それぞれの戸惑い【戸惑い…<つかつく>】…<ALL CP> 番外編①
<此の二次小説『それぞれの戸惑い【戸惑い…<つかつく>】…<ALL CP> 番外
編』は、『戸惑い…<つかつく>』の本編では、綴り切れなかった部分を<ALL CP
>として、綴っております。
『戸惑い…<つかつく>』と、併せて、ご覧下さいました成らば幸いです。
宜しくお願い致します。>
【プロローグ】
つくしは、日本で言う処の中学校に当たるアメリカの『Junior high school』時代に、NYにて、『大河原滋』と、既に、出会って居たのだった。
滋は、日本で言う処の高校入学年齢に成った時に、日本の高校に通う為…。
日本に帰国したのだった。
なので、つくしと滋は、其れ以来、会って居なかったのだ。
実は、滋は、日本に帰国して帰って来た際…。
『party』に出席した時に、司の事を知ったのだった。
其の時に、滋は、密かに、司に想いを寄せるのだった。
そして、滋に遅れる事…。
一年後に、日本に帰国して帰って来たつくしは、司と知り合った事で、『戸惑い』の恋から、『本物』の恋を知ったのだった。
そうとは知らない其の後の滋は、つくしと日本で再会した事で、『戸惑い』を経験する事に成るのだった。
また、つくしは、総二郎とあきらとは、英徳学園内で、既に、顔見知りだったのだが…。
話しした事は無かったのだ。
だが、類と静の渡仏の為に、空港に見送りに行った際に、司から紹介された事で、其の後のつくしは、総二郎とあきら共、友人として仲良く成るのだった。
其れからのつくしは、司とお付き合いして居ると言う事で、F4専用 F4ラウンジに出入り出来る権利を取得して居たのだった。
其の頃から、F2とは、更に、友人としての仲を形成して行くのだった。
また、つくしは、つくしの父親の牧野晴夫の姉で在る つくしの伯母…で、静の母親で在る 藤堂夫人に寄って、茶道を習う様に、進められて居たのだった。
「つくし…。
日本の文化に触れるのだったら…。
お茶は良いわよ‼
一度、遣って視ると良いわ。
精神統一の場には、優れた場所よ。」と…。
実は、静が渡仏した今と成っても、「つくしの事が心配なのよ。」という藤堂夫人に寄って、つくしは、未だに、藤堂家でお世話に成って居たのだった。
なので、つくしは、伯母の進めには、逆らえない所が在るのだった。
なので、西門流 家元夫人の弟子として、つくしは、茶道のお稽古の為に、西門邸に出向いて居たのだった。
其処で、つくしが知り合ったのは、『松岡優紀』だったのだ。
優紀は、高校で、一つ年上の知り合いの先輩から、誘われる様に、茶道部に入部したのだった。
だが、思いの他…。
優紀にとっては、お茶の世界が、性に合って居たのか?
優紀は、お茶の世界にのめり込んで居たのだった。
そして、優紀は、先輩に連れられる様に、西門流の門を叩く事に成ったのだった。
始めの内は、西門流の先生から教授を受けて居たのだが…。
優紀の素質を見抜いた家元夫人に寄って、家元夫人から教授を受ける様に成って居たのだった。
そして、優紀は、家元夫人から教授を受けて居たつくしと知り合う事に成ったのだった。
実は、家元夫人は、優紀を気に入って居たのだ。
優紀には、芯がしっかりして居る所だけじゃ無く…。
人を包み込める包容力…が、備わって居るのだ。
其れに、お茶の素質で云うと…。
つくしより、優紀の方が、断然、上だった事は言うまでも無いのだ。
そんな優紀に、家元夫人は、目を付けたという訳だったのだ。
だが、そんな家元夫人に、其の後の優紀は、『戸惑い』を経験する事に成るのだった。
そして、つくしと優紀は、お稽古の時間が終了すれば…。
毎回、連れ立って、カフェに寄る間柄に成って居たのだった。
勿論、つくしと優紀は、親友と呼べる間柄に成って居た事は言うまでも無いのだ。
また、高校2年に進級したつくしが知り合ったのが…。
旧 華族出身で在る 三条家のお嬢様の桜子だったのだ。
桜子は、英徳学園 高等部に編入して早々…。
司を探して居たのだった。
何故なら、桜子の初恋の相手は、『道明寺司』だったのだ。
桜子の初恋は、英徳学園 幼稚舎の頃に遡るのだった。
だが、其の当時の桜子の初恋は、司の罵倒と共に、木っ端微塵に砕かれたのだった。
だが、其の後の桜子は、ドイツに渡独してまで、美容整形を受けて、“道明寺さん(司)を見返して遣ろう‼”と、思って居たのだった。
だから、英徳学園 高等部に編入早々にも関わらず…。
桜子は、司を探して居たのだった。
ところが、英徳学園内では、既に、司とつくしの交際は、暗黙の了解と成って居たのだった。
所謂、司とつくしの交際は、誰もが、知って居る話しだったのだ。
だから、桜子は、諦めるしか無かったのだ。
そんな頃の事だった。
桜子は、何故か?
英徳学園 高等部の生徒達に、美容整形をして居る事がバレてしまったのだ。
其れは、英徳学園 幼稚舎のアルバムから、バレたのだった。
其の事で、桜子は、虐めに遭って居たのだ。
其処を、つくしが通り掛かり、見付けてしまったのだ。
NY時代のつくしは、元々、正義感の強さが売りの様な少女だったのだ。
だからだったのだろうか?
其の当時は、見ず知らずの桜子だったのだが…。
つくし自身、そんな桜子を放っては置けなかったのだ。
つくしが、其の現場を通り掛かった時に、桜子は、其の女子生徒達から、美容整形の件に関して、詰られて(なじられて)居たのだった。
「貴女は、整形をしてまで、男性に、おモテに成りたいのかしら?
貴女が、其の昔…。
幼稚舎時代に、道明寺様に、告白為さって居た事を私(わたくし)達は、知って居るの
よ‼
でも、残念ね‼
道明寺様は、既に、牧野さんの恋人で在られるのよ‼」と…。
既に、桜子は、噂話を聞いて居たので、此の話しは、知って居たのだが…。
つくしにとっては、短絡的過ぎて、呆れる話しだったのだ。
だから、つくしは、言えた言葉だったのかも知れない。
「貴女達だって…。
お金で、美を追求してるでしょ?
彼女が、美容整形しているからと言って、誰に、迷惑を掛けて居ると言うの?
後輩を虐めて何が楽しいのかしら?
いい加減にしたら…。」
だから、つくしは、桜子を虐めて居た女子生徒達を撃退したのだった。
そして、つくしは、桜子の初恋の相手が、自身の恋人で在る 司だと知ったのだった。
だが、桜子は、そんなつくしの事を、一気に好きに成り、つくしの『Fan』に成ってしまったのだった。
其の後の桜子は、何か有る毎に…。
つくしの傍を離れようとしなく成ったのだ。
此れには司が、そんな桜子に怒りを露わにする様に成ったのだった。
つくしは、此の事が切っ掛けで、毎日、『戸惑い』の日々を送る事に成るのだった。