tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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もし、全員、幼馴染だったら…<F4&T4>  27.



桜子は、翌日に成って…。
類を探す為に、F4ラウンジに来たのだった。


幸いにも、F4ラウンジには、類以外…。
誰も居なかったのだ。


そして、類は、何時もの如く…。
ソファに、寝転んで居たのだった。


其処に、桜子は、類に、声を掛けたのだった。


「類さん…。
 お話しが有るんですけど…。」


其処で、寝転んだまま…。
類は、声を掛けて来た桜子の方に向き…。
薄目を開けたまま…。
返答するのだった。


「何だぁ~。
 桜子だったんだぁ。
 で、何…?」と…。


なので、桜子は、先ず、携帯アプリの『ボイスメモ』で、録音した音声を、類に、聞かせるのだった。


昨日のカフェに居た時の桜子は、まだ、あの3人の女性達が、何者で在るのか?
分からなかったのだ。


だが、一人の女性が、自身の祖母の事を知って居る事から…。
其の日の会議に出席して居た出席者だろう事は、桜子には、理解して居たのだった。


なので、其の事も含めて、桜子は、類に、話しし始めるのだった。
勿論、桜子は、総二郎と優紀のカフェでの一件も、加えて、類に、話ししたのだった。


其の上で、桜子は、類に、伝えて居たのだった。


「此れって…。
 所謂、西門さん狙いの女性で、間違い無いですよね?」


桜子から、携帯アプリの『ボイスメモ』で、録音した音声を、聞いた類は、更に、桜子の話しで、納得するのだった。
だからこそ、類は、桜子に言えた言葉だったのだろう。


「多分…。
 そうだろうね。」


其処で、桜子は、類に、相談するのだった。


「お祖母様に、お伝えしようかと思ったんですが…。
 お伝えすれば、お伝えしたで…。
 きっと、大騒ぎに成ると思うんですよね。
 だから…。
 敢えて…。
 まだ、お祖母様には、お話しして居ないんです。
 如何したら、良いと思います?」と…。


だが、類は、飄々と、そんな桜子に言って除けるのだった。


「どっちにしても、直ぐ、バレるんじゃ無いの?
 総二郎は、大々的に、遣らかしたって訳でしょ‼
 既に、誰かに、撮られてるじゃ無いの?」と…。


類から、そんな風に言われた桜子は、慌てるかの様に…。
携帯をタップしたのだった。
そして、桜子は、SNSを調べ始めたのだった。


そして、案の定とでも言うべきなのか?
誰かが、画像を、SNSに上げて居たのだった。


なので、SNSを観て居た桜子は、SNSを観乍ら、思うのだった。


“西門さん…。
 態とですよね?”と…。


そして、類も、桜子から観せられたSNSを観て、思うのだった。


“流石、総二郎…。
 絶対、態とだよね?”と…。


なので、桜子は、類と相談した結果、自身の祖母に、伝える事に成ったのだった。


という訳で…。
桜子の祖母に寄って、直ぐに、『茶道・華道・書道』の『和文化』で在る 『三大伝統芸能』の『三道(さんどう)』関係者に、知れ渡る事に成ったのだった。
勿論、此の時の桜子の祖母は、SPに、此の3人の女性が、何者で在るのかを調べさせて居た事は言うまでも無いのだが…。



また、桜子の祖母は、普段から、交流の在る 総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人…。
そして、自身の姉の娘で在る 優紀の母親に、此の話しを、それぞれ、伝えたのだった。


所謂、此の事を知った総二郎と優紀のそれぞれの母親に寄って…。
優紀にとっては、無理矢理、総二郎と引っ付けられる状況と成ったのだった。



実は、総二郎に寄って、あのカフェから、連れ出された優紀は…。
あの後…。
総二郎と一緒に、過ごして居たのだった。


あのまま…。
総二郎に、強く握られた腕を、優紀は、“痛い‼”と、思い乍らも…。
言い出せないまま…。
優紀は、総二郎にメープルの地下駐車場まで、連れて行かれて居たのだった。


