tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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もし、全員、幼馴染だったら…<F4&T4>  14.



次の日の桜子は、授業が終了する頃に迎えに来ていたあきらの母親で在る 美作夢子に寄って、無理矢理、美作邸に連れて来られて居たのだった。


其の時に、桜子は、自身が、封印した過去の写真を、あきらの母親で在る 美作夢子に寄って、無理矢理、見せられて居たのだった。


実は、桜子は、日本に帰国して帰って来た時に、一番最初に、取り掛かった事は、過去の桜子のアルバムを、処分する事だったのだ。


桜子自身の母親と父親の写真は、残しつつ…。
桜子自身の写真は、全て、処分するつもりで、片付けていたのだった。


だからだったのかも知れない。


“まさか…。
 此処(美作邸)にも、私の過去の写真が有っただ何て…。”と…項垂れるしか無かったのだった。



だが、そんな事だとは知る由もないあきらの母親で在る 美作夢子にとって、“此の写真達が、また、私(わたくし)と桜子ちゃんを、繋げてくれる様な気がするの。”と、思って居たのだった。



そんな時だったのだ。
あきらが、何時も寄り、早く、帰宅したのだった。


あきらが、何故、早目に、美作邸に、帰宅したかと云えば…。
類から聞いたからだったのだ。


「あきら…。
 今…。
 SPから、連絡が来たんだけど…さ。
 あきらの母ちゃんが、如何も、桜子を、連れて行ったらしいだよね⁉
 何か、聞いてる?」


あきらは、驚愕だったのだ。


何故なら…。
三条家との関わりを、今迄に、聞いた事も無かったからだったのだ。


だからこそ、あきらには、確かめる必要性が有る様に、感じて居たのだった。


だからこそ、類には、言えた言葉だったのだろう。


「悪ぃ。
 俺は、何も、聞いてねぇわ。
 お袋のする事は、突発性な事が多過ぎて…。
 俺にも、理解出来ねぇ事が多いんだわ。
 だから…。
 今日は、早目に帰宅して、お袋に、確認するわ。
 類…。
 悪ぃけど…よ。
 ちょっと、待ってくれるか?
 優紀ちゃんも、心配していると思うから…よ。
 お袋から、理由を訊いて、類と優紀ちゃんには、ちゃんと、報告するから…よ。」と…。


なので、類は、“仕方ないね。”と、思った事から…。
あきらには、伝えるのだった。


「分かった。」と…。


だからの早目のあきらの帰宅だったのだ。



そんな早目の帰宅に、あきらの母親で在る 美作夢子は、驚愕するのだった。


だからこそ、あきらは、自身の母親で在る 美作夢子に、怒り始めるのだった。


「あの…な。
 お袋…。
 何の為に、桜子を英徳(学園)から、連れ出してんだよ?
 類が、心配してんだよ‼
 いい加減にしろよ‼」と…。


だが、あきらの母親で在る 美作夢子は、そんな風に怒って居るあきらの怒って居る意図が分からず…。
飄々と、返答するのだった。


「あら…。
 そうだったの?
 でも、私(わたくし)の身元は、バレている訳でしょ‼
 桜子ちゃんを誘拐する訳でも無いのに…。
 何故、そんなに、心配なのかしら…ね。
 ねぇ~、桜子ちゃん⁉」と…。


だからだったのだろう。
桜子は、如何、あきらの母親で在る 美作夢子に、返答したら良いのか?
見当も付かず…。
笑って、頷くしか無かったのだった。


だからだったのかも知れない。
そんな自身の母親で在る 美作夢子と桜子には、あきら自身、呆れるしか無かったのだった。


そして、あきらは、一番、疑問に思って居る事を、自身の母親で在る 美作夢子に訊き出す事にしたのだった。


何故なら…。
如何考えても、自身の母親で在る 美作夢子と桜子の繋がりが、見えて来なかったのだ。


だが、自身の母親で在る 美作夢子の話しに、納得せざるを得ない事に、気が付いたのだった。


だからだったのだろう。
あきらは、心の中で、思うのだった。


“成る程…な。
 そう言う事か?”と…。



だが、あきらは、桜子の気持ちを何と無くでは有るのだが…。
気が付いて居たのだった。


其処で、あきらは、桜子を自身の自室に、呼び出して、事の真相を訊き出そうとするのだった。


何故なら…。
桜子は、未だ、吹っ切れて居ない様にも、あきらには、見て取れて居たのだから…。


「桜子…。
 ちょっと、話せるか?」と…。


なので、桜子は、あきらからの呼び出しに応じるのだった。


「はい。」と…。


そして、あきらと桜子の二人は、あきらの自室に入ったのだった。


そして、唐突に…。
あきらは、桜子に、確認するのだった。


「桜子…。
 ちょっと、訊いて良いか?」


なので、桜子は、首を傾げ乍らも…。
あきらに、返答するだった。


「はい。」と…。


其処で、あきらは、桜子に訊き始めるのだった。


「桜子は、司が、好き何じゃねぇのか?」と…。
「えっ??
 ………。」


其処で、桜子の顔は、大きく目を見開き、口が開いたまま、閉じる事無く、驚愕顔に、変化したのだった。


あきらからして視れば…。
“其れは、正解です。”と、桜子が、言って居る様にも、見て取れて居たのだった。


だからだったのだろう。
あきらは、そんな風に、吃驚したまま…。
其れ以上…。
何も、話さない桜子に、続けて、言って除けるのだった。


「そんな吃驚する事か?
 俺には、バレバレだっつーの?」と…。


そして、桜子は、漸く、口を開いたのだった。


「そうですか?
 美作さんには、バレて居たんですね?
 はい。
 其の通りです。
 でも、今は、違うんです。
 道明寺さんが、先輩…。
 あっ?
 今では、牧野先輩の事を、先輩って…。
 呼ばせてもらっているんですが…。
 道明寺さんが、先輩の事を好きに成った理由が分かって居るので…。
 今は、大丈夫です。
 其れに、今の私は、先輩の方に、同性として、先輩の人柄に惚れて居るので…。
 云わば…。
 『牧野つくし信者』と云えば…。
 分かって貰えますか?
 だから…。
 もう、大丈夫…何です。」と…。


そして、其の時のあきらは、清々しそうに、そう言って除ける桜子に…。
“本当に、もう大丈夫…何だろう。”と、思えて居たのだった。



そして、次の日のあきらは、心配しているだろう類と優紀に、桜子の話しを伝えて居たのだった。
勿論、桜子の司への過去の気持ちは、伏せたままで…。

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