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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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父の日【花男メンバー】…<F4&T4>  番外編




2020.6.21 Father’s Day


<此の二次小説『父の日【花男メンバー】…<F4&T4>  番外編』は、『花男メンバ
 ー…<F4&T4>』の其の後の様子を、『父の日』を通して、『spin off』として、綴
 っております。
 『花男メンバー…<F4&T4>』と、併せて、ご覧下さいました成らば幸いです。
 宜しくお願い致します。>




あれから、十年近くが経った。


それぞれ、F4は、父親に成ったのだ。



司&つくしの間には、結婚後の翌年には、第1子で在る 『翔』が生まれた。


また、其の後には、第2子で在る 『駿』が生まれたのだ。



そして、類&静の間には、第1子で在る 『仁』が生まれたのだ。



そして、総二郎&優紀の間には、第1子で在る 『優一郎』が生まれたのだ。


また、其の後には、第2子で在る 『光紀』が生まれたのだ。



そして、あきら&桜子の間には、第1子で在る 『つよし』が生まれたのだ。


また、其の後には、第2子で在る 『やすし』が生まれたのだ。



そして、司&つくしの次男 『駿』 と 類&静の長男 『仁』 と 総二郎&優紀の長男 『優一郎』 と あきら&桜子の長男 『つよし』は、同学年生まれだったのだ。


なので、英徳学園 幼稚舎の三年保育に、此の年から入舎したF4の息子達だったのだ。


其の名を『F4Jr.』と、呼ばれて居たのだった。



そして、『F4Jr.』にとっては、幼稚舎では、初めての『父の日』と成ったのだった。


それぞれの子供達は、父親と向かい合って座り、父親の似顔絵を描く事に成ったのだった。



絵を描く事が好きで、父親の特徴を掴んで、上手く描く事が出来るのは、『仁』だったのだ。



そして、集中力が有るのは、『優一郎』だった。


父親で在る 総二郎の顔を、じーっと、観乍ら、一つ一つのパーツを丁寧に描いて居た。



そして、ユーモアセンスに優れて居るのは、『つよし』だったのだ。


本来の似顔絵では描かない様な小物を用いて、あきらの似顔絵を描いていたのだ。


何処で観て居たのか?
『つよし』が描いたあきらの似顔絵には、薔薇の花の様な一本の花を持って居た。


此れには、あきらは、苦笑い。
また、『つよし』の母親で在る 桜子は、其の場が、居た堪れないで居たのだった。



そして、集中力が欠けて居たのは、『駿』だったのだ。


字を読んで如く…。
実は、『駿』という字は、訓読みでは、『すぐ(れる)』と読む。


そして、其の意味合いは、『足の速いすぐれた(良)馬』という意味が在るのだそうだ。


だからだろうか?
『駿』は、確かに、『足が速い』のだ。



だが、そう言う意味では無い。


兎に角、『駿』は、一つの所に、じーっとして居られ無いのだ。


『駿』を観て居て、F3は、それぞれ、思って居たのだった。


“『駿』は、間違い無く、『司』の息子(こ)だな。
 司も、駿の頃には、集中力が無かったし…。
 何より、絵を描く事が苦手だったよな。”と…。



つくしは、駿を観て居て、居た堪れないで居たのだった。


何故なら…。
駿が描いた司の似顔絵は、余りにも、観るには忍びない程の似顔絵だったのだ。


司の髪型は、特徴在るヘアだったのだ。


司の父親で在る 保の遺伝子を諸に受けた髪型だったのだ。


其れに、駿も、親子三代、同じ髪型だったのだ。


だから、分かる筈なのだ。


だが、“普段から、父親の何処を観て居るのか?”と、疑いたく成る程に、駿は、其の特徴在る 司の髪型が、描けて居なかったのだ。


実は、司は、期待して居たのだ。
駿が、どんな風に描いてくれるのか?


其れが、全く、司の特徴を掴んで居なかったのだ。


がっかりの司だった事は、言うまでも無かったのだ。



F4は、揃いも揃って、『イクメン』の如く…。
忙しい中…。
出来るだけ、子育てにも参加していた。


なのに…。
“駿は、普段から、俺の何処を観て居るんだ?”と、司が、疑いたく成る程…だったのだ。



唯、駿は、じーっと、描く事が出来なかっただけなのだ。


唯、其の時の駿は、早く、終わらせて、其の場から、離れたいだけだったのだ。


動く事が得意の駿にとっては、致し方ないといった処なのだろう。



だが、其の日からの司は、F3から、揶揄われる日々だった事は言うまでも無いのだ。


だが、司は、思って居たのだった。


“幾ら何でも…。
 俺は、『駿』程…。
 酷く無かっただろ?”と…。


だが、そんな反論を、司がF3にすれば…。
きっと、言われていただろう。


「「「左程…。
   変わらねぇ(無い)ぞ‼」」」と…。



という訳で、道明寺家にとっては、散々な一日だった事は言うまでも無いのだ。



fin



<此の二次小説『父の日【花男メンバー】…<F4&T4>  番外編』に出て来る『駿』
 という名前の意味合いは、調べたモノに基いて、記載させて頂きました。
 現在は、『駿』というお名前は、人気が高いと言う事でした。
 全ての『駿』君に基いて、記載させて頂いた訳では在りませんので、了承の程、宜しく
 お願い致します。
 悪しからず…。>

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