＜此の二次小説『F3＆T3が知らなかった事実【まさか…‼】…＜つかつく＞　　番外編』の
　中に出て来る一部の言葉　や　表現の中には、不快に思われるやも知れない言葉　や　表
　現が入って折ります。
　了承の程、宜しくお願い致します。＞

【『あの雨の日から【まさか…‼】…＜つかつく＞　　番外編』のエピローグ
　＜PS．のエピローグ＞】

＜F3＆T3が知らなかった事実＞

実は、司　と　つくしに関して、此れ迄、F3＆T3が知らなかった事実が有ったのだ。

其れは、勿論、F3＆T2（優紀以外）にとっては、『まさか…‼』という様な事実…だったのだ。

と言うのも、F3＆T2（優紀以外）にとっては、つくしがNYに渡米した事で、“何れ、司　と　牧野（つくし・先輩）が一線を越える事は、間違い無いだろう。”と、予想して居た事は、事実…だったのだ。

（勿論、此の時の優紀に関しては、例え、つくしの事で有ったとしても、話しを聞いたから
　と、言って、其の事に関して、何も気にして居なかったのだ。

　何故なら…。
　此の時の優紀には、“つくしに、何か有るので在れば、後で、言ってくれるだろう。”と、
　認識出来て居たから…だったのだ。）

だが、司からの其の話しを聞いた時のF3＆T2（優紀以外）にとっては、『まさか…‼』と、言いたく成る程、司　と　つくしが、既に、お互いの『初体験』を済ませて居た等と、誰が予想出来たのだろうか？

しかも、英徳高校時代のつくしが、司専用の使用人をして居た頃の話しだったとは、此の時のF3＆T2（優紀以外）とて、誰も気が付いて居なかったのだから、そう思う事は、当然と云えば、当然…だったのだ。

勿論、つくしの事と成れば、勘の良い筈の類　と　桜子でも、其れは、同じだと云えたのだった。

何故なら…。
其の後、其れ程、日数が経たない間に、つくしは、『あの雨の日』以降、司だけでは無く、F3＆T3の前からも、姿を消したのだから…。

だからだったのだろう。
つくしの事と成れば、勘の良い筈の類　と　桜子でも、其の事に気付けなかったのかも知れない。

＜司　と　つくしとの事を知る前の話し
　（司が日本に帰国した事で、F3＆T2（優紀以外）は、司　と　つくしを呼び出して、F3
　　＆T3とで、司の凱旋帰国のお祝いをした時の話し）＞

其の後のF3＆T2（優紀以外）は、司が日本に帰国した事を知り、司の凱旋帰国のお祝いをする為に、司　と　つくしを呼び出したのだった。

そして、其処で、F4のお祭り男で在る　総二郎　と　あきら…。
そして、T4のお祭り女で在る　滋は、ニヤニヤした顔付きのまま、司　と　つくしに訊くのだった。

先ずは、何時（いつ）も通りに、あきらが口火を切ったのだった。

「司　と　牧野は、やっと、NYで、済ませて来たのか？」と…。

だからだったのだろう。
“何の話しだ⁉”と、疑問に思って居るで在ろう　司からの返答の言葉が来る前に、あきらからの後（あと）を受けるかの如く、総二郎が訊き始めるのだった。

「そうだよな。
　今迄の司　と　牧野は、離れ離れに成って居た訳だし…よ。
　NYで、やっと、再会した訳だろ？」と…。

そして、滋も、更に、其の後（あと）を受けるかの様に言って除けるのだった。

「そうだよね。
　実際、司　と　つくしは、離れ離れに成った後（あと）、誰とも、付き合って無かったん
　だよね？
　だから、司　と　つくしは、『お初』…だった訳でしょ！
　良かったじゃん！」と…。

