tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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今更…<総優>  8.




そうはっきりと、優紀から断りを入れられた此の優紀と噂に成って居る〇〇ドクターは…。
其れでもまだ、優紀を諦め切れないかの様に…。
優紀に確認するのだった。


「其れは、西門さんに対しても、松岡さんは、同じ考え方だという風に、俺は、捉えて良
 いという訳ですよね?」


なので、そんな〇〇ドクターには呆れ乍らも、優紀は、言って除けるのだった。


「はい。
 そう思ってもらっても結構です。」


そう言って除けて居た優紀の言葉の後には、間髪入れずに、滋も、此の優紀と噂に成って居る〇〇ドクターに、言って除けるのだった。


「しつこい男は、嫌われるよ‼
 さぁ~、優紀…。
 行こう‼」と…。


なので、優紀も、滋に返答するのだった。


「はい。
 そうですね。」


そして、滋と優紀は、大河原家のリムジンに乗車して、此の優紀と噂に成って居る〇〇ドクターの前から去ったのだった。


此の優紀と噂に成って居る〇〇ドクターにとっては、そんな滋と優紀の態度には、呆気に取られた事は言うまでも無かったのだ。



そして、滋は、リムジンに乗車後…。
優紀に尋ねる事にして居たのだった。


勿論、滋は、桜子と共に…。
あきらから聞いて、全ては、承知していた。


だが、滋は、さっきの此の優紀と噂に成って居る〇〇ドクター と 優紀との遣り取りを聞いて居て、悟って居たのだった。


“今の優紀には、ニッシーに対する気持ちは、もう、無いのかも…ね。
 ニッシー…。
 気が付くのが、遅過ぎだよ‼”と…。


だが、本当に、現在の優紀は、総二郎への気持ちが無いのか?
知る必要性が滋には有ったのだ。


何故なら…。
あきらから、言われて居たのだ。


「優紀ちゃんの総二郎への気持ちが在るのか? or 無いのか?
 調べてくれ‼」と…。


だから、滋には、報告義務が存在するのだった。


だから、リムジンの中では、ジョブ程度に、滋は、優紀に訊く事にして居たのだった。
全ては、桜子と一緒に、訊き出す事にして居たのだから…。



だが、先ずは、優紀が口火を切って来たのだった。


「滋さん…。
 お見苦しい所をお見せして、すみませんでした。
 でも、滋さんが、来て下さって、内心、ホッとして居たんです。
 有難う御座いました。」


なので、滋は、優紀に返答するのだった。


「私でも、優紀の役に立てたんだ。
 其れは、良かった。
 で、一体…。
 何が有ったの?」


なので、優紀は、滋に話しして聞かせる事にしたのだった。
勿論、一言、添えて…。


「此の事は、つくしには、言わないで下さいますか?
 現在のつくしは、妊婦ですし…。
 つくしには、心配掛けたく無いので…。」


勿論、滋もそのつもりなのだ。
否、滋だけじゃなく、桜子もそうだったのだ。
其れは、司の要望でも在るのだから…。


なので、滋にも、言えた言葉だったのだ。


「分かった。
 つくしには、言わないよ。」


優紀は、滋から、了承が得られたので、道明寺総合病院内で起こった全ての事を、話しして聞かせるのだった。


滋は、あきらから聞いて、詳細を知っては居たのだが…。


“何時の世にも…。
 観たままに伝えるんじゃ無くて…。
 自分自身の都合の良い様に、解釈して伝える人って…。
 居るんだよね‼”と、思うのだった。


だが、滋にしても…。
桜子にしても…。
優紀がそんな女性じゃない事は、良くして知って居るのだ。


一番、優紀の事を良く知って居るつくしが、此の事を知れば…。


“道明寺総合病院に、後先構わず、現れて…。
 吠える事は、間違いない。”と、更に、思う滋だったのだ。


“だから、司が、つくしにバレない様に、釘を刺して来たのか?”とも、思う滋だったのだ。


そして、そんな話しをしている間に、大河原家のリムジンは、東京メープルに着いて居たのだった。


そして、滋が、予約して置いたスイートの部屋に入るのだった。


其処には、既に、桜子が、着いて居たのだった。



滋は、優紀が、夜勤明けと言う事も在り…。
“優紀にお酒が入れば、睡魔に襲われる事は言うまでも無いだろう。”と、スイートを予約して居たのだった。


其れに、“お酒が入った優紀さんは、本音を暴露するだろう。”と、桜子は、視て居たのだ。


だから、滋が、スイートを予約すると言った言葉には、了承した桜子だったのだ。



そして、次第に、お酒が進んだ滋と優紀と桜子だったのだ。


其処で、桜子は、優紀に、訊いて居たのだった。


「西門さんの手術の時に、優紀さんが、西門さんに協力したのは、本当に、ナースとして
 の優紀さんの思いだけだったんですか?」


優紀は、桜子からの言葉に、目をぱちくりし乍ら、吃驚した顔の表情のまま、返答するのだった。


「うん。
 其のつもりだったけど…。
 何か?
 変かな?」


何時もの優紀は、年下の桜子にも、丁寧語で話しするのだが…。
此の時の優紀は、完全に、タメ語に成って居たのだった。


と言う事は…。
優紀は、酔い始めて居ると言う事…。


なので、桜子は、優紀に、更に、突っ込んで、訊き出そうとするのだった。


「と言う事は…。
 今の優紀さんには、西門さんへの思いは、本当に、無いって事ですか?」


そんな風に訊いて来た桜子に、優紀は、笑い乍ら、言って除けるのだった。


勿論、優紀は、右手を左右に振り乍ら、返答するのだった。


「本当に、今は、ナイナイ(笑)‼
 だって…。
 今の私の恋人は、赤ちゃんだよ‼
 赤ちゃんって、本当に、可愛いよ‼」と…。
 
そう言ったまま…。
優紀は、ベッドに、倒れてしまったのだった。



そして、其の後の滋と桜子は、二人だけで、話しして、結論に達するのだった。


「と言う事は…。
 滋さんの仰る通り…。
 西門さんは、一歩、出遅れたみたいですね。」
「でしょ‼」


実は、滋は、リムジンの中で、優紀と話しし乍らも、桜子には、LINEを送って居たのだった。


『ニッシーは、一歩、出遅れたみたい。』と…。


此の言葉だけで、桜子には、十分、伝わって居たのだった。



そして、後日、此の日の事は、あきらに、桜子から、報告が入るのだった。

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