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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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あれから【再び】…<総優>  続編①




<此の二次小説『あれから【再び】…<総優>  続編』は、2019.2.5 0:42に投
 稿しておりました『再び…<総優>』の『spin off』の様な『続編』として、綴ってお
 ります。
 『再び…<総優>』と、併せて、ご覧下さいました成らば幸いです。
 宜しくお願い致します。>




<総二郎side>


俺と優紀が再会した日は、金曜日だった。


だから、優紀にとって、次の日 と 其の次の日は、土日と言う事で、休日らしい。


なので、如何も、俺は、羽目を外し過ぎた様だ。


次の日の朝に成り、そんな優紀は、起きて来れなかった。


“ヤバい‼”と、思えど…。
如何する事も出来ねぇ‼


今の俺には、まあ、まだ、優紀を、ゆっくり、休ませるしかねぇんだ。



と言うのも、俺は、朝から、1件、仕事が入っていた。


まさか、こう成るとは思って居ねぇ俺は、直ぐには、スケジュール調整する事が出来なかった。


なので、仕方なく、仕事に向かう事にした。


なので、俺は、内弟子に、連絡した。


「今、俺は、メープルに居る。
 メープルの地下駐車場に、リムジンを駐車して於いてくれ‼」
「賜りました。」


で、次に、優紀へのメモをベッドの横に置いて在る サイドテーブルに置いて於く為に、俺は、テーブルで、優紀宛のメモを書いて居た。


【優紀へ
 俺は、今から、1件、仕事を熟して、また、此処に戻って来る。
 だから、其れまで、此処で、大人しく、待ってろよ‼
 俺が居ねぇからって、帰るなよ‼
 午後一で、ぜってぇ、戻って来るから…。
 此処で、大人しくしとけよ‼
 で、俺が、戻って来たら、ランチを摂ろう‼
                          総二郎】



なので、俺は、出掛ける前に、ベッドの横に置いて在る サイドテーブルに、此のメモを置いて、優紀の頬にkissをして、部屋を出て来た。


勿論、部屋の前には、西門家の女SPを配置して置いた。


うち(西門家)のSPは、内弟子の様な定位置で、置いて居た。


茶道 西門流として、堂々と、SPを配置する事は、難しいからだ。


なので、今までの女SPは、家元夫人のみの配置だった。


だが、此れからの俺は、優紀にも、女SPを配置する事にした。


勿論、優紀にバレねぇ様にだけど…な。


で、俺は、部屋の前に居る うち(西門家)の女SPに、目配せをして、地下駐車場に向かって居た。



地下駐車場専用エレベーターで、地下駐車場に到着した俺は、内弟子から、不思議そうな顔をされた。


何故なら、今までの俺は、女と共に、エレベーターから、下りて居たからだった。


そして、支配人に手配させて於いたタクシーで、女だけ帰して居た。


で、今までの俺はと云えば…。
内弟子の運転するリムジンに乗って、仕事場に向かって居たのだ。


だが、此の日の俺は、女連れじゃ無かったのだ。


だから、内弟子が不思議そうに思う其の意味合いの分かる俺は、内弟子に伝えて居た。


「此れからの俺は、今までの様な女遊びは終わったんだ‼
 だから、此れから俺が連れて歩く女は、俺の本物の俺の女だ。
 だから、俺の女には、変な事は言うなよ‼」


内弟子は、不思議そうにし乍らも、了承していた。


「賜りました。」


まあ、内弟子が、そう思うのも、仕方ねぇんだよな。


2日前までの俺は、今までの様な女遊びをして居たんだから…よ。


俺が、本気の恋をする等と、思えねぇんだろう…よ。


だが、其れ以上、何も言わねぇ内弟子に、俺も、其れ以上、何も言わねぇで居た。



で、西門邸で、仕事を熟した俺は、家元夫人に呼ばれていた。


多分、内弟子が、家元夫人に伝えた事は言うまでもねぇだろ。


だから、俺は、家元夫人に向かう事にして居たのだった。



家元夫人に呼ばれた居間に入った俺は、間髪入れずに、家元夫人に訊かれていた。


「貴方が、本気の恋をする等と…。
 想像出来ないんだけど…。
 まさか、貴方が今までに、遊んで居た方じゃないでしょうね?」


俺は、“どんだけ、家元夫人から、信用されてねぇんだ⁉”と、思うしかなかったのだ。


だが、俺は、家元夫人に、プライベートの言葉で、話しして居たのだ。


「はぁ~??
 うんな訳ねぇだろ‼
 ちゃんとした女だ‼」


だが、家元夫人も、負けずと…。
俺に、更に、訊いて来た。


「じゃあ…。
 何方のお嬢さんなの?」


だから、俺は、言って遣った。


「司の婚約者で在る 牧野の幼馴染で親友の女…。」


で、俺は、思い出したくもねぇ昔話を、家元夫人から、聞かされていた。


「其のお嬢さんって…。
 もしかして、貴方方が、まだ、高校生の頃に、更ちゃんに連れて来られたあの時のお嬢
 さんって事かしら…?」


俺は、思い出して居た。
“変な事を思い出させるんじゃねぇよ。”と、心の中で、家元夫人に悪態を突き乍ら…。


だから、仕方なく、俺は、返答していた。


「ああ、そうだ。」


其処に、家元夫人から、念押しされる様に、訊かれていた。


「って事は…。
 貴方方は、高校生の頃から、お知り合いって事よね?」


だから、返答だけして於いた俺だった。


「ああ。」


此の時の俺は、家元夫人が何を言いたいのか?
全く、分からずに居たのだ。


だが、世間では、笑わねぇと云われている家元夫人の微かな笑みに、俺は、狼狽えてしまった。


「そう、そうだったのね(微笑)。
 其れは、宜しかったわ。」


俺は、何が良いのか?
此の時の俺には、分からずに居たのだった。



<此の二次小説『あれから【再び】…<総優>  続編①』は、短めに成っております事
 をお詫び申し上げます。>

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