ところが、そんな総二郎　と　あきら　と　滋からの言い分に、怪訝な顔付きに成って居る者が居たのだった。

そうなのだった。
其れは、司…だったのだ。

だからだったのだ。
つくしからの目配せにも気が付いて居ない此の時の司は、怪訝な顔付きのままに、F3＆T3を前にして言ってしまったのだった。

「はぁ～？？
　俺　と　つくしは、英徳（高校）に通って居た当時に、既に、済ませてるっつーの‼」と…。

だからだったのだろう。
此の時のつくしは、司からのそんな話し振りを見聞きして居て、自身の顔色が蒼褪めて来て、驚愕顔を顔に貼り付かせる様な状況に成って居たのだった。
そして、此の時のつくしは、そんな自身の状況にも、密かに、思うのだった。

“あっちゃあ～。
　言っちゃったよ。”と…。

其処で、そんな司からの話しを聞いて居たF3＆T3は、勿論、驚愕するのだった。

実は、其の後、つくしがNYに渡米した事で、司　と　つくしが再会出来て、“漸く、一線を越えて居るのかも…。”と、此の時のF3＆T2（優紀以外）が考えて居た筈だったのだが…。
其れでも、“下手をすれば、司（道明寺さん）は、奥手の牧野（つくし・先輩）に寄って、そう成る事を拒まれて居るのかも知れねぇな（ないよね。・ないですわね。）。”と、此の時のF3＆T2（優紀以外）は、密かに、そんな風に、考えても居た程…だったのだ。

云わば…。
此の時のF3＆T2（優紀以外）は、“下手をすれば、未だ、司（道明寺さん）は『チェリー』のままで、牧野（つくし・先輩）は『鉄のパンツ』を穿いたままなのかも知れねぇな（ないよね。・ないですわね。）。”と、考えても居た程…だったのだ。

其れが…だ。
今し方、『まさか…‼』…と、叫びたく成る様な事実が判明したのだ。

何故なら…。
此の時のF3＆T2（優紀以外）にとっては、予期して居ない話しが浮上して来たのだ。
其れは、司　と　つくしが、既に、お互いの『初体験』を済ませて居たという事実…だったのだ。

だからだったのだ。
此の時の類は、そんな話しを司から聞いた事で、密かに、“何時（いつ）の頃の事…だったんだろう？”と、考えて居た事で、司に訊き始めるのだった。

「其れって、何時（いつ）の頃の事…？」と…。

其処で、此の時の司は、類から、其の当時の頃の事を訊かれた事で、つくしの方を観乍らも、話しし始めるのだった。

何故なら…。
此の時の司が、そんな話しをする事で、つくしと気拙く成る事が予想されたから…だったのだ。

だからこそ…。
此の時の司は、つくしの方を観乍ら、類だけでは無く、F2＆T3にも話しして居たという訳…だったのだ。

「あぁ～、其れ…な。
　つくしが俺専用の使用人をして居た頃の話しだ。」と…。

だからだったのかも知れない。
其の当時の頃の事を良く知って居るF3は、そんな様子さえ見せた事の無いつくし…だったので、此の時の総二郎　と　あきらにとっては、そんな司からの話しには、更に、驚愕するのだった。

だが、疑問を感じた此の時の類は、つくしの様子を見乍らも、更に、司に訊き始めるのだった。

「でも、あの当時の牧野は、司に対して、そんな様子を微塵も見せた事が無かったよね⁉
　なのに、良く、司は、牧野とそう言う関係に成れたよね？」と…。

所謂、其の当時のつくしは、司に対して、『好き』という気持ちを、F3に見せて居た訳では無かったのだ。

だが、勿論、其の当時の類は、つくしの司への気持ちには、気が付いて居たのだった。

だからだったのだ。
其れでも、此の時の類は、気が付いて居ない振りをして、更には、驚愕する振りをし乍らも、態と、司に訊いて居たという訳…だったのだ。

其処で、司は、F3＆T3に向かって言って除けるのだった。

「其処は、俺　と　つくしとの思い出の中に在る話し…だ。
　だから…よ。
　其処迄、聞かねぇでくれ‼
　其れに、もし、俺が、お前等に其の当時の頃の事を言ってしまえば、つくしから殴られる
　かも知れねぇだろ？
　だから、言えねぇな‼」と…。

