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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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食事会【花男メンバー…<F4&T4>】…<つかつく>  番外編




<此の二次小説『食事会【花男メンバー…<F4&T4>】…<つかつく>  番外編』
 は、本編で在ります 『花男メンバー…<F4&T4>』の『花男メンバー…<F4&T4
 >  6.』(2020.5.17 2:00投稿)の中に出て来る『食事会』の模様を、
 『番外編』として、綴っております。
 本編で在ります 『花男メンバー…<F4&T4>』と、併せて、ご覧下さいました成ら
 ば、幸いです。
 宜しくお願い致します。>




道明寺家 と 牧野家 に寄る『食事会』は、決行された。


司の父親で在る 保は、つくしへの司の想いを知り…。
自身の幼馴染で在る 同じ財閥系出身の牧野晴夫に、今回の『食事会』の件を打診したのだった。


実は、牧野晴夫家族が、晴夫の父親の命(めい)を受けて、イギリスに在住中は、道明寺家とは、疎遠状態だったのだ。


何故なら、道明寺HD と 牧野コーポレーションとでは、ターゲットとしているマーケティングの地域が、違って居たからに、他成らないのだ。


だから、此の度の牧野家の日本への帰国を機に…。
また、道明寺家 と 牧野家 としての付き合い自体を復活させる事を、つくしの父親で在る 牧野晴夫に示唆する事を考えて居た司の父親で在る 保だったのだ。


なので、保が、出張と称して、日本に帰国した際に、牧野晴夫にアポを取って居たのだった。


そして、保は、晴夫に伝えるのだった。


「久し振りに、こうして、また、再会した訳なのだから…。
 道明寺家 と 牧野家 の交流を、また、再開し様では無いか?
 愚息も、英徳学園に通って居るんだよ。
 確か、つくしさんも、英徳学園じゃ無かったかな?」


晴夫も、保からの打診を喜んで居たのだった。


元々、晴夫は、自身より年上で在る 保を尊敬して居たのだ。


だから、晴夫が、保からの提案に嬉しく思っても、仕方なかったのだ。


だからこそ、晴夫も、保に言えた言葉だったのだろう。


「そうですか?
 ご子息が、英徳学園に通って居らっしゃったんですね。
 つくしも、現在は、英徳学園に通って居ます。
 そうですね。
 保さん…。
 此方こそ、宜しくお願いします。」


なので、こうして、『食事会』の日取りも、とんとん拍子で決まったのだった。



そして、つくしは、つくしの父親で在る 晴夫から、進と一緒に、其の話しを聞かされたのだった。


「実は…な。
 道明寺財閥の総帥で在る 保さんは、私の幼馴染…何だよ。
 私の若い頃は、道明寺家とは、同じ財閥系出身と言う事も在り、交流を重ねて居たんだ
 よ‼
 だが…。
 私達 家族が、イギリスに渡英した事を切っ掛けに、交流が途絶えて居たんだよ‼
 だから、“また、交流し様じゃ無いか?”と、保さんから、提案を受けて、喜んでお受け
 したよ‼
 道明寺財閥のご子息も、英徳学園に通って居るそうだから…。
 つくしは、知って居るのかな?」


此の時のつくしは、F4のメンバーと言う事位しか知らなかったので、そう返答するしか無かったのだ。


だから、つくしは、父親に、そう返答して居たのだった。


「ううん。
 詳しくは知らないかな?」


だが、つくしの父親で在る 晴夫は、残念そうだったのだ。


だから、晴夫は、つくしに言えた言葉だったのだろう。


「そうか?
 だが、今度、道明寺邸で、両家の顔合わせという名目で、『食事会』を行う事に成
 ったから…。
 顔見知りに成ると良い。」
「そうだね。」


だが、此の時のつくしは、生返事しかして居なかったのだ。


何故なら、此の時のつくしにとって、“F4自体に、興味が無かったから…。”と、言う事が最大の理由だったのだ。


所謂、『花沢類』は、『F4』で在っても、此の時のつくしとっての『花沢類』は、『F4』としての認識では無かったのだ。


だから、此の時のつくしにとって、“『F3』に興味が無い。”と、言った方が正解だったのかも知れない。



其れ程…。
他人(ひと)に媚びる事の無いつくしだったのだ。


世間でいう所のセレブ感が全くないつくしだったのだ。



だから、司は、そんなつくしに惚れたと云えたのだろう。



そして、道明寺家 と 牧野家 に寄る『食事会』の日取りと成ったのだった。


両家の家族紹介が終了後…。


何故か?
つくしは、椿と話しして居たのだ。
そして、進は、司と話しして居たのだった。
同じテーブルを囲って…。


そして、司と話しした事で、其の後の進は、司の考え方に感銘を受けて、司を、『人生の師と仰ぐに相応しい男性(ひと)』と、思う程だったのだ。


つくしは、後(のち)に、進から、其の話しを聞いて、進に言って除けるのだった。
つくしは、笑い乍ら…。


「進は、大袈裟過ぎだよ(笑)‼」と…。



そして、椿は、つくしと進姉弟と話しする事で、つくしと進姉弟の人と成りを知り…。
つくしと進姉弟を気に入るのだった。



だが、其の後の司は、司の父親で在る 保に呼ばれた事で、つくしの父親で在る 晴夫と話しして居たのだ。
そんな司は、つくしの父親で在る 晴夫と話しし乍らも、頻りに、つくしを気にしている様子だったのだ。


だが、此の時のつくしには、そんな司のつくしへの想いに、一切、気が付いて居なかったのだ。



そして、司が、漸く、つくしと話し出来ると思った時には…。
何故か?
お開きの時間に成ったのだった。


だから、其の後の司は、つくしに向かう事しか、頭に無かったのだった。


何故なら、『食事会』の時に、つくしの様子を、端から観て居た司は、更に、つくしに惚れたからだったのだ。


飾らない・媚びないつくしは、司が今まで会って来たお嬢様とは、全く違う人種だったのだ。


つくしは、何方かというと…。
さっぱりした性格だったのだ。


だから、そんなつくしに、司は、『猪突猛進』だったのだ。


周りを気にせず…。
唯、つくしだけを求めて…。




初めの内は、そんな司に、困惑していたつくしだったのだが…。
何時の間にか?
つくしは、そんな司の魔の手に引っ掛かってしまったのだった。


なので、こうして、其の後の司とつくしの運命は、結び付いたのだった。



fin

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