tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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まさか…‼…<つかつく>  5.




其れからの楓は、食事を、きちんと、摂る様に成り…。
また、睡眠も熟睡出来る様に成り…。
リハビリにも励む様に成ったのだ。


また、藤堂社長に願い出るまでに、楓は、つくしの事を信頼する様に成って居たのだった。


だから、楓は、藤堂社長に言えた言葉だったのだろう。


「出来るなら、つくしさんを、もう少し、NYに留まらせて頂けないでしょうか?」と…。


そして、つくしの養父で在る 藤堂社長から了承を得られた其の後の楓は、リハビリも、真面目に取り組み、退院する事に成った。


なので、つくしが、日本に帰国する頃には、療養を理由に、楓までもが、つくしに、言い出す程に、回復して居たのだった。


「私(わたくし)も、療養を兼ねて、つくしさんとご一緒に、日本に帰国する事に致します
 わ。」と…。


そんな楓の言葉に、怒りを露わにし始めた人物が居たのだった。


そうなので在った。
司だったのだ。


そんな司は、怒り乍ら、つくしに、言って除けるのだった。


「何で、ババアが、日本に帰国出来て、俺が、帰国出来ねぇんだよ?
 つくしは、俺の婚約者だろ?」


だが、つくしは、そんな司に呆れて、言って除けるのだった。


「私は、何時から、あんたの婚約者に成ったのよぅ~。
 ぐずぐず言わないで、さっさと、仕事する‼
 あんたがコケたら…。
 うち(藤堂商事)もコケるのよ‼
 そう成ったら…。
 大変な事に成るでしょ‼
 だから、あんたは、NYに残って、仕事する‼
 分かった?
 分からないなら、一生、日本に帰国しなくて良いから…ね。」


司は、つくしのそんな素っ気ない言葉に、狼狽えるしか無かったのだ。


だから、司は、つくしに、悪態を突くのだった。


「はぁ~??
 何だよ、其れ…?」


だが、つくしは、そんな態度の司にも、素っ気ない態度は、其のままに、つくしは、楓に促す言葉を発して居たのだった。


「おば様…。
 ご子息は、放って置いて…。
 日本への帰国の準備を致しましょう‼」と…。


そして、愚図る司を、本当に、放って置いて、つくしは、楓と一緒に、日本に帰国するのだった。


楓は、そんな司とつくしを観て居て、つくしに、謝りを入れる事にして居たのだった。


其れは、楓とつくしが、二人っ切りに成った道明寺家のPJの中での事だった。


「つくしさん…。
 本当に、有難う‼
 貴女には、謝っても、私自身が、貴女に償い切れ無い程の事をして貰ったわ。
 本当に、感謝して居るのよ。」
「………」


つくしは、謝って欲しいから、楓にして来た事じゃ無かった。
だから、つくしは、言葉に出来ずに居たのだった。


だから、そんなつくしを余所に、楓は、ここ最近に成って、考えて居た事をつくしに訊く事にして居たのだった。


「つくしさん…。
 貴女…。
 司のお嫁さんに成る気は無いのかしら…?」


つくしは、突然の楓からの言葉に、戸惑いを魅せて居たのだった。


「………。
 えっ??
 何を仰って居るんですか?」


だが、実は、楓は、つくしが、戸惑う事を承知で言って除けて居たのだった。


否、楓にとっては、飄々と、可笑しそうに、つくしに訊き出しているのは、明白だったのだ。


「あら、貴女は、司の事が、もう、お嫌いなのかしら(笑)?」


だが、楓のそんな態度に、つくしは、楓から茶化されている事を認識したのだった。


「もしかして、其れって…?
 私に、強要されてます?」


だから、楓も、つくしに言えた言葉だったのだろう。


「貴女には、其れ位が丁度良いのよ。」と…。
「………」


つくしからは、何の返答も無い事を観て居た楓は、真面目な顔付きに成り、つくしに訊き始めて居たのだった。


「此処だけの話し…。
 貴女は、司の事を、如何お思いなのかしら?」
「………」


楓からの質問には、つくし自身、何も返答出来なかったのだ。
何故なら、つくしは、今でも、司の事が好きだったのだから…。


だが、司の母親で在る 楓に、つくしの本心を伝える事に、躊躇いを感じて居たのだった。


何故なら、つくしは、思って居たのだった。


“私が、道明寺のお母さんに、私の本心を伝えれば…。
 また、後悔為さる事は、目に見えて居るもの…ね。”と…。


だが、楓には、分かり切って居たのだった。


だから、楓には、言えた言葉だったのだろう。


「だんまりは、肯定よ‼」と…。


なので、つくしも、楓に、問うて視る事にしたのだった。


「では、何と申し上げれば…。
 ご納得して下さいますか?」


だから、楓は、ドヤ顔で、つくしに、言って除けるのだった。


「其れは…?
 貴女からの言葉は、『YES』の言葉以外…。
 私(わたくし)は、受け付けないわ。
 司の為…。
 そう言っても、宜しかったかしら?」


つくしは、楓のニヤッとした顔付きを初めて観たのだった。


余りにも、レアな楓に、つくしは、驚愕だった事は言うまでも無かったのだ。


なので、一瞬、言葉を失ったつくしだったのだ。


だが、つくしは、楓に、伝えるのだった。


「………。
 正直、今は、如何答えるべきか?
 躊躇してしまう私が、此処に居ます。
 其れは、おば様が、私を受け入れて下さった事が、嬉しいと言う事も在ります。
 ですが…。
 現在の私は、『藤堂家』の娘で在り、『藤堂つくし』です。
 其れに、現在の私は、『藤堂商事』の専務を務めて居ります。
 仮に、私が、ご子息を受け入れたとしても、其の事が、『藤堂家』として、許されると
 は限りません。
 今の私の立場が、そうさせていると認識して居ます。
 だから、もう少し…。
 私は、“此のままの方が良いのではないのか?”と、思って居ます。」


なので、楓は、つくしに、更に、訊いて居たのだった。


「其れは、つくしさんが、司の事を想って言って居ると、私(わたくし)は、理解して宜
 しかったのかしら?」


だが、つくしは、楓には、返答する事無く、ニコッと、微笑むだけに留めたので在った。

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