tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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まさか…‼…<つかつく>  2.




一方の司は、あの雨の日…。
つくしと別れた後…。


つくしの本心が何処に在り、つくしが、何故、司の目の前から姿を消さなくてはいけなかったのか?
タマから、全てを聞かされて居たのだった。


此の時のタマは、司に言いたかったので在ろう。


「つくしが悪い訳では無いさね。」と…。


なので、司は、自身の母親で在る 『道明寺楓』の余りに理不尽な遣り方に、自身の怒りを抑える術を知らなかったのだ。


其れ程までに、司は、怒り狂って居たのだった。



そして、次の日…。
司は、SPに寄って、NYに渡米させられる事に成り、司は、楓から、言い渡されるのだった。


「二度と、日本には、戻さない。」と…。


司は、そんな楓に、反発したのだ。


其の時の司は、誰が観ても、震え上がる程の顔付きだったのだ。
所謂、般若の如く…。


NYの道明寺邸で従事している道明寺家の執事 及び 使用人の全てが、思う事は、一致して居たのだ。


「此の世の方では無いのでは無いかと思うに相応しい程の荒れ狂ったお姿だ‼」と…。


其の時の司の顔付きは、般若の様で、目は、悪魔が憑り付いたのでは無いかと、思う程…。
司は、いきり立った様相だったのだ。



そんな司を観て居た楓は、其れでも、自身の息子の事を、想って居たのだった。


“時が解決してくれるだろう。
 今の司は、まやかしでしか無いだろう。
 何れは、母親の私(わたくし)に、感謝する日が来るだろう。”と…。


其れでも、楓は、其の時の司の状況を観て居ても、司の将来を信じて疑わなかったのだ。


だからだったのだろうか?
楓は、思って居たのだった。


“『牧野つくし』を愛せたのなら…。
 他の女性でも愛せるのでは無いだろうか?”と…。


楓は、司の現状を安易に思い、家柄の良い楓自身が気に入った女性ばかりを司に宛がおうとするも、返って、司は、楓に、更に、反発し始めたのだった。


司の楓への態度は、暴言は当たり前…だったのだ。


また、楓が、司に宛がって来た女性に対しては、司自身、暴言 及び 暴力は当たり前…。
特に、其の女性達が、司に指一本でも触れれば、司は、其の女性達には、容赦しなかったのだ。


其れでも、其の事を認識している楓が司に宛がって来た女性達は、楓に気に入ってもらって居る自負からなのだろうか?
司に、指一本、触れなくても、自分自身を司にアピールする為に、司に言われるがまま、言い成りに成って居たのだった。


其の司の容赦しない遣り方とは…。
其の場で、其の女性が身に付けている下着も含めた洋服全てを、女性自身に全て脱がさせ、裸のまま、部屋から、追い出して居たのだった。


其の間、司は、そんな女性には、指一本、触れる事は無く…。
唯、指示するだけだったのだ。


そんな司は、微動だにせず、そんな女性達が、唯の人形とでも思って居るかの様だった。


そんな司に、そんな女性達は、ともすれば…。
自信を失ってしまう程だったのだ。


なので、相手方からの損害賠償請求に、楓が応じた事は、一度や二度では無かったのだった。


楓は、そんな司を叱咤するも、一切、司は、そんな楓に応じようとする訳でも無く…。
其の反対で、楓は、司の暴言や暴力に震え上がらなくては成らない程だったのだ。


そんな司は、日に日に、食事を摂らず…。
睡眠も怠り…。
また、栄養は、サプリメント と 点滴という健康とは程遠い不健康な状態と成り、司自身、痩せ細り…。
挙句の果てには、楓は、等々、ドクターから言い渡されるのだった。


「ご子息は、何時(いつ)死んでも可笑しくない。
 覚悟をお決め下さいませ。」と…。


ドクターから、そう言われた楓は、やっと、重い腰を上げる決心をしたのだった。



だが、当然では在るのだが…。
楓は、つくしの所在を掴める事が出来なかっただけでは無く、『牧野つくし』としての戸籍まで、抹消されてしまっては、お手上げ状態だったのだ。


焦った楓は、日本に帰国して帰って来たのだったが…。
追跡を、幾ら掛けても、ブロックが掛かっているので、追跡出来なかったのだ。


楓は、思って居たのだった。


“道明寺家でも、ブロックされてしまうと言う事は…。
 其れ成りに、地位の在る方が、操作して居ると認識しても、間違いでは無いだろ
 う。”と…。


だが、此の件を知った道明寺HD 会長で在り、自身の夫で在る 保に、楓は、叱咤されて居たのだった。


だからだったのだろう。
保は、楓に、申し伝えるのだった。


「楓…。
 此の現状を、君には、もう、任せて置く訳にはいかない。
 司は、私が、預かる。」と…。


所謂、楓は、道明寺HD 会長で在り、自身の夫で在る 保からの信頼を失う形と成ったのだ。


また、自身の娘で在る 椿からも、家族としての信頼を失墜させてしまう形と成ったのだった。


なので、椿も、楓に、言い除けて居たのだった。


「お母様…。
 私は、もう、『お母様』と、思いたく御座いませんわ。」と…。



其れでも、楓は、自身の考えが、“間違って居ない。”と、言いた気に、心の中では、つくしを罵って居たのだった。


“私(わたくし)が、悪い訳では無い。
 私(わたくし)は、司を救う為に致したまでの事…。
 あの娘(こ)(つくし)に出来て、此の私(わたくし)に出来ない訳が無い。”と…。


また、楓は、そんな風に思う事で、楓自身を奮い立させて居たのだった。



だが、楓は、会社内では孤立し始めて居た。


何故なら…。
会長派が、猛威を振るい始めたのだ。


楓を失脚させ様と、会社内では、動き始めて居たのだ。


等々、此の『道明寺HD』の現状が、世論に知れ渡る事と成り、道明寺HDとしてのゴシップネタが絶えず、ゴシップ誌を独占するまでに成って居た。


其の事で、道明寺HDの株価が下がり始めて居た事は、事実だったのだ。


道明寺HDとして、此の現状を回復させる為には、楓を失脚させるしか成す術が無く成って居たのだった。


また、会社内の重役の中では、司に、「政略結婚をさせよう。」との動きまで出て来たのだった。


だが、現状…。
司の女性に対する行動が…。
噂が…。
仇と成り、ゴシップネタと共に、噂は、世間に広まって居たのだ。


なので、此の案も、現状、無理な状況だったのだ。
司にとっては、して遣ったりだったのだが…。



だが、此のままでは、道明寺HDの行く末が危ぶまれる事と成ったのだ。
所謂、提携合併も、視野に入れなくてはいけない状況と成って居たのだった。


なので、危機感を募らせる道明寺HD 会長の保だった事は言うまでも無いのだ。



<此の二次小説『まさか…‼…<つかつく>  2.』は、不快に思われるやも知れない
 言葉を綴っております。
 お詫び申し上げます。
                     お詫び掲載日…2020.4.23 3:02>

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