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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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あれから【再び】…<総優>  続編⑦





総二郎は、危惧し始めたのだった。


“此のままでは、優紀は、精神的につぶれてしまうのでは無いか?”と…。


其の事に寄り…。
総二郎は、考えて居る事を、行動に移すのだった。


先ずは、総二郎は、西門邸に向かうのだった。


そして、家元夫人に提案する事にしたのだった。


「俺は、今の優紀を守りてぇと思ってんだ‼
 今の優紀のままだと、優紀は、間違い無く、精神的に潰れる。
 優紀が、俺から離れてしまう様な気がすんだ‼」


そんな総二郎を、睨み付けて話しし始める家元夫人だったのだ。


「で、総二郎は、どの様に、優紀さんを守るおつもりなのかしら?
 其れに、総二郎…。
 貴方が、今まで、為さって来た事のツケの全てを、優紀さんに背負わせて居る事を、如
 何、お思いかしら?」


其の事が、一番、総二郎を苦しめて居る事だったのだ。


「分かってる。
 だから、俺は、優紀を守って遣りてぇんだ‼
 だから、俺は、優紀と、マンションで、一緒に住みてぇと思ってる。」


実は、家元夫人も、現状の優紀を観て居て…。
危惧し始めて居たのだ。


だから、家元夫人も、考えて居た事が有ったのだ。


「マンションで、総二郎と優紀さんだけで、一緒に住む寄り…。
 西門邸で、優紀さんに住んでもらう方が宜しいんじゃ無いのかしら?」


だが、総二郎は、家元夫人に、総二郎自身の気持ちを伝えるのだった。


「優紀には、気兼ね無く、過ごして欲しんだ‼
 其れに、優紀が、気兼ね無く、マンションに、優紀の親友等も呼んで、笑って居て欲し
 んだよ‼
 勿論、家元夫人が、マンションに来てもらって、茶の稽古を付けて遣ってもらえたら、
 落ち着いて、優紀も、過ごせると思うんだ。
 如何だろうか?
 結婚するまでは、俺と優紀だけで、マンションで住む事に、賛成して欲しいんだ
 が…。」


総二郎からの提案に、家元夫人は、優紀が心配では在るのだが…。
現状のままに、優紀が、西門邸で住む事に成ったとしても、落ち着きを取り戻せるか如何かは、不透明なので、家元夫人も、取り敢えず、総二郎の提案を呑む事にしたのだった。


「分かったわ。
 けれど…。
 松岡のご両親には、何と、お詫びするつもり…かしら?
 其れに、松岡のご両親に了承も得なければ…成らない筈よね?
 如何為さるの?」


其処は、既に、総二郎も、考えて居た事だったのだ。


なので、総二郎は、家元夫人に話しし始めて居たのだった。


「分かってる。
 松岡の両親には、今回の事に関して、詫びを入れて、了承を得て来るつもりだ。
 そう簡単には、許して貰えるとは思って居ねぇよ。
 けど…。
 此処で、逃げれば、一生、俺は、優紀を、本当の意味で、手に入れた事には成らねぇだ
 ろ?
 だから、松岡の両親には、話し付けて来るわ。」


其処まで、考えて居た総二郎に、家元夫人は、伝えるのだった。
総二郎を『男』にしてくれた優紀に感謝し乍ら…。


「そう…。
 其処まで、分かって居るなら、覚悟を決めて、言って来なさい。」
「ああ。」



そして、次の日…。
優紀の母親に、アポの連絡を入れて、優紀の父親と会う事に成ったのだった。


なので、総二郎は、松岡家に向かうのだった。


勿論、今回の事は、優紀には、内緒だったのだ。



そして、総二郎は、松岡家に居たのだった。


「お初にお目に掛かります。
 西門流 次期家元 西門総二郎と、申します。
 此の度は、お会い下さり、有難う御座います。」


なので、優紀の両親も、挨拶を交わして居たのだった。


「此方こそ…。
 で、今日は、如何いった事で、此方(松岡家)に…?」


総二郎は、覚悟を決めた。


そして、座布団から下りた総二郎は、深々と、頭を下げ、土下座をする様な格好で、優紀の両親に、許しを請うとして居たのだった。


「私の今までの噂は、TV や 雑誌等で、ご存知だと思います。
 また、此の度の私の不始末の件は、TV等で、ご存知かと思います。
 此の度の件で、優紀さんを世間に晒す様な事に成り、申し訳ございません。
 また、此の度の件で、お義父さんにも、ご迷惑をお掛けしているのでは無いかと、反省
 しています。 
 ですが…。
 私には、世間で噂されている様な思いは全く無く…。
 私は、優紀さんとは、決して、遊びで、お付き合いしているつもりは御座いません。
 其れに、私の母親で在る 家元夫人も、優紀さんを、大変、気に入っております。
 ですので…。
 如何か?
 私と優紀さんとのお付き合いを許して頂けないでしょうか?
 其れと、今後も、結婚を前提に、優紀さんとは、お付き合いを続ける為にも、私に優紀
 さんを守らせて頂きたいと思って居ます。
 其の為にも、私は、優紀さんと、マンションで、一緒に、住みたいと思って居ます。
 厚かましいとは、重々、承知致しております。
 ですが、お許し下さいませんか?
 宜しくお願い致します。」


其処まで、話しした総二郎に、優紀の母親は、言って来たのだった。


「総二郎さん…。
 頭を上げて頂戴‼」と…。


なので、総二郎は、素直に、優紀の母親の言葉に従うのだった。


そして、総二郎は、座布団に座り直しして、優紀の父親からの話しを待って居たのだった。


其処に、考えて居る風にしていた優紀の父親が、口を開いたのだった。


「総二郎君の気持ちは、十分、分かった。
 だが、一番は、優紀の気持ちを優先して遣りたい。」


優紀の父親の其の言葉を聞いた総二郎は、間髪入れずに、優紀の父親に、言って除けるのだった。


「では、優紀さんが、了承してくれれば…。
 お許し下さいますでしょうか?」


なので、優紀の父親は、了承の意を、総二郎に、伝えたのだった。
だが、優紀の父親は、総二郎に、一言、付け加える事は、忘れて居なかったのだ。


「其の事には、異論は無いとしよう。
 だが…。
 私達 夫婦と、優紀の親子だけで、話しをさせて欲しい。
 其れで、如何だろうか?」


総二郎は、了承の意を言わなければ成らない状況と成ったのだった。


なので、渋々、優紀の父親に、了承の意を伝えるのだった。


「宜しくお願い致します。」と…。


其の総二郎からの返答に、優紀の父親は、更に、総二郎に、提案するのだった。


「此の件は、まだ、優紀には、伝えないで欲しい。
 私達から、話しをするので…。
 私は、優紀の本心を知りたいんだよ。」と…。


なので、総二郎も、更に、了承の意を伝えるのだった。
優紀が、総二郎の気持ちに応えてくれると信じて…。


「分かりました。
 宜しくお願い致します。」と…。

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