tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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母の日【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>  番外編②




つくしと桜子は、『母の日』のプレゼントの相談を始めて居たのだった。


其処へ…。
あきらが登場したのだった。


慌てて居るのは、桜子の方だったのだ。


何故なら、桜子自身が、あきらとの将来の事を、あきら自身に、“束縛して居る。”と、疑われたく無かったのだ。


だから、桜子は、つくしに目配せするのだが…。
元々、他人(ひと)の気持ちに、鈍感(?)…。
否、疎いつくしに、桜子の目配せが、通じる訳無かったのだ。


だから、あきらの問いに、素直に、返答するつくしだったのだ。


「つくしと桜子の二人で、何の相談してんだ?」
「うん。
 今…ね。
 『母の日』のプレゼントの相談を、桜子として居たんだ‼
 もう直ぐしたら、『母の日』でしょ‼」


そんなつくしからの言葉に、あきらは、つくしが、桜子と相談して居る事を、嬉しく思って居たのだ。


なので、あきらは、思って居たのだ。


“桜子にとっては、将来的には、お袋は、義母…。
 否、将来的には、姑と成るのだ。
 其れに、つくしは、本来なら、小姑の立場…。
 だから、桜子にとっては、つくしの立場は、相談し難い筈だ。”と…。


だから、つくしと桜子と仲良く、相談している姿に、あきらは、嬉しく思って居たのだった。


だが、一つ、あきらにとって、不満が有るとする成らば…。
つくしにしても、桜子にしても、あきら自身に直接、相談してくれなかった事だったのだ。


元々、お節介が高じて、世話焼きに成ったあきら…。
今までのそんなあきらは、F4の中だけに限った事だったのだ。


其れが、つくしが、日本に帰国して帰って来てからは…。
妹のつくしに対して、兄妹としての心配心から、お節介が高じて、世話焼きに成って居たあきらだったのだ。


また、恋人の桜子に対しては、恋人としての心配心から、世話焼きに成って居たあきらだったのだ。


だからという訳では無いのだろうが…。
あきらとしては、そんなつくしと桜子に対して、不満だったのだ。



だが、其処は、元々、大人な考え方のあきらなのだ。


そんなあきら自身の思いを伏せて、顔にも出さず、つくしと桜子の相談に乗るのだった。



なので、あきらは、つくしに言って除けるのだった。


「なぁ~、つくし…。
 お前は、お袋が、物を貰う寄り…。
 如何言う事が喜ぶのか?
 まだ、分からねぇのか?」


そんなあきらからの言葉に、いの一番に、気が付いたのは、夢子の娘で在る筈のつくしでは無く、桜子だったのだ。


だから、桜子は、あきらに言えた言葉だったのだ。


「あぁ~、成程…ですね。
 あきらさんが、仰りたい意味が、分かりましたわ。」


だが、まだ、つくしには、気が付いて居なかったのだ。


だから、呆れるあきらと桜子だったのだ。


だから、桜子は、つくしに伝えるのだった。


「先輩…。
 ご自身の母親の事が分からないとは、仰らないですよね?」
「………」


つくしは、申し訳無さそうにするのだった。


だから、言葉に成らず、頷くだけのつくしだったのだ。


なので、桜子は、つくしに言って除けるのだった。


「先輩…。
 夢子さんは、何が趣味でしたか?」


其処で、やっと、つくしは、気が付いたのだった。


だから、慌てる様に、あきらと桜子に、話しするのだった。


「あっ⁉
 そうか?
 お兄ちゃまが、言いたいのは、ママが、自分で作った料理を、皆に振舞う事を喜ぶって
 事だよね?」


なので、あきらは、思って居たのだった。


“毎度、毎度、妹…乍ら、考えるわ。
 ほんとに、他人(ひと)の気持ちに疎いつくしだけの事は在るな‼”と…。


だから、あきらにとっては、つくしに言えた言葉だったのだろう。


「やっと、気が付いたのか?」


だが、つくしは、愛想笑いをして魅せるのだった。


「えへへへ。」と…。


此れには、呆気に取られるあきらと桜子だった事は言うまでも無いのだ。



そして、つくしが、代表で、夢子に話しする事に成ったのだ。
勿論、あきらとつくしの双子の妹をも、巻き込んで居た事は言うまでも無かったのだが…。


「あの…ね。
 5月10日に、桜子を招待して、お食事会を開きたいの‼
 だから、私も、お手伝いするから、ママの手料理を振舞ってくれない?」


此れには、夢子は、喜ぶのだった。


勿論、此の日からの夢子は、献立を考える日々だったのだ。


また、夢子は、桜子の為に、デザートも、お野菜や果物を使用した天然の甘味料の入ったデザートを作る事も忘れて居なかったのだ。



夢子は、思って居たのだった。


“将来のあきら君のお嫁さんに成る桜子ちゃんには、腕に縒り(より)を掛けて、お料理
 しなきゃねぇ~。”と…。



そして、『母の日』で在る 5月10日の当日と成ったのだった。


此の日は、事前に、つくしと桜子が、彩り(いろとりどり)のカーネーションのお花を用意していた。


赤いカーネーションの花言葉は…。
『母への愛』・『感謝』


だから、赤のカーネーションを主体に、篭ブーケを作ってもらったのだ。


其の外のカーネーションは…。
夢子が好きな色のピンクのカーネーションも入れてもらった。


ピンクのカーネーションの花言葉は…。
『女性の愛』・『美しい仕草』・『暖かい心』


そして、オレンジのカーネーションも入れてもらった。


オレンジのカーネーションの花言葉は…。
『純粋な愛』


そして、差し色として、緑のカーネーションを添えてもらった。


緑のカーネーションの花言葉は…。
『癒し』・『純粋な愛情』


そして、全体に、カスミソウを添えてもらった。


カスミソウの花言葉は…。
『清らかな心』・『無邪気』・『親切』・『幸福』



其の篭ブーケを観た夢子は、夢子の好きな可愛らしい篭ブーケだったのだ。


リボンも、ピンク色のリボンだったり…。
其のピンクのリボンに、レースのリボンが絡んで、篭に編まれていた。



つくしは、皆の食事が終了してから、一言添えて、夢子に、手渡すのだった。


「ママ…。
 何時も、有難う‼
 感謝を込めて…。
 私と桜子から…。」と…。


桜子も、夢子に、感謝の言葉を伝えるのだった。


「夢子さん…。
 何時も、優しくして下さって有難う御座います。
 此れからも、宜しくお願いします。」と…。


夢子は、つくしと桜子からの心の籠った『母の日』のプレゼントを、嬉し涙を流し乍ら、受け取るのだった。


そして、一言、つくしと桜子に伝えるのだった。


「有難う‼」と…。



そして、夢子は、つくしと桜子から貰った其の『母の日』の篭ブーケを、アートフラワーにアレンジしてもらい、何時までも、夢子の自室に、飾って居たのだった。



fin




<此の二次小説『母の日【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>  番外編』は、此の
 度の世界的な事案に寄り、此の時期に相応しくない『二次小説ネタ』を綴っております
 事をお詫び申し上げます。>

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