tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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まさか…‼…<つかつく>  6.




其の後のつくしは、楓と一緒に、日本に帰国して帰って来たのだった。


そして、楓は、PJを降りる際に、つくしに、言って除けるだった。


実は、此のまま、つくしは、楓と別れて、藤堂邸に帰るつもりで居たのだった。


其の事を察して居た楓だったので、つくしに言えた言葉だったのだろう。


「つくしさんを連れて帰るって、タマに、伝えて有るのよ。
 だから、今日は、此のまま、道明寺邸に居らしてね。
 で、今日は、泊まって行って下さるかしら?
 実は…。
 明日には、椿も、日本に帰国して帰って来る予定なのよ。」


つくしは、溜息しか出なかったのだった。


「はぁ~。」


実は、此の時のつくしには、溜息以外の言葉は、出て来なかったのだ。


だからだったのだろう。
つくしの溜息は、楓に聞かれて居たのだった。


だから、此の時の楓は、苦笑いだったのだ。



実は、NYに滞在中だったつくしは、既に、椿とも、再会して居たのだった。


其れは、楓の病室に、つくしが、お見舞いに訪れる様に成って、数日が経った頃の事だった。


つくしが、まさか…‼
楓の病室に居るとは思って居なかった椿は、驚愕して居たのだった。


だが、我に返った椿は、つくしに、『hug』したのだった。


しかも、椿の『hug』は、過去につくしが受けた通りの失神寸前の『hug』だったのだ。


つくしは、すっかり、忘れて居ただけに…。
息絶え絶えと云った様相で、ふら付いて居たつくしだったのだ。


其の椿の行動を止めたのが、他でも無い椿の母で在る 楓だったのだ。


「椿…‼
 お止めさない‼
 つくしさんが、倒れてしまうわよ。」


椿は、そんな楓の言葉に、ハッと成り、慌てて、つくしから離れたのだった。


「つくしちゃん…。
 大丈夫かしら?」


つくしは、ゼェゼェと、肩で息をし乍ら、椿に返答して居たのだった。


「大丈夫ですよ。
 椿お姉様…。」


なので、椿は、つくしのそんな言葉を聞いて、ホッとして居たのだった。


だが、椿は、ふと、思ったのだった。
何故なら、つくしが、此の場(楓の病室)に居る事が不思議だったのだから…。


「つくしちゃん…。
 何故…?
 此処(楓の病室)に居るの?」


なので、つくしは、椿に、伝えるのだった。


「F3から、楓おば様の事を伺って…。
 ずーっと、気に成って居たんです。
 で、今回、うち(藤堂商事)が、御社(道明寺HD)と、提携を結ぶ事に成って…。
 藤堂社長から、NYに出張する様に言われたので…。
 此の機会に、楓おば様の様子伺いに、お邪魔したんです。」


其処で、楓からも、つくしの言葉に付け加える様に、話し為されたのだった。


「つくしさんは、忙しい合間を縫って、もう既に、何度か、お見舞いに、来てくれたの
 よ。」


椿は、満面の笑みに成って、喜んで居たのだった。


「そうだったのね。
 つくしちゃん…。
 有難う‼」


で、つくしも、返答するのだった。


「いいえ。
 私には、何も出来ませんけど…。」



だが、椿にとっては、不思議だったのだ。


つくしからの言葉の中に在った 『うち(藤堂商事)』を不思議に思って居たのだった。


だから、椿にとっては、言えた言葉だったのだろう。


「つくしちゃん…。
 『うち(藤堂商事)』って、如何いう意味…?」


なので、椿は、つくしから、此れまでのつくしの経緯を聞いて居たのだった。



そして、更に、椿は、つくしに訊き出していた。


「じゃあ、既に、司にも逢って居るのよね?」


つくしは、椿からの言葉に、返答するのだった。


「はい。
 仕事ですから…。」


だが、椿は、つくしに、掘り下げて、訊き出し始めて居たのだった。


「司にも、今日、会って来たんだけど…。
 仕事の仕方が変わったって、西田が言ってたのよ。
 其れに、司の顔色も、艶も、良く成って居たの。
 此れって、つくしちゃんのお陰よね?」
「………」


つくしは、椿からの言葉が、驚愕過ぎて、言葉に成らなかったのだ。


だから、椿は、更に、つくしに訊き出し始めて居たのだった。


「私が、司に訊いたのよ。
 “何か、良い事でも有ったのか?”って…。
 そうしたら…ね。
 司が、ニヤニヤしてたのよ。
 返答の言葉も無く…ね。
 其の時に、ピンっと、来たのよ。
 絶対、何か、有ったんだって…。
 でも、其の時は、見付けられなかったのよ。
 “其れが、こう言う事だった。”って事でしょ。
 つくしちゃんが、NYに渡米して来てるって…。
 司は、何も、私に、隠さなくても良いのに…ね?」


だが、つくしだけじゃ無く、此の時ばかりは、楓でさえも、思って居たのだった。


“司(道明寺)が、椿(お姉様)に、白状すれば…。
 大変な事に成るから…でしょ(だよね)。”と…。


で、其の後は、他愛の無い話しを、楓と椿母子と共に、つくしも、話しして、暫く、会話を楽しんで居たのだった。



此の時の司は、つくしが、NYに居る事を、椿にバレているとは、思っても視なかったのだ。


何故なら、椿からの逆襲を受けた事で、司は、椿にバレて居る事を、初めて、知ったのだった。



そして、椿からの逆襲を受けた後の司は…。
つくしが泊っているNYメープルに駆け込んだのだった。


そして、つくしを、司がキープして居る 司自身の自室に連れ込むのだった。


其の頃の司と云えば…。
つくしとは、すっかり、恋人気分で居たのだった。


否、元々、つくしとは、別れて居ると認識して居なかった司だったのだ。


何故なら、司の解釈は…。


【一時的に、ババアの妨害を受けて、つくしとは、離れて居ただけで…。
 俺とつくしの心は、通じている。】と、認識して居たのだった。


という寄りも、今の司にとっては、『遠距離恋愛』している気分で居たのだった。
5年という歳月を経て…。


今では、司の母親で在る 楓までもが、つくしを認めたので在る。


司にとっては、弊害等、無いに等しいのだ。


だから、ゴシップネタ通りに…。


「『政略結婚』では無く、高校から付き合って居る。
 だから、『恋愛結婚』として、結婚を前提に、付き合って居る。」と、世間に公表したかった司だったのだ。


其れなのに…。
つくしは、『YES』とは、言わないのだ。


だから、司は、口酸っぱく、何度も、つくしに言って除けるのだった。


「俺は、つくしの『婚約者』だ‼」と…。


なので、つくしは、司の言葉に、切り返して居たのだった。


「何時から、私は、あんたの『婚約者』に成ったのよ?」と…。


なので、端から見れば…。
何時まで経っても、堂々巡りの様相を呈して居たのだった。



という訳で、つくしは、そんな司をNYに、一人置いて、楓と共に、日本に帰国して帰って来たのだった。

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