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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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もし、全員、幼馴染だったら…<F4&T4>  12.



<此の二次小説『もし、全員、幼馴染だったら…<F4&T4>  12.』は、一部の言葉
 に、不快に思われるやも知れない言葉が入って居ます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



あの『リリーズ』との一件が有った数週間後の事だったのだ。


久し振りに、司の母親で在る 道明寺楓が、NYから日本に帰国して帰って来た事から…。
F4の母親達は、久し振りに、4人で会う事に成ったのだった。


所謂、息子達で在る F4の近況報告という訳だったのだ。


何故なら…。
普段、NY在住の司の母親で在る 道明寺楓にとって、司の様子は、SPから報告が上がっては来るのだが…。
(司の母親で在る 道明寺)楓自身…。
全てを把握している訳では無かったのだ。


だからだったのだろう。
司の母親で在る 道明寺楓が、F3の母親達から、色々、訊く事も、日本に帰国する理由の一つと成って居たのだった。



其処で、類の母親で在る 花沢かすみが、話しし始めたのだった。


「今回の件では、本当に、お世話に成ったわね。」


所謂、類の母親で在る 花沢かすみが、話しした『今回の件』とは、あの『リリーズ』との一件の件だったのだ。


其の件の事を、良~く、知って居る司の母親で在る 道明寺楓 と あきらの母親で在る 美作夢子とは違って…。
総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、類の母親で在る 花沢かすみに、訊き始めるのだった。


「『今回の件』って…。
 何か有ったの?」と…。


なので、例の一件の話しを話しし始めた類の母親で在る 花沢かすみだったのだ。



だが、類の母親で在る 花沢かすみの話しには、あきらの母親で在る 美作夢子にとっては、解せない所が有ったのだ。


だからだったのだろう。
あきらの母親で在る 美作夢子は、類の母親で在る 花沢かすみに、訊き始めるのだった。


「ねぇ、訊いて良いかしら?」


なので、類の母親で在る 花沢かすみは、了承するのだった。


「ええ。
 何かしら?」と…。


実は、あきらの母親で在る 美作夢子は、思う処が有ったのだった。


“何故?
 かすみさんが、桜子ちゃんの事で、私(わたくし)達に、詫びを入れて来るのかしら?
 まさかとは、思うけど…。
 そんな事が有る訳無いわよね?”と…。


実は、あきらの母親で在る 美作夢子が、類の母親で在る 花沢かすみの詫びの言葉を聞いて、そう思っても仕方なかったのだ。


あきらの母親で在る 美作夢子は、桜子の母親とは、幼馴染で親友だったのだ。


其れ故…。
三条家に、桜子が、誕生した事を切っ掛けに、あきらの母親で在る 美作夢子 と 桜子の母親とは、約束していた事が有ったのだ。


将来は、あきらと桜子を結婚させるという約束事を、交わして居たのだった。


其の約束事も、桜子の母親が、桜子の父親と共に、事故に遭い…。
また、桜子が、其の後、渡独した事を切っ掛けに、例の話しの件は、有耶無耶に成って居たのだ。


だが、桜子が、日本に帰国した事を切っ掛けに、あきらの母親で在る 美作夢子は、其の話しを復活させる気で居たのだ。


“其れなのに…。”と、あきらの母親で在る 美作夢子は、大きな勘違いを起こして居たのだった。


だからだったのだろう。
あきらの母親で在る 美作夢子は、類の母親で在る 花沢かすみには、唐突に、訊き始めるのだった。


「かすみさんと三条家のお嬢さんで在る 桜子ちゃんとは、如何言うご関係?」と…。


そうあきらの母親で在る 美作夢子から聞かれた類の母親で在る 花沢かすみは、家系図かの如く…。
『ファミリーヒストリー』を話しし始めるのだった。


其の話しを聞かされたあきらの母親で在る 美作夢子は、ホッとして居たのだった。


だが、反対に、類の母親で在る 花沢かすみから聞かれたあきらの母親で在る 美作夢子は、桜子との関係を話しし始めるのだった。


だが、其の事を、桜子は、知らない筈なのだ。


何故なら…。
2歳の頃に、桜子の両親は、事故に遭い、他界して居るのだから…。


なので、あきらの母親で在る 美作夢子は、付け加える様に、話しを続けるのだった。


「だけど…ね。
 此のお話しは、当の桜子ちゃんは、知らされて居ないお話しなのよ。
 だから…。
 私(わたくし)から、桜子ちゃんには、お話ししようと思って居るのよ。
 だから…。
 取り敢えずは、桜子ちゃんには、内緒にして於いて下さらないかしら?」


だが、類の母親で在る 花沢かすみにとっては、桜子は、身内なのだ。


世間では、『マダムキラー』と言われているあきらに、“桜子を…。”と、言う事自体が、解せないのだ。


だからだったのだろう。
類の母親で在る 花沢かすみは、あきらの母親で在る 美作夢子が怒る事を承知で、言って除けるのだった。


「其れって…。
 桜子ちゃんが、“了承したら…。”と、言う事よね?
 でも、あきら君は、世間から『マダムキラー』と言われているんでしょ?
 其の事を、叔母様は、ご存知なのかしら?」と…。


だからだったのだろう。
あきらの母親で在る 美作夢子は、即、行動する事を、誓うのだった。


“ご無沙汰だったおば様に、お会い頂き…。
 了承して頂かねば…。”と…。


そして、あきらの母親で在る 美作夢子は、類の母親で在る 花沢かすみに伝えるのだった。


「おば様に、許しを請う為に…。
 お会い頂いて来ます。」と…。


だが、此の時の類の母親で在る 花沢かすみは、其れ以上…。
何も言わなかったのだ。


何故なら…。
其れは、桜子の祖母で在り、類の母親で在る 花沢かすみの実の叔母が、決める事で在って、自身が、口出しする事では無い事を承知して居たからだったのだ。


だからだったのだろう。
ニコッと、笑うだけに留めた類の母親で在る 花沢かすみだったのだ。


なので、其の様子に、あきらの母親で在る 美作夢子は、類の母親で在る 花沢かすみが了承してくれたモノと受け取り、類の母親で在る 花沢かすみに、お礼の言葉を告げるのだった。


「かすみさん…。
 有難う。」と…。



そして、翌日の午後…。
あきらの母親で在る 美作夢子は、久し振りに、三条邸を訪れるのだった。


其れは、10数年振りの事だったのだ。


そして、あきらの母親で在る 美作夢子は、桜子の祖母に寄って案内され、仏壇の前に座ったのだった。


そして、あきらの母親で在る 美作夢子は、久し振りに、桜子の母親と、会話したのだった。


「お久し振り…ね。
 長い間…。
 訪れる事無く…。
 本当に、ごめんなさいね。
 ねぇ…。
 あきら君と桜子ちゃんの件…。
 おば様に、お話しするわね。
 見守って居てね。」と…。


そして、あきらの母親で在る 美作夢子は、桜子の祖母の前に座り、桜子の母親と、嘗て、約束していた約束事を、話しし始めるのだった。

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