奇跡の出会い…<つかつく> 1.
<此の二次小説『奇跡の出会い…<つかつく>』は、『まえがき』でもご報告致しており
ました通り、2018年6月頃にWordにて、綴っておりました二次小説と成ります。
ですので、『tukatuku-inoti』開設(2018.5.10)以前の其の当時の妄想のままに、
2018年6月頃にWordにて、綴っておりましたままに、其の当時の『二次小説ネタ』を
変えずに、此方にて、掲載致しております。
文面に関しましては、編集を加えております。
ご報告申し上げます。>
【プロローグ】
<司side>
俺は、道明寺司 23歳 道明寺財閥 御曹司で、道明寺HD 後継者だ‼
英徳高校を卒業後…。
親に、無理矢理、連れて行かれる形で、NYで4年間、NYでの大学の学業 と 道明寺HDの家業を両立して来た。
俺の高校までの行いは、褒められたモノでは無く、かなり、屈折して居たと思う。
英徳高校では、『赤札』というゲームのプレイヤー宜しく…。
部下と称した下っ端等に虐めをさせて、弱い者虐めをして来た。
今思えば…。
良くもまあ、馬鹿な遊びをして、暇潰しして遊んで居たと思う。
でも、其の当時は、やたらと、イラつき、観えるモノ・壊せる物…。
全てが鬱陶しく、人も、物も、壊し続けた。
また、其の当時の俺は、他人(ひと)を他人(ひと)と思わない所が有った。
だから、他人(ひと)という者は、罵倒する・傷付ける対象にしか考えて居なかったのだ。
其の事は、道明寺HDに関わる様に成って、少しは、考え方も変わったかも知れない。
だが、今でも、俺自身の考え方を変える事の出来ねぇモノは、俺の中には、存在して居た。
其れは、幼少の頃から、一切、変わる事無く、嫌なモノだった。
其れは、俺の傍に女が近付いて来る・俺に触って来る・俺に触れて来る…等は、今でも、一切、俺は、受け付けられねぇ。
身体が、赤く成り、痒みを伴い、酷い時は、ミミズ腫れに成る様な時も有った。
また、更に、酷い時は、身体に触れられた部分に、水泡が出来、赤く腫れ上がって来る時も有ったのだ。
そんな俺が、NYに渡米した事で…。
「唯の七光りの坊っちゃんだけ…。」と、馬鹿にされた事が却って、“俺の仕事へのヤル気が漲ったんじゃねぇか?”と、思う程…。
NYでの実力世界が、俺を向上させる様に成り、俺は、変わって行ったのだ。
唯、他人(ひと)に対しては、俺の見た目は、冷徹・冷淡さは変わらず、眼光の鋭さは相変わらずの様で…。
俺が睨むと、他人(ひと)は、縮み上がるらしい。
此れは、西田が言って居た事だ。
また、『マネーゲーム』が、『赤札』と、似ている感覚が有り、俺にとっては、楽しくて仕方なかった。
お金の動きが、俺を向上させる様だ。
“お金 と 仕事 だけは、俺を裏切らねぇ‼”と、思って居た。
そう、あいつに出会うまでは…。
或る日の事だった。
俺の母親で在る 道明寺HD 社長のババアから、呼び出されて、日本でのプロジェクトを任される事に成った。
其のプロジェクトとは…。
年齢層の高い富裕層の寛ぎを提案出来る旅館を、道明寺HDとして、手掛ける事だった。
来月から、俺は、日本支社 支社長に就任して、旅館の選定から経営までのプロセスを統括するという任務を仰せ遣った。
此のプロジェクトは、道明寺HDとして、初めての旅館経営と成るので、失敗は許されない。
道明寺HDとして、話題作りにも、一役買いたいという理由が在った。
俺の此の年齢では、大抜擢では在るのだが…。
俺には、勝算は有ると思って居る。
俺は、日本に帰国後の一週間は、挨拶廻りに時間を費やして居たのだが…。
