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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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もし、全員、幼馴染だったら…<F4&T4>  13.



<此の二次小説『もし、全員、幼馴染だったら…<F4&T4>  13.』は、一部の言葉
 に、不快に感じるやも知れない言葉が入って居ます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



あきらの母親で在る 美作夢子は、桜子の祖母の前に座ったのだった。


そして、あきらの母親で在る 美作夢子は、桜子の母親で在り、自身の幼馴染で親友で在る 今は亡き三条家の嫁との約束事を、桜子の祖母への挨拶と共に、桜子の祖母に話しし始めるのだった。


「おば様…。
 大変、ご無沙汰しておりました。」


なので、桜子の祖母も、あきらの母親で在る 美作夢子に、在り来たりな挨拶を交わすのだった。


「本当に、ご無沙汰だったわね。
 夢子さんとお逢いしなく成って…。
 どれ位経つのかしら?」


なので、あきらの母親で在る 美作夢子も、思って居た事だったので…。
桜子の祖母に、即答するのだった。


「13~4年位かと思いますわ。
 確か?
 お孫さんで在る 桜子さんが、2歳位の頃から、お逢いして居なかったかと…。
 其れに、其の後には、桜子さんが、ドイツに渡独されましたし…。」


なので、桜子の祖母も、納得するかの様に、あきらの母親で在る 美作夢子に、話しして居たのだった。


「そうだったわね。
 もう、そんなに経つのね。
 美作家の皆さんも、其の後、お変わりなく…。」


其処で、あきらの母親で在る 美作夢子は、そろそろ、本題に移ろうと、話しし始めるのだった。


「はい。
 私共の家族は、相変わらず…ですわ。
 実は、本日、お邪魔させて頂きましたのは…。
 おば様に、お話しが有り、お邪魔させて頂きました。」


なので、桜子の祖母は、あきらの母親で在る 美作夢子に、了承の意を伝えるのだった。


「そうなのね。
 私(わたくし)に、お話しって…。
 如何言ったお話しかしら?」と…。


現在は、三条家の当主で在る 桜子の祖母の発言は、“流石だ‼”と、あきらの母親で在る 美作夢子は、思って居たのだった。


何故なら…。
桜子の祖母の発言は、相手に、“探りを入れている訳では無い。”と、魅せ掛けて置き乍らも、しっかり、探りを入れているのだ。


もしくは、あきらの母親で在る 美作夢子からの話しの内容を分かって居て、桜子の祖母は、あきらの母親で在る 美作夢子に、確認して居るかの様な発言の仕方だったのだ。


此の時のあきらの母親で在る 美作夢子は、思うのだった。


“相変わらず、お代わり御座いませんわね。
 おば様は…。”と…。


だが、そう思い乍らも、あきらの母親で在る 美作夢子は、話しし始めるのだった。


「はい。
 おば様もご存知かと思いますが…。
 私(わたくし)と桜子さんの母親とは、幼馴染で親友ですの。
 ですので…。
 私(わたくし)と桜子さんの母親とは、約束事を、交わして折りました。
 其の約束事とは…。
 私共の息子で在ります あきら と…。
 三条家のお嬢様で在ります 桜子さんとを、将来、結婚させるというお約束でした。
 ですが…。
 其の約束事は、あの日以来…。
 すっかり、有耶無耶に成ってしまいました。
 ですから…。
 私(わたくし)は、此のお話しを、復活させたいと考えております。
 お考え頂けないでしょうか?」と…。


そして、桜子の祖母も、返答の言葉を、あきらの母親で在る 美作夢子に、告げるのだった。


「其のお話しは、私(わたくし)も、(生前だった頃の)嫁から聞いて居りました。
 美作家に、あきらさんが生まれて…。
 2年後に、桜子が生まれた。
 其の時点で、取り交わされた約束事だった様ですね。
 ですが…。
 肝心の美作家のご子息で在る あきらさんは、世間で言われている様ですわね。
 『マダムキラー』だと…。
 其の様なご子息の下に、大切な私共の孫娘を嫁がせる等と…。
 考えられませんわね。
 諦めて頂けるかしら?」と…。


