tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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もし、全員、幼馴染だったら…<F4&T4>  25.



実は、会議中だった時の総二郎は、優紀に対して、熱視線を送って居たのだった。


だが、当の優紀は、俯いたまま資料を観て居たので、一切、総二郎が、此方(優紀)の方に向いて居た等と、気が付いて居なかったのだ。


なので、此の時の総二郎は、焦って居たのだった。



実は、そんな総二郎の様子を観て居た桜子だけが、総二郎の行動に気が付いて居たのだった。


だが、桜子が、自身の行動に気が付いて居るとは、予想して居なかった等の総二郎は、此の後の展開に、更に、焦るのだった。



桜子は、会議が終了した時点で、即座に、其の場を後にする様に、優紀に、提案するのだった。


桜子は、会議中にも関わらず…。
もう直ぐしたら、会議が終了するだろうと思われる時間帯を狙って、優紀に、話し掛けたのだった。


「優紀さん…。
 もうそろそろ…。
 会議が終了しますよね。」と…。


なので、優紀も、桜子に返答したのだった。


「うん、そうだね。」


なので、桜子は、そんな優紀に、返答するのだった。


「だから…。
 会議が終了したら…。
 直ぐ、此処を出ますよ。」


初めから、其のつもりで居た優紀は、そんな桜子に、言って除けるのだった。


「うん。
 分かった。」と…。


なので、会議の閉会の言葉と共に、優紀と桜子は、会議室と成って居た此の部屋を後にしたのだった。


で、総二郎が、西門総二郎に、“見初めて欲しい。”と、思う『茶道・華道・書道』の関係者の女性達に寄って、囲まれている間に…。
優紀と桜子は、其の場を後にして居たのだった。



優紀と桜子は、其の場を後にした後…。
桜子は、優紀に提案するのだった。


「折角、メープルに来たんですし…。
 カフェで、お茶しません?」と…。


実は、優紀自身、会議というモノに慣れていないという事も有り…。
気疲れてしてしまって居たのだ。


其れに、避けていた総二郎が、此の会議に出席して居る事は、一目瞭然だったので…。
初めから、此の会議には、出たく無かったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の優紀は、気を休めたいという思いに、成って居たのだった。


だから、桜子の提案に、賛成したという訳だったのだ。


「うん。
 そうしようか。」と…。



其れが、拙かったのか?
優紀自身…。
実は、本来、会いたくない人に、其の後、会う羽目に成るのだった。



其の後…。
総二郎は、西門総二郎に、“見初めて欲しい。”と、思う『茶道・華道・書道』の関係者の女性達から、難を逃れられた事で、優紀を探すのだった。


総二郎は、SPには、優紀の動向を、何時も、探らせて居る事も有り…。
SPが、優紀と桜子の行動を、チェックして居たのだった。


そして、西門家のSPは、優紀と桜子が、カフェに入って行く所を観て居たという訳だったのだ。



西門総二郎に、“見初めて欲しい。”と、思う『茶道・華道・書道』の関係者の女性達を撒いた其の後の総二郎は、西門家のSPに、確認するのだった。


「優紀ちゃんが、何処に行ったのか?
 確認取れてるか?」


なので、西門家のSPは、総二郎に、報告するのだった。


「はっ。
 先程…。
 旧 華族 三条家のお嬢様で在ります 三条桜子様と、ご一緒に、カフェに入られまし
 た。」と…。


だが、此の時点で、会議が終了してから、30分以上経って居た。


“もしかしたら…。
 もう、カフェには、居ない可能性も有る。
 だが、SPが、出たという情報を得て居ない以上…。
 まだ、カフェにいるかも知れない。
 成らば…。
 行くだけ行って視るか?”と、此の時の総二郎は、考えて居たのだった。


そして、カフェに入った総二郎は、窓際に座っている優紀を見付けたのだった。


実は、カフェの出入り口から、直ぐに、優紀を見付け出した総二郎だったのだ。



そして、何も考えず…。
一直線に、優紀目掛けて、歩みを進める総二郎だったのだ。



実は、此のカフェにも、先程の会議で一緒だった西門総二郎に、“見初めて欲しい。”と、思う『茶道・華道・書道』の関係者の女性達も、数名、お客様として、座って居たのだった。


だからだったのだろう。
自身が、西門総二郎から見初められたという期待の下…。
「キャーキャー」と、騒いで居たのだった。


一見すれば…。
“何処かのアイドルが、此のカフェに居るのか?”と、見間違う程の騒ぎ様だったのだ。


だが、総二郎は、其の状況にも、目も暮れず…。
唯、優紀目掛けて、歩みを進めて居たのだった。



だが、当の優紀は、桜子との話しに夢中に成って居たので、そんな騒ぎにも、一切、興味が無さそうだったのだ。


そんな優紀の様子も観て居た総二郎は、そんな優紀を呆れて居たのだった。


此の時の総二郎は、思うのだった。


“普通、此の騒ぎに、目を此方に向けねぇか?
 普通、俺を捕らえるだろ?
 完全に、俺を無視してやがる。
 そっちが其の気なら…。
 俺は、もう、遠慮しねぇ‼”と…。


だからだったのだろう。
総二郎は、優紀が座っているテーブルに着くや否や…。
優紀の言葉を聞こうともせず…。
優紀の隣に、座ったのだった。


そんな総二郎に、優紀は、言って除けるのだった。


「ちょっと…。
 西門さん…?
 此処で、何して居るんですか?」と…。


なので、総二郎は、そんな風に言って来た優紀に、何食わぬ顔で、言って除けるのだった。


「何…って…。
 見ての通り…。
 優紀ちゃんの隣に、座ってんだけど…。
 駄目だったか?」と…。


だが、優紀は、桜子の方を向いて、恐縮し乍ら…。
優紀は、総二郎に、返答するのだった。


「駄目…って…。
 そう言うんじゃ無くて…。
 今は、私一人じゃ無いんです。
 桜子ちゃんも、一緒に居るんです。
 だから、困ります。」と…。


だが、総二郎は、桜子の方を向いて、“了承しろ‼”と、云わんばかりに、桜子を威嚇し乍ら、桜子に、了承の意を求めたのだった。


「桜子…。
 俺が、一緒でも、良いよな?」と…。


“嫌…。”とは、言えないと悟った此の時の桜子は、仕方なく…。
総二郎に、了承の意を伝えるのだった。


「私は、構いませんけど…。」と…。


なので、此の時の総二郎は、ニコッと、笑みを浮かべ乍ら…。
優紀に、言って除けるのだった。


「桜子が、良いってよ。」と…。
「………」


なので、優紀は、そんな総二郎の態度に、諦めて、何も言わずに居たのだった。



だが、実は、そんな総二郎に、桜子は、呆れて居たのだった。

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