花男メンバー…<F4&T4> 25.
そして、『party』の出席に際して、総二郎のパートナーとして、出席する事を、優紀は、了承する事に成ったのだった。
実は、西門家に『party』の出席の依頼を掛けた企業の社長には、狙いが有ったのだった。
本来なら…。
其の社長は、司に、ターゲットを縛って居たのだった。
だが、其れが叶わなかった。
実は…。
其の企業の社長には、娘が、3人も居たのだった。
其の末娘が、実は、司のファンだったのだ。
だが、其の時の其の企業の社長には、自社の秘書から、知らされた事が有ったのだった。
「道明寺会長 と 牧野社長は、同じ財閥系出身と言う事も在り、幼馴染だそうです。
そして、元々、それぞれの自身のご子息とご令嬢を、結び付ける気で居たそうです。」と…。
なので、末娘には、司の事を諦める様に、伝えて居たのだった。
そんな時に、次女から言われた言葉に、社長は、ターゲットを変更したのだった。
「私は、前々から…。
西門様のファンだったの。
だから、西門流に通って、お屋敷にも通って居たのに…。
西門様からは、一切、振り向いて頂け無かったの。
お父様…。
何とか成らないかしら…。」と…。
なので、次女の想いに応える形で…。
『party』の打診を、西門家に出したのだった。
勿論、『パートナー同伴』と、明記した事は言うまでも無かったのだ。
だからこそ、西門家には、『娘をパートナーとして、出席して欲しい。』と、重ねて、明記したのだ。
だが、パートナーの依頼の件に関して、西門家からは、一切、音沙汰無かったのだ。
だが、社長sideから、西門家に、確認の連絡をする事も、また、プライドが許さなかったのだ。
何故なら…。
“娘は、売れ残りです。”と、言って居る様なモノだったのだから…。
なので、社長sideからは、冷静に、コトを遂行しようとして居たのだった。
だが、驚愕したのは、社長家族だったのだ。
何故なら…。
総二郎には、優紀と云うパートナーを同伴して、総二郎が出席して居たのだから…。
そして、有ろう事か?
此の社長は、総二郎が、当日、パートナーを同伴せずに、出席して来ると踏んで居たのだ。
だから、自身の娘を、当日、総二郎に引き合わせ、総二郎のパートナーとして相応しいのは、“自身の娘だ‼”と、伝えるつもりで居たのだった。
其の為に…。
こっそり、ゴシップ誌の記者に連絡をして、情報提供をしようとしていたのだった。
其れが、出来ずに、終わりそうだったのだ。
だが、此の事が切っ掛けで、総二郎と優紀は、更に、マスコミに追われる事に成るのだった。
何故なら…。
其の社長が呼んでいたゴシップ誌の記者は、総二郎と優紀の写真を撮り捲って居たのだった。
そして、其の事が切っ掛けで、総二郎と優紀の婚約発表記者会見を執り行わなくては、いけなく成るのだった。
また、此の社長は、此れでもまだ、性懲りも無く…。
次のターゲットを、あきらに仕留めるのだった。
西門家が、招待を受けた『party』には、美作家は、招待を受けて居なかったのだ。
何故なら…。
今はまだ、此の企業には、美作商事との取引が無かったからだったのだ。
なので、今後は、美作商事とも、お近付きに成りたい社長は、娘を引き合いに出すつもりで居たのだった。
だが、そうは問屋が卸さなかったのだ。
欲の塊の様に…。
大手と結び付く為に…。
自身の3人の娘を引き合いに出そうとして居る事は、分かり切って居たのだ。
だが、其の事に気が付かないのは、此の社長だけでは無かったのだ。
3人の娘も、また、気が付いて居なかったのだ。
其の事を、事前に、総二郎から、聞き付けて居たあきらは、勿論の桜子を、『party』のパートナーとして、同伴させ、出席する事にして居たのだった。
美作家が、此の企業から、『party』の出席の打診を受けて居た此の日には…。
やはり、此の社長は、事前に、ゴシップ誌の記者に、こっそり、伝えて居たのだった。
「私の娘は、美作家のあきら君と、お付き合いをしている。」と…。
勿論、此の社長のガセネタだったのだ。
だが、総二郎の時に失敗して居るので…。
此方が、本命とばかりに、此の社長は、ガセネタを、記者に伝えたのだった。
だが、あきらのパートナーは、旧 華族出身の三条家のお嬢様で在る 桜子なのだ。
あきらの恋人が、桜子だと知らなかった此の社長にとって、此の状況は、寝耳に水だったのだ。
実は、あきらには、特定の恋人が居ないと思っていた此の社長だったのだ。
其れが、あきらには、桜子という恋人が存在した。
慌てたのは、此の社長だったのだ。
何故なら…。
美作商事との契約自体…。
取り交わす事が出来なく成る事は、分かり切って居たのだから…。
そして、あきらと桜子と云えば…。
総二郎と優紀の時と同じ様に…。
マスコミに追われる事に成ったのだった。
実は、婚約発表記者会見を、既に、済ませて居たあきらと桜子の事を、事前に、知らなかったという此の社長の事を、美作家は、呆れて居たのだった。
という訳で…。
あきらと桜子は、此の事を切っ掛けに、結婚する事が決まり、司とつくしに後れを取る形だったのだが…。
結婚式を執り行うに成り、準備段階に入るのだった。
またしても、総二郎と優紀は、あきらと桜子に後れを取る形に成ったのだった。
だが、総二郎にとっては、此の事が切っ掛けで、婚約発表記者会見の件に関して、優紀に了承させる事が出来たのだ。
総二郎にとっては、万々歳だった事は言うまでも無かったのだ。
だが、今度は、失敗が許される筈等無いと認識して居る此の社長は…。
調べに調べ尽くして、今度は、類に、ターゲットを絞るのだった。
だが、実は、こう来る事は、事前に、総二郎とあきらから話しを聞いて居た類は、認識して居たのだった。
なので、類は、『party』の出席自体を辞退したのだった。
此れには、此の社長は、花沢物産に問い合わせするのだった。
何故なら…。
此の社長は、調べに調べ尽くした結果…。
類には、特定の恋人が居ない事を突き止めたのだ。
其れが、断って来た。
なので、此の社長は、花沢物産に問い合わせしたのだった。
だが、類からの返答に、驚愕するしかない社長だったのだ。
「欲の塊しかないそんな企業とは、契約したくない。」と、花沢物産から返答が来たのだった。
そして、其の後の此の企業は、洗礼を受けるのだった。
其れは…。
道明寺HD・花沢物産・美作商事…。
そして、司の父親で在る 保を通して話しを聞き付けた牧野コーポレーション…。
そして、F4&桜子から話しを聞いた大河原グループ…。
そして、西門流からは、政治界…。
そして、桜子を通して、桜子の祖母からは、文化枠に…。
それぞれ、噂が広まったのだった。
其の事に寄り、此の企業との契約を取り交わしていた企業までもが…。
契約解除する程だったのだ。
そして、此の企業の其の後は…。
道明寺HD・花沢物産・美作商事…。
牧野コーポレーション…。
大河原グループ…に寄って、企業は、解体されたのだった。
此の企業の社長家族は、一家離散と成ったのだった。
そして、此の噂話を切っ掛けに、F4&T4の結集力を、世間に知ら占める形と成ったのだった。
<此の二次小説『花男メンバー…<F4&T4> 25.』は、此のご時世には、相応しく
ない言葉を引用しておりますが…。
ストーリーの流れ上…。
了承願いました成らば幸いです。
宜しくお願い致します。>