tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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人間恐怖症…<つかつく>  22.




滋と桜子は、進と会って、話しを聞いた日から、次の日に掛けても、シミュレーションを繰り返していた。


だが、如何しても、一点だけ、お願いしないといけない事が出て来たのだ。


だからだったのだろう。
桜子は、此の一連の件に関して、相談も含めて、先ずは、あきらに連絡を入れるのだった。


桜子からして視れば…。
こう言う事に関しては、あきらが、適任だと思えたからだ。


そして、桜子は、あきらにLINEを入れるのだった。


あきらに伝える事に関しては、勿論、桜子は、滋と相談した事は言うまでも無いのだ。


『美作さんにご相談したい事が有るのですが…。
 お時間は、如何でしょうか?』


なので、あきらは、桜子からのLINEには、即、既読を付け、返信したのだった。


『分かった。
 明日の昼…。
 (英徳学園内の)F4ラウンジに来い‼
 類と総二郎も居る筈だから…な。
 もし、俺だけの方が良いなら…。
 時間と場所を改めるが…。』


そんなあきらからのLINEの返信に、桜子は、驚愕したのだった。


だから、桜子は、思ってしまったのだろう。


“美作さんって…。
 何か?
 勘違いをしてらっしゃるのかしら?”と…。


なので、桜子も、あきらからのLINEには、即、既読を付け、返信したのだった。


『承知致しました。
 明日、(英徳学園内の)F4ラウンジにお邪魔させて頂きます。』


と言う事に成り、桜子は、F3と会う事に成ったのだった。



そして、翌日と成り、桜子は、一人、(英徳学園内の)F4ラウンジに入るのだった。


其処には、桜子を待ち構えるか様に、F3が存在したのだった。


あきらから、類と総二郎には、事前に、桜子が、(英徳学園内の)F4ラウンジに現れる事は、伝えて居たのだった。



そして、開口一番、あきらは、桜子に尋ねるのだった。


「俺等に、相談とは、如何いう話しだ‼」


其処で、桜子は、F4&T3&椿とで、進と会った時から、違和感を感じ、2回目に会った時には、確信を得た話しをし始めたのだった。


そして、更に、滋と優紀に、相談を入れた上で…。
“先輩(つくし)が、行方不明に成った当日に、接触した人物が居るとする成らば…。
 其れは、一人しか居ない。”と、思った理由を、F3に伝えたのだった。


其の上で、3日前に、進と会い、進からの話しを聞き、其の人物が誰で在るのか?
桜子自身の推理に、確証を得る事が出来たと説明したのだった。


其の上で、相談したい事を桜子は、F3に伝え様として居たのだった。



だが、其の前に、類から、声を掛けられた桜子だったのだ。


「三条…。
 良い所に、気が付いたよね。
 実は、俺も、そう思わなくも無かったんだよね。
 だが…。
 三条の言う通り…。
 確信は有っても、確証が無い。
 ましてや、実証…。
 何て…。
 現状、無理だと、俺は、決め付けて居た。
 三条が、動いてくれて、良かったよ‼
 だけど…。
 もう少し、早く、其の事が分かって居れば…。
 もっと、良かったかも…ね。
 そうしたら、昨日、進と会った時にも、もっと、進への言い様が違ったかも…ね。」


桜子は、不思議だったのだ。


“何故、花沢さんが、進さんに会う必要が有ったのだろうか?”と…。


だから、桜子は、疑問とする所を、類に、尋ねたのだった。


「花沢さんは、進さんに、何故、会われたのですか?」


なので、類は、即答するかの様に、桜子に言って除けたのだった。


「司の事で…ね。」


なので、桜子は、また、問うて視たのだった。


「道明寺さんに、何か、有ったのですか?」


其処で、類は、バトンタッチかの様に、あきらに目配せをしたのだった。


なので、仕方なくあきらは、桜子に、司の様子を話しして聞かせたのだった。


其の話しを聞いた桜子は、驚愕し乍らも、恐縮気味に、話しし始めたのだった。


「こんな時に、道明寺さんにお願いする事も如何かと思うのですが…。
 此の件に関しては、内密に遂行しなくては成らないと思うんです。
 本来なら、古菱家のお力をお借りし乍ら、進さんにお話しをして、警察に動いてもらお
 うと思って居たんです。
 ですが…。
 進さんだけじゃ無く、古菱社長に於いても、道明寺さんが入院されて居た頃の様子は、
 ご存知無いと思うんです。
 其れに、此の件を知った古菱社長が、更に、道明寺さんを許さなく成ると言う事も考え
 られます。
 だからこそ、当の本人しか、此の件をお願い出来ないと思ったんです。
 一度、道明寺さんも交えて、F3&滋さん&私とで、シミュレーションしたいと思って
 居るんですが…。
 道明寺さんの体調の事も在りますし…。
 如何でしょうか?」


なので、あきらは、桜子に、言って聞かせるのだった。


「そうだな。
 今、俺達が、此処で、相談したとしても…。
 司が、居なきゃあ、何とも何ねぇだろうし…。
 先ずは、俺から、司に、訊いて視るわ。
 今の、司には、反応が有るか如何か?
 分かんねぇけど…な。」


桜子は、もし、司の状況次第では、古菱家の力を借りなくてはいけない為…。
古菱家の面々が、此の件に関して、誤解を生まなくても良い様に、既に、桜子は、計算し始めて居たのだった。


だが、あきらにも、動いてもらうべく、促して居たのだった。


「では、其方の件に関しては、美作さんにお願い致します。」



そして、此の件は、滋にも、桜子から伝えたのだった。


なので、桜子は、もしもの時の為に、また、滋とシミュレーションをし直して居たのだった。
“念には念を…。”と、云わんばかりに…。



そして、此の件に寄り、あきらは、司と会う為に、道明寺邸に向かって居たのだった。


あきらは、ベッドに眠ったままの司の耳元に、声を掛けて居たのだった。


「司…。
 牧野が行方不明に成った時に、牧野に接触したかも知れねぇ人物が、特定されるかも知
 れねぇ。
 其の為には、司の力が必要らしい。
 滋と桜子が、今、動いてくれて居る。
 司は、如何したい。
 滋と桜子は、“司(道明寺さん)と相談したい。”と、言って居るけど…な。」



其の時…だった。


あきらからの話しは、聞こえていたかの如く…。
行き成り、勢い良く、司は、起き上がったのだ。


そして、司は、あきらの方を向いて、言って除けるのだった。


「其れは、本当…何だな?
 だったら…。
 俺は、滋と三条に会う‼」


そんな司からの話し振りに、呆気に取られるあきらだったのだ。


そして、あきらは、思うのだった。


“司は、分かり易いなぁ~。
 牧野の事に成ると…。
 一気に、回復するのかよ‼
 有り得ねぇ‼”と…。



そして、其の後のあきらは、桜子に司の気持ちを伝えたのだった。


あきらから、そんな話しを聞いた時の桜子も、絶句した事は言うまでも無いのだ。

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