tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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もし、全員、幼馴染だったら…<F4&T4>  16.



実は、桜子の方から、あきらの母親で在る 美作夢子に、料理を教えてくれる様に、お願いしたのだった。


事の発端は、あきらの母親で在る 美作夢子が、桜子に話しして聞かせた話しの内容が切っ掛けだったのだ。


此の時の話しの内容とは…。


【あきらの母親で在る 美作夢子は、桜子に、桜子の母親との昔話として、話しし始めたの
 だった。


 「桜子ちゃんの母親とは…ね。
  料理を、一緒に、習いに行って居たのよ。
  最初は、桜子ちゃんの母親からの提案だったの。
  実は、私(わたくし)も、料理には、興味が有ったのよ。
  でも、自邸では、シェフが居るでしょ。
  中々、作らせてはもらえないのよね。
  だから…。
  『料理教室』という話しに成ったのよ。
  親には、『花嫁修業』と言う事を、口実に…ね。
  其の当時は、まだ、私(わたくし)達が、高等部に通って居る頃の事だったの。
  そして、次第に、のめり込む位に、料理に興味を持つ様に成って…。
  私(わたくし)も、桜子ちゃんの母親も…。
  凄く、楽しくて…ね。
  で、其の後の私(わたくし)は、料理が趣味に成ったのよ。」と…。


 其の話しを、あきらの母親で在る 美作夢子から聞いた時の桜子は、思うのだった。


 “私も、ママの様に、遣って視たい‼”と…。


 だからだったのだろう。
 桜子は、あきらの母親で在る 美作夢子に、お願いしたのだった。


 「私に、料理を教えて下さい。
  母の様に、私も、料理を遣って視たいんです。」と…。


 そして、桜子は、あきらの母親で在る 美作夢子から、料理を教わる事に成ったのだっ
 た。】



実は、此の話しを、あきらの母親で在る 美作夢子から聞かされるまでの桜子は、此の話しの事を知らなかったのだ。


だからだったのかも知れない。
態と、あきらの母親で在る 美作夢子は、桜子に、話ししたのだろう。


何故なら…。
桜子は、あきらの母親で在る 美作夢子が作ったディナーのフルコース料理を、美味しそうに、堪能して居たのだから…。


此の時のあきらの母親で在る 美作夢子は、そんな桜子を、嬉しく思って居たのだった。



普段の桜子は、ダイエットの為に、食が細かったのだ。


だが、此の時のあきらの母親で在る 美作夢子が作ったディナーのフルコース料理は、カロリー計算された料理で…。
ダイエット中のお年頃の女性でも、身体に負担が掛からない様に、考えて作られて居たのだった。


所謂、あきらの母親で在る 美作夢子の腕前は、プロのシェフが作ったディナーのフルコース料理かと見間違う程に…。
素晴らしい物だったのだ。


実は、あきらの母親で在る 美作夢子の腕前は、料理本が出せる程の腕前だったのだ。
  
なので、其れ以降の桜子は、度々、美作邸に訪れる様に成ったのだった。



そして、桜子は、あきらの双子の妹で在る 美作絵夢 と 芽夢 姉妹共…。
何時の間にか?
仲良く成って居たのだった。


あきらの双子の妹で在る 美作絵夢 と 芽夢 姉妹は、桜子の事を…。
『お姉ちゃま』と、呼ぶ程だったのだ。



実は、桜子が、あきらの双子の妹で在る 美作絵夢 と 芽夢 姉妹と、仲良く成る様に、仕向けたのは、他でも無い あきらの母親で在る 美作夢子だったのだ。


実は、桜子が、美作家から逃げられない様にする為だったのだ。
後で、此の事を知った時の桜子は、驚愕だった事は言うまでも無いのだが…。



そして、あきらが、普段よりも早く帰宅した事に…。
あきらの母親で在る 美作夢子は、嬉しく思って居たのだった。


何故なら…。
普段は、午前様のあきらだったのだから…。


そして、あきらの双子の妹で在る 美作絵夢 と 芽夢 姉妹は、あきらの登場に、飛び付く程…。
あきらの早い帰宅を喜んで居たのだった。
何時もは、朝でも、会えない日が在る位だったのだから…。


そんな美作兄妹を、微笑ましく観て居た桜子だった事は言うまでも無いのだ。



そして、あきらは、自身の母親で在る 美作夢子に、声を掛けるのだった。


「お袋…。
 何、遣ってんだ?
 桜子の『はとこ』の類と優紀ちゃんが、心配して居たぞ‼
 ここ最近、うち(美作邸)に、“桜子(ちゃん)が、入り浸ってる。”と…。」


だからだったのだろう。
あきらの母親で在る 美作夢子は、嬉しそうに、言って除けるのだった。


「桜子ちゃんが…ね。
 私(わたくし)に、“料理を教えて欲しい。”と、言ってくれて…ね。
 お料理教室を開いて居たのよ。」と…。
「………」


そんな風に、喜んで居る自身の母親で在る 美作夢子に、実は、何も言い出せないあきらだったのだ。
苦笑いのあきらが、其処に居た事は、事実だったのだ。



そして、此の事は、あきらから、桜子の『はとこ』で在る 類と優紀に、伝えられたのだった。


「類…。
 優紀ちゃん…。
 悪ぃ…。
 お袋が、桜子に、料理を教えているらしいんだわ。
 だから…よ。
 此れからも、桜子は、うち(美作邸)に、出入りすると思う。」と…。


其処で、優紀は、あきらに、返答するのだった。


「だったら…。
 仕方ないですね。
 分かりました。
 おば様には、桜子ちゃんの事を、宜しくお伝え下さい。」と…。


類も、納得する様に、頷くのだった。



だが、実は、あきらは、楽しそうに、自身の母親で在る 美作夢子と、料理している桜子の姿に…。
嫌な気がして居ない自身が居る事を、あきら自身、驚愕して居たのだ。


普段の桜子とは、違う一面を見て取れて…。
あきらは、自然と、桜子に、目を向ける様に成って居たのだった。


あきらと言えば…。
年上好みの『マダムキラー』の筈なのだ。
年下は、『No thank you.』の筈のあきらだったのだ。


だが、桜子は、年下なのだ。


あきらは、自身の母親の様な女性が、苦手なだけで…。
例え、年上で在ろうとも…。
自身の母親の様な女性だとしたら…。
きっと、『No thank you.』なのだろう。


だと言う事は、あきら自身…。
例え、年下で在っても、桜子の様に、しっかりした物の考えが出来る女性…成らば。
可能だという事なのだろう。


此の事に気が付いたあきらは、桜子が、美作邸に通って居る日は、自然と、早い帰宅に成って居たのだった。



此の事に、気が付いた類は、そんなあきらを牽制する様に成るのだった。
其れは、『はとこ』で在る 桜子の事が、心配だったと言う事に、他成らないのだが…。




<此の二次小説『もし、全員、幼馴染だったら…<F4&T4>  16.』は、切りが良い為
 に、短めに成っております事をお詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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