其れも、徐々に、落ち着きを取り戻していた。
そして、漸く、時間が取れる様に成って来たので、旅館の選定に入る事にしたのだった。
<つくしside>
私は、牧野つくし 22歳 『老舗割烹旅館 まきの』を営んでいる旅館の娘…。
私は、地元の公立高校を卒業後…。
地元の国立大学を卒業した。
大学では、経営学部を専攻して居た。
家族は、支配人を務めている父親の牧野晴夫 と 女将を務めている母親の千恵子 と 2歳下の弟の進…。
弟の進は、現在、大学3年生。
弟の進も、私と同じで、地元の公立高校を卒業後、私と同じ地元の国立大学に通って居る。
専攻も、私と同じで、経営学部在籍で在る。
そして、現在の私は、母に就いて、若女将の修行をしている。
従業員は、お祖父ちゃんの代から番頭を努めてくれて居る◇◇さん…。
そして、其の番頭さんの奥さんで仲居頭を務めてくれて居る△△さん…。
その他の従業員は、仲居さんとして3名 と 板長さん と 2名の板さんとで、当 旅館を切り盛りしている。
一応、『老舗割烹旅館 まきの』は、江戸時代から続く、由緒正しい旅館との認定を頂いて居る。
また、建物は、国の重要文化財に認定されているので、無闇に建て替えも儘ならず…。
建物維持の為…。
経費も嵩み(かさみ)始めていた。
また、当 旅館の近くに、リゾートホテルが開業された様で…。
当 旅館の客足も減って来て居た。
色々、手は尽くして居るのだが…。
中々、業績に結び付いて居なかった。
勿論、私も、弟の進も、経営学部なので、経営に参加して、手を尽くしては居る。
地元の商工会議所を訪れて、PRに結び付ける為、相談したりもした。
また、インターネットを利用して、ホームページを変えて視たり…。
PR方法を模索したりもしていた。
色々、手を尽くして、頑張っているつもりなのだが、結果に、中々、結び付いて居なかった。
そんな時だった。
あいつが、飛び込みで宿泊して来たのだ。
私達は、偶然が重なり、会うべくして会ってしまった様だ。
<司side>
俺が、日本に帰国して、漸く、落ち着きを取り戻した頃…。
あきらから、連絡が入って来た。
「司が、日本に帰国して帰って来て、或る程度、日が経ったし…よ。
そろそろ、俺等 F3と逢おうという気は起らねぇか?
久し振り、何だし…よ。」
俺は、あきらの提案に了承する事にしたのだ。
「まあ、そうだな。」
「じゃあ、あいつ等には、俺から、連絡付けとくよ。
じゃあ、メープルのラウンジのVIPルームで…な。」
と言う事で、久し振りに、俺は、あいつ等 F3と逢ったのだった。
<此の二次小説『奇跡の出会い…<つかつく> 1.』の中に出て来る『赤札』のゲー
ムの行為で在る 『虐め』は、現代社会に措いて、決して、してはいけない行為です
(過去もそうだったとは思いますが…。)。
犯罪に成り得るという事を、お互い、認識しなければ成りません。
しかし乍ら、此処は、『二次小説の世界』…。
『二次小説ネタ』として、スルーして頂ければ、幸いです。
勝手致します事をお詫び申し上げます。
お詫び掲載日…2020.2.24 23:00>
<また、此の二次小説『奇跡の出会い…<つかつく> 1.』に関しまして、お詫び申
し上げます。
此の度の色々な事案に関しまして、自粛ムードが高まって居る中…。
此の様な『二次小説ネタ』を、掲載致しております事をお詫び申し上げます。
不快に思われるやも知れませんが、『二次小説ネタ』として、スルーして頂ければ、幸
いに存じ上げます。
宜しくお願い申し上げます。
お詫び掲載日…2020.2.29 21:10>