tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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入社式【インフルエンサー・マーケティング】…<つかつく>  番外編①




新入社員の皆様…。
 此の度は、おめでとうございます。



<此の二次小説『入社式【インフルエンサー・マーケティング】…<つかつく>  番外
 編』は、2019.3.22 0:22に投稿しておりました『インフルエンサー・マーケティ
 ング…<つかつく>』の『spin off』の様な『番外編』として、綴っております。
 『インフルエンサー・マーケティング…<つかつく>』と、併せてご覧下さいました成
 らば幸いです。
 宜しくお願い致します。>




司とつくしが結婚したあの日から…。
6年が経って居た。


実は、つくしは、1年後には、妊娠が発覚し…。
其の数か月後には、司とつくしは、親に成ったのだ。


つくしが、出産した子は、息子だった。


名前は、『駿(しゅん)』と、懐けられた。


『駿(しゅん)』の字画は、17画…。
17画の字画が持つ名前の意味は、『積極性・地位・財産』を表すと言われている。


司は、此の17画の字画が持つ名前の意味に惚れ込み、司が、押しに押して、懐けられたのだ。


何故なら、司は、“『道明寺家』に相応しい名だ‼”と、思ったからだったのだ。



そして、出産を終えたつくしは、産休を兼ねて、『在宅ワーク』と、成ったのだった。


此れは、司の命(めい)では無く、楓の命(めい)だったのだ。


何故なら、楓は、道明寺姉弟の子育てを、使用人頭のタマに任せ、子育てをせずに、仕事オンリーの人生だったのだ。


「(楓)自身の今までの人生の中で、唯一、後悔して居る事が有る成らば、何か?」と、訊かれれば…。
其れは、間違い無く、「“子育て出来なかった自分自身に置かれた境遇だ。”と、答えるだろう。」と、楓は、思って居たのだった。


だから、楓は、つくしには、そんな後悔をして欲しく無かったのだ。



また、司は、司で、元々、つくしを働かせる事は、司自身、余り、良しとして居なかったのだ。


なので、司は、楓の命(めい)を後押ししたのだった。


と言う事で、楓と司の命(めい)を受けて、つくしは、『在宅ワーク』に切り替えて居たのだった。



だが、息子の『駿(しゅん)』が、3歳に成った事で、英徳学園 幼稚舎に通う様に成り、手持ち無沙汰に成ったつくしは、楓に仕事復帰を志願したのだった。


其れは、『駿(しゅん)』が、英徳学園 幼稚舎に通う様に成って半年が経った頃の事だった。


なので、つくしは、仕事復帰出来たのだった。


そして、仕事復帰したつくしは、楓の命(めい)に寄り、『専務』に就任したのだった。


実は、楓は、踏んで居たのだった。
つくしが、仕事復帰を志願して来る事は…。


だから、『在宅ワーク』に切り替えて居たつくしは、将来的には、『専務』に就任しても、『専務』として、遣って行ける様に、楓は、つくしを教育して居たのだった。


直接的では無くても…。
『IT』を利用して…。


其れに寄り、つくしが、『専務』に就任した当初から、重役の誰もが、つくしに、一目を置いて居たのだった。



そして、其の後…約1年が経った。
其の年の入社式の時期と成ったのだった。


そうなのだ。
4月1日の日が近付いて居たのだった。


つくしは、楓から、打診されて居たのだ。


「つくしさん…。
 貴女は、『専務』の職に就いて、約1年が経ったわ。
 私(わたくし)の後継者としても、十分な役割を熟してくれているわ。
 だから、貴女に、打診したいのよ。
 我が社の今年の入社式には、貴女に、道明寺HD代表挨拶を任せたいわ。
 如何かしら?」


つくしは、面食らっていた。


何故なら、楓の言葉は、唐突過ぎて、つくしにとっては、予期して居ない言葉だったのだ。


だから、つくしは、楓からの打診に、拒んで居たのだった。


「私には、其のお役目は出来ません。
 ましてや…。
 会長・社長・副社長を差し置いて、私に出来る筈等、毛頭在りません。
 寧ろ、重役からも、文句が出ると思います。」


つくしの其の言葉を聞いた楓は、先ずは、溜息を突いて居たのだった。


「はぁ~
 宜しいかしら…つくしさん?
 貴女は、既に、『道明寺司』の妻で在り、『道明寺家』の嫁…なのよ。
 そして、『道明寺HD』の専務よね?
 と言う事は、貴女にも、挨拶をする権利は在ると言う事なのよ。
 お分かりかしら?
 だから、私(わたくし)の打診に拒む前に、役目を果たす事をお考えに成る方が、宜し
 んじゃ無いのかしら?」


そう言われたつくしは、楓の打診を受けるしかなかったのだ。


だから、つくしは、言えた言葉だったのだろう。


「承知致しました。」


だが、楓とつくしの其の話しを傍で聞いて居た司は、別の事を思って居たのだった。


“ババアは、「如何かしら?」と、言い乍ら…。
 其れって、「了承しろ‼」って、言ってんじゃねぇのか?”と…。


司は、楓の思惑に、気が付き、呆気に取られていたのだった。



そして、4月1日…。
所謂、『道明寺HD』の入社式の日と成ったのだった。


つくしは、朝から、落ち着きが無かったのだ。


そんなつくしを優しく観て居る司だったのだ。


そして、つくしに、声を掛けて居たのだ。


「つくし…。
 少し位ぇ、落ち着けよ‼
 あんだけ、練習したろ?
 だから、大丈夫だろ?」と…。


だが、つくしは、そんな司を、睨み付ける様に、観て居たのだった。


そして、言葉に出して言えない分…。
心の中で、司に向かって言って居たのだった。


“人事(ひとごと)だと思って…。”と…。


だが、つくしの其の心の中の叫びは、司には、聞こえて居たのだった。
つくしの独り言と言う名の言葉に寄って…。


だから、司は、つくしに言って除けて居たのだった。


「人事(ひとごと)だと思ってねぇよ‼」と…。


そんな司の言葉に、つくしは、ハッと、成って居たのだった。


そして、俯くつくしだったのだ。


其処に、司は、つくしを覗き込む様に、軽くkissをし乍ら、つくしに伝えて居たのだった。


「俺が傍に就いてるっていう『おまじない』だ‼
 受け取れよ‼
 つくし…。」と…。
「………」


そんなつくしは、言葉に詰まるのだった。




<此の度の世界的な事案に寄り、『入社式』を断念せざるを得ない企業様がお出でだと、
 伺っております。
 しかし乍ら、此の二次小説『入社式【インフルエンサー・マーケティング】…<つかつ
 く>  番外編』に関しまして、全編の『番外編』は、『入社式』をテーマに、二次小
 説ネタを綴らせて頂いております。
 不快に成られました成らばお詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い申し上げます。>

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