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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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それぞれの戸惑い【戸惑い…<つかつく>】…<ALL CP>  番外編④




高校2年に進級したつくしが、知り合ったのが…。
旧 華族出身で在る 三条家のお嬢様の桜子だったのだ。


桜子は、ドイツに渡独してまで、美容整形を受けて居た事が、其の当時の英徳学園 幼稚舎のアルバムから、英徳学園 高等部の女生徒達に、バレてしまったのだ。


其の事で、桜子は、虐めに遭って居たのだ。


英徳学園 高等部の女生徒達の其の桜子への虐め方が、つくしにとっては、短絡的過ぎて、呆れて居たのだった。


だから、つくしは、言えた言葉だったのかも知れない。


「貴女達だって…。
 お金で、美を追求してるでしょ?
 彼女が、美容整形してるからと言って、誰に、迷惑を掛けて居ると言うの?
 後輩を虐めて何が楽しいのかしら?
 いい加減にしたら…。」


だから、つくしは、桜子を虐めて居た女子生徒達を撃退したのだった。



其の当時は、見ず知らずの桜子だったのだが…。
つくしにとっては、放っては置けなかったのだ。



だからだったのだろうか?
其の後の桜子は、そんなつくしを、一気に気に入り、つくしの『Fan』に成ってしまったのだ。


其の後の桜子は、何か有る毎に…。
つくしの傍を離れ様としなく成ったのだ。



此れには、司が、怒りを露わにする様に成ったのだった。


なので、つくしは、此の事が切っ掛けで、毎日、『戸惑い』の日々を送る事に成るのだった。


だが、其の後の桜子にも、『戸惑い』の日々が訪れる事に成るのだった。



そんな桜子は、そんな事が有って以来…。
休憩時間…。
放課後…。
問わず、つくしの傍に居ようとして居たのだ。


司にとっては、そんな桜子が、邪魔な存在だったのだ。



実は、英徳学園のF4ラウンジの入室は、F4が認めた人間以外…入る事が出来ないシステムに成った居たのだった。


所謂、英徳学園の学生・生徒達…全て。
特に、女子学生・女子生徒達は、一切、立ち入り禁止だけじゃ無く、近寄る事も出来ない程…。
F4は、F4ラウンジへの入室を、今まで、つくし以外、誰にも、認めて来なかったのだ。


其れなのに、つくし以外で、初めて、F4は、桜子に許可を出したのだ。


何故なら、つくしからの懇願でも有ったのだ。


司にして視れば…。
桜子のF4ラウンジへの入室を許可しなければ…。
桜子につくしを連れ出されるので、司にとっては、苦渋の選択だったのだ。


そんな事から、桜子は、F4とも、友人としての位置を築き始めて居たのだった。


唯、遠くから観て居た筈のF4のメンバーを何時も拝める事に、桜子は、つくしに感謝して居たのだった。


そんな時に、桜子は、F2(総二郎とあきら)から、訊かれて居たのだった。


先ずは、あきらから、口火を切られて居たのだった。


「桜子…。
 お前…。
 訊く所に寄ると…。
 ドイツで、整形したらしいな‼
 其の理由が、“司に失恋して、司を見返す為だった。”と、聞いたが、本当の事なの
 か?」


だが、桜子は、あきらから訊かれた言葉に、飄々と、返答するのだった。


「はい、其の通りですわ。
 でも、今は、一切、道明寺さんの事は、何とも思って居りません。
 私にとっての道明寺さんの位置付けは、先輩の婚約者と言う事以外、御座いませんわ。
 今は、先輩とご一緒している方が楽しいんですもの。
 私は、初めて、『女の友情』というモノを味わっておりますの。」


此の桜子の告白を後で、F2から聞かされたつくしは、此の桜子からの言葉に、驚愕して居たのだ。
何故なら、つくしは、桜子から聞かされて居なかったのだから…。


だから、F2から聞かされた時のつくしは、言葉も出て来なかったのだ。


だが、F2(総二郎とあきら)は、其の後のつくしと桜子の二人の仲の良さを観て居て、納得して居たのだった。


「「成程…な‼」」と…。



そして、桜子自身は、自身のそんな告白では無いのだが…。


桜子が、幼少期の頃に、司自身から受けた虐めの話しを、F3&つくしにして居ても、其の後の司は、何の感慨も無いのか? 
申し訳無さそうでも無い何時もと変わらない顔の表情で居る司に、桜子は、つくし以外の女性に対する、徹底した非情な態度に、司への気持ちは吹っ切れて居たのだった。