だが、此の時までの桜子の祖母は、知らなかったのだ。
桜子のドイツでの生活が、『品行方正』では無かった事を…。


其の当時の桜子は、日本に帰国するまでに、誰が如何見ても、魅力的な女性に成ったと、司からも認めて貰う為に…。
自分磨きを怠らなかったのだ。


其れは、勿論、美に関する事も、全て、だったのだが…。
男性に関しても、同じだったのだ。


男性から、好意を持って貰える様な女性に成る為に…。
見た目の良い女性を目指したのだった。


だからだったのかも知れない。
其の当時の桜子は、あっさりと、ドイツで、初体験を済まして居た程だったのだ。


現在の桜子にとっては、其の当時の自身の事を、『黒歴史』と思う程だったのだ。


勿論、其の当時の桜子の事を知って居る人物は、日本では、誰一人として、居ない事は事実なのだ。
だからこそ、其の当時の桜子の事を、自身の祖母にも言えずに居た桜子だったのだ。


勿論、日本に帰国して帰って来た桜子にとって、ドイツでの生活の事は、無かった事にするつもりで居たのだ。
だからこそ、桜子は、自身の祖母に、言う必要が無いとの認識だった事も、また、事実だったのだ。



そして、あきらの母親で在る 美作夢子にとっても、桜子のドイツでの生活の話しの件は、知らない話しだったのだ。


だからだったのかも知れない。
あきらの母親で在る 美作夢子は、桜子の祖母に提案するのだった。


「今直ぐ、結婚とかのお話しでは在りませんわ。
 あきらにしても、桜子さんにしても…。
 まだ、高校生ですわ。
 正式なお話しは、あきらと桜子さんが、大学生に成ってからでも、宜しい(ん)では無
 いでしょうか?
 此方が焦らなくとも…。
 本当に、あきらと桜子さんと間に、縁が在ると言うの成らば…。
 自然と、お付き合いするでしょうし…。
 私(わたくし)は、其の手助けをしたいだけですの。
 ご了承願えないでしょうか?」と…。


本来、あきらの母親で在る 美作夢子からの其の提案の話しには、桜子の祖母自身、納得出来る物では無かったのだが…。
何故か?
桜子の祖母は、自然に、口をついて居たのだった。


「そうね。
 まだ、あきらさんと桜子は、高校生ですものね。
 分かりましたわ。
 其れでしたら、そうしましょう。
 但し、あきらさんが、大学生に成っても、今のままの『マダムキラー』の状態…成ら
 ば…。
 此のお話しは、無かった事に…。
 で、宜しかったかしら?」


そう言われたあきらの母親で在る 美作夢子は、了承の意を告げるのだった。


「承知致しました。
 宜しくお願い致します。」と…。



其の時だったのだ。
桜子が、三条邸に帰って来た所だったのだ。


此の時の桜子にとっては、今までに、あきらの母親で在る 美作夢子に会った事が無かったのだ。
所謂、此の時の桜子にとって、あきらの母親で在る 美作夢子は、初めて観る人物だったのだ。


だが、あきらの母親で在る 美作夢子にとって、桜子とは、此の日が再会した日と成るのだった。


だからだったのかも知れない。
あきらの母親で在る 美作夢子は、桜子に言えた言葉だったのだ。


「お久し振りね。
 桜子ちゃん…。」


此の時の桜子は、驚愕以外…。
何物でも無かったのだ。


目を大きく見開いたまま…。
桜子は、あきらの母親で在る 美作夢子を、ジーっと、観て居たのだった。


なので、あきらの母親で在る 美作夢子は、桜子の事を、何故、知って居るのかを、話しし始めるのだった。


だからだったのだろう。
あきらの母親で在る 美作夢子は、続けて、桜子に、言って除けるのだった。


「だから…ね。
 私(わたくし)と桜子ちゃんは、今回、会った事が、初めてでは無いのよ。
 勿論、幼少期の頃には、既に、桜子ちゃんは、私(わたくし)の息子で在る あきら君
 とも会って居るのよ。
 覚えて居ないわよね?」と…。


なので、桜子は、正直に、あきらの母親で在る 美作夢子には、伝えるのだった。


「はい。
 申し訳ございません。」と…。


なので、あきらの母親で在る 美作夢子は、そんな桜子に伝えるのだった。


「そうよね。
 仕方ないわよね。
 桜子ちゃんは、2歳だったんだもの。
 じゃあ…ね。
 うち(美作邸)に、いらっしゃって…。
 うち(美作邸)には、其の頃のお写真が、一杯、有るのよ。」と…。
「………」


だが、此の時の桜子は、驚愕で、返答の言葉が出て来なかったのだ。

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