tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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入社式【インフルエンサー・マーケティング】…<つかつく>  番外編③




入社式の進行役は、西田が、努めたのだった。


壇上には、楓と司とつくし以外には、道明寺HD 日本支社 全ての重役達が、上がって居たのだった。


其処で、先ずは、道明寺HDの重役達が紹介されていた。


西田が、一人一人を紹介していた。


「向かって右側より、紹介致します。
 道明寺HD NY本社役付け 代表取締役社長 道明寺楓。
 道明寺HD NY本社役付け 代表取締役副社長 日本支社 支社長 兼務 道明寺司。
 道明寺HD NY本社役付け 専務 道明寺つくし。
 --------------------------(その他の重役の紹介)。
 そして、最後に成りましたが…。
 私は、道明寺HD NY本社役付け 専務 西田と申します。
 日本支社 道明寺司支社長の専属第1秘書を務めて居ります。」


全ての重役達は、西田より、それぞれ、紹介される毎に、軽くお辞儀をして居たのだった。


また、全ての重役達は、西田の紹介後に、壇上から下りたのだった。



そして、つくしの話す時間と成ったのだった。


先ずは、西田が、つくしを紹介していた。


「『道明寺HD NY本社役付け 専務 道明寺つくし』より、ご挨拶を戴きます。」


つくしは、さっきまでの不安な顔付きは、何処に行ったのか?
自信に満ちて居る様な清々しい顔付きと共に、壇上に立って居たのだった。


其の時のつくしは、何かに覚悟を決めた様な顔付きに成り、顔を引き締めた状態のまま、話し始めたのだった。


そして、つくしは、挨拶を始めて居たのだった。


「今日の良き日に、我が道明寺HDに入社される皆さん。
 おめでとうございます!
 私は、先程、西田より、ご紹介に預かりました弊社 道明寺HD 専務の職を務めて居
 ります道明寺つくしと申します。
 本日、入社される皆さんに、申し伝えて於きます。
 皆さんは、本日を以って、我が道明寺HDの『インフルエンサー』で在ると言う事を自
 覚下さい。
 皆さんの意識次第で、我が社は、如何様(いかよう)にも成るという事です。
 良きに付け、悪気に付け…。
 所謂、良い方にも、悪い方にも…転がるのだという事を、常に、認識して下さい。
 我が社は、一人一人の自覚次第で、如何とでも成り得るという事の自覚を持って下さ
 い。
 我が社に入社されたからには、皆さんは、もう既に、道明寺HDの一員です。
 其の自覚を、常に、持って下さい。
 我が社に入社されたと言う事は、皆さんは、優秀だと証明されたと言う事です。
 私は、我が社の専務として、企業戦士として、優秀な皆さんと一緒に、戦っていける事
 を誇りに思います。
 一日でも早く、皆さんが、我が社の戦力と成ってもらえる事を節に願っております。」


此処で、つくしの挨拶は終了したのだ。


司は、つくしの挨拶を誇りに思って居たのだ。


“やっぱり、つくしは、本番に強ぇ女だな。”と…。


そんな司は、つくしを褒めて遣りたくて…。
抱き締めて遣りたくて、ソワソワし始めたのだった。


所謂、落ち着きのない司が出来上がってしまったのだった。


そんな司を観て居た楓は、呆れるしかなかったのだった。



そして、入社式は、無事終了して、司とつくしは、執務室に戻って来たのだった。


そして、司は、つくしを抱き締め乍ら、褒めて遣り、頭を撫で撫でして居たのだった。



だが、其れだけで、終われないのが、司という男だったのだ。


其のまま抱き締められた状況で居たつくしは、司からのkissに、目が点状態だったのだ。


其処に、楓が、司とつくしの執務室をノックしたのだった。


「私(わたくし)です。
 入りますよ。」


そして、つくしは、楓の声と共に、司を突き飛ばして居たのだった。


司は、咄嗟のつくしの行動に、床に倒れたまま…。
呆気に取られていたのだった。


だが、楓は、自身の息子で在る 司の行動位は、目に見えて分かって居るので、そんな司とつくしを観ても、何とも思わなかったのだ。


だが、楓は、一言、自身の息子で在る 司に言って除けて居たのだった。


「あら、司…。
 其の様な所で、何を為さって居るのかしら?
 お恥ずかしい格好をして居ないで…。
 早々に、執務にお戻り為さいな。」
「………」


だが、司は、自身の母親で在る 楓に、何も言い返せなかったのだ。



そして、楓は、其の日が、つくしの初めての壇上での挨拶だったにも関わらず、落ち着いて、挨拶出来ていたつくしを労う様に、声を掛けて居たのだった。


「つくしさん…。
 素晴らしいご挨拶だったわ。
 流石、つくしさんね。
 其れまでの不安そうなつくしさんが、嘘の様だったわ。
 其れじゃあ…。
 私(わたくし)は、NYに戻ります。
 司の事を宜しくお願いしますよ。」


楓は、自身の息子で在る 司を睨み付け乍ら、つくしに、言葉を紡いでいたのだった。


だが、つくしは、そんな楓の言葉を聞いて、心の中で、思って居たのだった。


“流石、お義母様だよね。
 嫌味の一つも、言わずには居られないらしい。”と…。


だが、楓は、心の中で、発して居たつもりのつくしの声を聞き取って居たのだった。


所謂、心の声という名の『独り言』を発して居たつくしだったのだ。


だが、今回の楓は、そんなつくしの心の声を聞いては居たのだが…。
つくしには、楓のお小言は、言わずに置いて於いたのだった。


其れ程、今回のつくしには、労いの言葉を掛けて遣りたかった楓だったのだ。


尚も、楓は、心の中で、思うのだった。


“つくしさんは、もう、『道明寺HD』にとっては、立派な担い手に成ってくれたわ。
 つくしさんは、今や、『道明寺HD』にとって、立派な『インフルエンサー』だわね。
 今のつくしさんは、もう、『道明寺HD』にとって、『インフルエンサー・
 マーケティン』を担って居ると言っても、過言じゃ無いわね。”と…。


楓は、NYに向かうPJの中…。
あの笑わないと、世間で言われている『鉄の女』で在る 楓が、俄かに、微笑んだのだった。


此の様子を観て居た楓の第1秘書は、思ったのだった。


“今の『道明寺HD』にとって、つくし様は、無くては成らない存在に成られた様 
 だ‼”と…。


そして、楓の第1秘書は、将来の『道明寺HD』の発展を願うのだった。



そして、其れからの『道明寺HD』は、司とつくしが、『インフルエンサー』の如く…。『道明寺HD』の担い手と成って、『インフルエンサー・マーケティング』の言葉通りに、発展の途を築くのだった。



そして、此の日の入社式でのつくしの挨拶は、其の後の新入社員にとって、影響を与えた事は言うまでも無かったのだった。



fin



<此の二次小説『入社式【インフルエンサー・マーケティング】…<つかつく>  番外
 編』は、『①~③』に於いて、『入社式』をテーマに、二次小説ネタを綴らせて頂きま
 した。
 しかし乍ら、此の度の世界的な事案にも関わらず、此の様な二次小説ネタを綴っており
 ます事をお詫び申し上げます。>


<また、此の二次小説『入社式【インフルエンサー・マーケティング】…<つかつく
 >  番外編③』は、短めに成っております事をお詫び申し上げます。>

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