらと桜子…。


それぞれ、気拙そうにして居た事は言うまでも無い。


だが、つくしは、あきらに声を掛けて居た。


「あっ、お兄ちゃま…。
 桜子も、居たんだね。
 で、滋さんと優紀は…?」


で、T4の事なので、桜子が、つくしに返答していた。


「滋さんは、かなり飲んで居たでしょ?
 だから、酔い潰れている感じだったので…。
 大河原家のSPに頼んで、滋さんを連れて帰ってもらったんです。
 優紀さんは…。
 西門さんが、優紀さんを一緒に連れて、美作家のリムジンで、帰られましたよ。」


つくしは、桜子の言葉を聞いて、ホッとしていた。


「そうだったんだ。
 良かった。
 桜子…。
 ありがとね。」


桜子は、ニコッと、つくしに笑い掛けて、返答していた。


「いいえ、大丈夫ですよ。」


因みに、類は、美作家の使用人に見送られ乍ら…。
花沢家のリムジンに乗って、早朝、帰って行ったとの事だった。



で、あきらは、桜子を急かし始めていた。


実は、あきらと桜子で、此の後、出掛ける事にしていたのだ。


だからだったのだろう。
あきらは、つくしに声を掛けて居た。


「つくし…。
 俺と桜子は、今から、出掛けて来るわ。」


つくしは、驚愕していた。


だから、つくしは、あきらに訊いて居たのだった。


「今日は、パパからの呼び出しは無いの?」


あきらは、飄々と、つくしに答えていた。


「ああ。
 今日までは、許されたらしい。
 親父からの俺への『Birthday present』のつもりじゃねぇか?」


つくしは、其れこそ、驚愕だった。


だが、つくしは、美作兄妹の父親で在る たかしの事を、見直して居たのだった。


「パパも、粋な事するじゃん⁉」
「ああ。
 そうだな。」


あきらは、そう言い乍ら、桜子と一緒に、美作邸を後にして居たのだった。



此の場(美作邸のリビングルーム)に残された司とつくしは、顔を見合わせて居た。


で、司が、つくしに声を掛けて居た。


「俺等も、出掛けるか?」


つくしは、首を横に振って居た。


つくしは、ゆっくり、過ごしたかったのだ。


何故なら、つくしは、『あきらのBirthday party』の間中、『Home party』と言う事も有り、ずーっと、美作兄妹の母親で在る 夢子と一緒に、動いて居たのだ。


本来なら、使用人に任せる処なのだが…。
美作兄妹の母親で在る 夢子が、張り切って居たので、つくしも、頑張って居たのだ。


だから、つくしは、疲れたと言う事が、本音だったのだ。


其れに、昨夜のつくしは、司のお相手もしたのだ。


ゆっくりしたいと思っても、仕方の無いつくしだったのだ。



で、司も、つくしと一緒に、つくしの自室で、まったりして居たのだった。


勿論、司とつくしは、ダイニングで、ママお手製のランチ(?)を摂って居た事は言うまでも無い。



だが、司とつくしが、同じ部屋に居れば…。
司は、つくしに、ちょっかいを掛けたく成るのは、世の常の様なモノ…。


其の司のちょっかいをかわす事に、必死なつくしが居た事も、また、事実だったのだ。


“今更だけど…。
 何なら、お出掛けして居た方が、ゆっくり出来たかも…。”


と、思うつくしが居た事も、また、事実だったのだ。



で、つくしは、気に成って居た滋と優紀に、LINEを送って居た。


『滋さん…。
 優紀…。
 ごめんね。
 昨日は、放ったままに成ってしまって…。』


滋と優紀も、つくしに返信していた。


『朝、起きたら…。
 (大河原)邸の私の自室のベッドの上だったんだよ。
 だから、大丈夫だよ。』
『つくし…。
 気にしなくても、大丈夫だよ。
 総二郎さんも、一緒だし…。』


滋と優紀のLINEの返信文を観て、安心したつくしだった。



で、まったりして居た司とつくしは、司の掛け声に寄り、出掛ける事にしたのだった。


「つくし…。
 ディナーでも、行くか?」


つくしも、滋と優紀のLINE や 桜子の言葉を聞いて、気が抜けたみたいに成って居たので、司の提案に乗る事にしたのだった。


「うん、そうだね。」


そして、つくしは、夢子に出掛ける事を伝える為…。
リビングルームに下りて居た。


「ママ…。
 司と出掛けて来るね。」


夢子は、寂しそうにしていた。


なので、夢子は、今日の代わりの様に、司より先に、3月1日の約束をつくしに、取り付けるのだった。


「明日の司君は、お仕事かしら?」


司は、夢子の言葉に、怪訝に成り乍らも、返答していた。


「はい、そうですが…。」


其の司の言葉を聞いて、夢子は、つくしに約束させ様として居たのだった。


「じゃあ、明日のつくしは、ママのお手伝いをしてね。」


“明日は、何が在るのだろう?”と、つくしは、思って居た。


だから、つくしは、首を傾げていた。


そんなつくしの様子を観た夢子は、つくしに声を掛けて居た。


「もう直ぐしたら、3月3日…よ。
 3月3日は、『雛祭り』よ。
 明日に、『雛人形』を出すから、お手伝いしてね。」


つくしは、夢子の言葉で、思い出して居た。


あきらのBirthday』の事は、忘れて居なかったのだが…。
日本の行事の中には、女の子の節句で在る 『雛祭り』が行われると言う事を…すっかり忘れていたつくしだったのだ。


夢子は、つくしが、日本に帰って来た事で、日本の行事ごとに触れて欲しかったのだ。


だから、夢子は、つくしと一緒に、『雛人形』を飾りたかったのだ。


なので、つくしは、了承の言葉を夢子に言って居たのだった。


「ママ、分かったわよ。
 明日は、ママと一緒に居るね。
 司は、明日、仕事なら、良いでしょ?」
「ああ。」


夢子は、ニコッと、笑って居たが…。
司は、渋々、つくしに了承して居たのだった。



<此の二次小説『雛祭り【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>  1.』は、一部の言
 葉に、アルコールの飲酒の件が掲載されています。
 日本の法律上…。
 10代のアルコールの摂取は、違法です。
 ですが…。
 二次小説ネタで在るが故に、掲載致しております事をお詫び申し上げます。
 厚かましいお願いですが、此処は、『二次小説の世界』と、スルーして頂ければ、幸い
 に存じます。
 関係者各位 様、違法と分かって居乍ら、二次小説ネタとして、掲載致しております事
 をお詫び申し上げます。
                     お詫び掲載日…2020.2.29 21:23>

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