だが、つくしは、桜子に、そんな司の態度を申し訳無く思って居たのだった。


だから、つくしは、桜子に言えた言葉だったのだ。


「ごめんね。
 桜子…。」


だが、桜子は、そんなつくしに、ニコッと、笑って、唯、頷くだけだったのだ。


何故なら、桜子は、つくしの桜子への思いを理解して居たからだったのだ。



だが、F2(総二郎とあきら)は、そんなつくしを茶化すのだった。


「もう、既に、女房気取りか?」
「流石…。
 牧野は、司の猛獣遣いだな‼」


そんなF2(総二郎とあきら)の姿からも、桜子は、感じて居たのだった。


“道明寺さんには、もう、先輩は、無くて成らない存在…何ですね。”と…。


そう心から思える様に成った桜子は、つくしに感謝するのだった。


また、桜子は、司の事を、心の底から吹っ切る事が出来、つくしに、感謝して居たのだった。



そんな頃の事だった。


桜子が、F4ラウンジに入ろうとしていた所を、つくしの同級生で在る 『リリーズ』と名乗っている3人組(浅井百合子・鮎原えりか・山野美奈子)に、見付かってしまった事で、其の場から連れ出されたのだっだ。


別に、隠して行動して居る訳でも無い桜子だったのだが…。
桜子にとっては、観て居た相手が悪かったのだ。


だが、つくしの同級生で在る 『リリーズ』と名乗っている3人組(浅井百合子・鮎原えりか・山野美奈子)にとっては、司の婚約者で在る つくしなら兎も角も…。
“F4のメンバーの彼女でも無い三条さん(桜子)が、如何して、F4ラウンジに、出入り出
 来るのよ?”と、そう思えば思う程に、苛立ちを露わにして居たのだ。


だから、つくしの同級生で在る 『リリーズ』と名乗っている3人組(浅井百合子・鮎原えりか・山野美奈子)は、つくしが、桜子の傍に居ない時を、戦々恐々と、狙って居たのだった。


そして、桜子は、リリーズから連れ出されたという訳だったのだ。


「先輩方…。
 何か御用でしょうか?」


落ち着き払った様な様子の桜子に、更に、苛立ちを露わにする『リリーズ』の3人組だったのだ。


だからだったのだろうか?
『リリーズ』のリーダーで在る 浅井百合子から、口火が切られたのだった。


「貴女…。
 何様のおつもり…なのよ?」


だが、此の場に連れ出された意味を理解している桜子は、飄々と、『リリーズ』に伝えるのだった。


「何様でも在りませんが…。
 牧野先輩に可愛がって頂いて居る後輩と云えば…。
 宜しかったでしょうか?」


其の桜子の言葉に、『リリーズ』の中で、一番、陰険な態度で在る 鮎原えりかが、口火を切ったのだった。


「そんな事を訊いて居るんじゃ無いのよ‼
 先輩の私(わたくし)達を差し置いて、“如何して、貴女が、F4ラウンジに入る事が出来
 るのか?”と、訊いて居るの?
 お分かりかしら…?」


其れでも、尚、桜子は、飄々と、返答するのだった。


「其れは、私の入室が、F4の皆さんから許されたからですわ。
 先輩方が、私を疎ましく思って居らっしゃる事は、理解していますわ。
 私が、F4の皆さんから、F4ラウンジへの入室を許可されている事は、先輩方には、許
 せないんですよね?」
「「「………」」」


つくしの同級生で在る 『リリーズ』と名乗っている3人組(浅井百合子・鮎原えりか・山野美奈子)にとっては、後輩で在る 桜子が言って居る言葉が当たっているだけに、苛立ちを、更に、露わにして居たのだった。


其処に、総二郎とあきらが、通り掛かったのだ。


総二郎は、“厄介な所に遭遇した。”と、思って居たのだが…。
あきらは、そうでは無かったのだ。


元来、あきらは、お節介焼きの人種なのだ。


困って居る人を、放って置けない所が有るのだ。


だから、総二郎は、見て視ぬ振りをするつもりで居たのだが…。
あきらは、桜子を助けるのだった。


「お前等の様な欲の塊の女共には、F4は、相手にする訳ねぇぞ‼」と…。


そう言って、あきらは、桜子の腕を引き寄せて、引っ張って、F4ラウンジに、一緒に入るのだった。
英徳高校の生徒達に、此れ見よがしの様に…。



で、其の後の桜子は…。
あきらに惹かれ始めたのだった。



<此の二次小説『それぞれの戸惑い【戸惑い…<つかつく>】…<ALL CP>  番外
 編④』は、一部、『それぞれの戸惑い【戸惑い…<つかつく>】…<ALL CP>  
 番外編①』の文面を引用しております。
 了承願います。>

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