だからだったのだろう。
此の時のつくしは、F3＆T3に、其の当時の頃の事を何も言わずに居てくれた司に対して、ホッとして居たのだった。

勿論、そんなつくしの様子は、司自身も、観て居たのだった。

だからこそ…。
此の時の司は、思って居たのだろう。

“其れが正解なのだろう。”と…。

だが、此の時の勘の良い類　と　桜子は、密かに、それぞれ、同じ様な事を思って居たのだった。

“もしかしたら、司（道明寺さん）から貰って、普段から、牧野（先輩）が身に着けて居る
　あの『土星のネックレス』が関係して居るのかも知れないなぁ～（知れませんわ
　ね）。”と…。

勿論、其処迄、認識して居た筈の勘の良い類　と　桜子は、其れでも、此の話しを、仲間（F3＆T3）の前では言わなかったのだ。
否、寧ろ、此の時の類　と　桜子とて、言える訳等無かったのだった。

そして、此の時の総二郎　と　あきらは、お互いの顔を観て居たのだった。

何故なら…。
此の時の総二郎　と　あきらは、それぞれ、同じ事を思い出して居たから…だったのだ。
其れは、其の当時の総二郎　と　あきらが賭けをして居たという事を思い出したから…だったのだ。

云わば…。
道明寺邸にて、つくしが住み込みで使用人のバイトを始めた事に寄って、其の当時の総二郎　と　あきらは、賭けをして居たという訳…だったのだ。

「今夜、決める。　or　決めない。
　に5万円‼」と…。

勿論、此の当時の総二郎は、あきらに言って居たのだ。

「俺は、結構、牧野は堅いと思うぜぇ～。
　後は、司の押し次第だな。」と…。

だからだったのだ。
『決めない』に一票を入れたのは、総二郎…だったのだ。
そして、『決める』に一票を入れたのは、あきら…だったという訳…なのだ。

だからこそ…。
此の時のあきらは、総二郎に目配せをして居たのだった。

“今更だが、俺の勝ちの様だな。”と、思い乍ら…。

勿論、此の時の総二郎にしても、そんなあきらからの圧は、しっかり、分かって居た様で、渋い顔付きに成って居たのだった。

其れは、勿論、『お金』が如何とかいう訳では無いのだ。

何故なら…。
総二郎自身は、『お金』という物に、何不自由無い生活をして居たから…だったのだ。

だが、此の時の総二郎が、何故、渋い顔付きに成って居たのかと云えば…。
其の当時の自分自身が、そんな司　と　つくしの事を甘く観て居たというのか？
其の当時のそんな司　と　つくしの事を見抜けなかった自分自身に渋い顔付きに成って居たのだった。

だが、例え、何年経って居様共、今更だと言われ様共、賭けは賭けなので、此の時の総二郎は、事実が分かった事で、其の後日、あきらを呼び出して、しっかりと、あきらに5万円を手渡して居たのだった。

という訳で、此の時の司　と　つくしは、仲間で在る　F3＆T3に、全てを知られたという訳…だったのだ。

だからだったのだろう。
其の後の司　と　つくしは、仲間で在る　F3＆T2（優紀以外）から、弄られて居た事は言うまでも無かったのだった。

fin

＜此の二次小説『F3＆T3が知らなかった事実【まさか…‼】…＜つかつく＞　　番外編』の
　中に出て来る文面の中に、神尾葉子先生の漫画『花より男子』のシーン　や　セリフを、
　勝手に、拝借して、記載致して折ります。
　神尾葉子先生に於かれましては、勝手に、拝借して、記載致して折ります事をお詫び申し
　上げます。
　また、関係者各位　様に於かれましても、勝手に、拝借して、記載致して折ります事をお
　詫び申し上げます。
　ご了承の程、宜しくお願い致します。＞