そして、実は、総二郎は、尚も、リムジンの中でも、総二郎のマンションに入るまで、優紀の腕を掴んだままだったのだ。


そして、一旦、総二郎のマンションに連れて来られた優紀は、リビングのソファに座って待って居たのだった。


此の時の優紀は、総二郎から言われて居たのだった。


「俺は、あっちの部屋で、着替えて来るから…。
 優紀ちゃんは、絶対に、此処から、帰るなよ。
 俺が着替えて来るまで、ちゃんと、此処で、待ってろよ‼」と…。


実は、此の日の総二郎は、袴姿だったのだ。
一応、茶道の正装で在る 袴で、総二郎は、会議に、出席して居たのだ。


なので、此の時の総二郎は、私服に、着替えたかったのだ。


だが、まだ、西門邸に、優紀を連れて行けない事から…。
総二郎は、優紀をマンションに連れて来たという訳だったのだ。


そして、私服に着替えた総二郎は、優紀が待って居るで在ろうリビングに、向かうのだった。


そして、リビングに戻った総二郎は、優紀が、大人しく、ソファに座って待って居た事を確認して…優紀に声を掛けるのだった。


「優紀ちゃん…。
 待たせたよな。
 今から、何処か?
 出掛けようぜ‼」と…。


此の時の総二郎は、バイクで出掛ける事を、目論んで居たのだった。


実は、総二郎は、今まで、バイクの後ろは、男性しか乗せた事が無かったのだ。
所謂、あきらがメーンだった事は言うまでも無いのだが…。


其の総二郎が、優紀をバイクの後ろに、乗せる事にしたのだ。


だが、其の為には、其の時の優紀の服装は、バイクの後ろに乗るには、相応しくない服装だったのだ。


だからこそ、総二郎は、優紀の服を買って遣るつもりで居たのだった。


なので、先ずは、行先を言わず…。
総二郎は、マンションから、優紀を連れ出すのだった。


此の時の優紀は、不安でしか無かったのだった。


何故なら…。
何処に行く共言わない総二郎に、不安しか無かったのだ。


だからだったのだろう。
優紀は、そんな総二郎に、思うのだった。


“何故…?
 西門さんは、何処に行くのか?
 私に言ってくれないのだろう。
 早く、帰りたいんですけど…。”と…。


だが、此の時の総二郎は、飄々とした態度で居たのだった。



そして、総二郎のマンションの地下駐車場に置いて在るバイクを観た優紀は、驚愕するのだった。


何故なら…。
以前、偶然にも、総二郎が、お付き合いして居るで在ろう女性に、或る言葉を言って居る所を見掛けた事が在った優紀だったのだ。


【「西門君…。
  バイクの後ろに、乗せてよ‼」
 「俺のバイクの後ろには、野郎しか乗せねぇんだよ‼」と…。】



だからだったのだろう。
優紀は、総二郎に確認する様に、訊くのだった。


「此のバイクは、西門さんのバイクですか?」


そんな風に、不思議そうに、訊いて来る優紀に、総二郎は、即答するのだった。


「ああ。
 俺のだが…。」と…。


其の時だったのだ。
優紀は、驚愕顔を顔に張り付かせた状態で、総二郎に、更に、訊き始めるのだった。


「此のバイクで、今から出掛けるという事ですか?」と…。


だが、此の時の総二郎は、何か?
躊躇って居る様に観える優紀に、不機嫌気味に、返答するのだった。


「ああ。
 其のつもりだったが…。
 優紀ちゃんは、嫌なのか?」


そう総二郎から訊かれた優紀は、やっと、確信を突く様な言葉を、総二郎に、告げるのだった。


「確か…。
 西門さんは、お付き合いして居る女性に、仰って居ましたよね?
 『俺のバイクの後ろには、野郎しか乗せねぇんだよ‼』と…。
 私も、女性…何ですが…。」と…。
「………」



其の時の総二郎は、思うのだった。


“まさか…。
 優紀ちゃんに、観られて居たとは…。”と…。


此の時までの総二郎は、自信満々だったのだ。


だが…。
優紀から、そう言われた総二郎は、一瞬にして、言葉を失うのだった。


唯、此の時の総二郎の心の内では、思うのだった。


“くそっ~。”と…。

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