人間恐怖症…<つかつく> 105.
<此の二次小説『人間恐怖症…<つかつく> 105.』は、一部の文面の表現に、不快な
文面が在るやも知れません。
了承の程、宜しくお願い致します。>
美桜の世話を焼いて居た司は、次第に、『エロ親父』化して来たのか?
美桜を誘惑しようとし始めるのだった。
司は、思わず、「美桜…。」と、呼び…。
美桜の顔を上に向かせたのだった。
そして、司は、熱いkissを、美桜に、施したのだ。
だが、美桜は、司のそんな目付きを観た時に…。
時間的に考えても、家族から、疑われる事は分かって居るし…。
“もし…。
潤が、此処(美桜と潤の部屋)に舞い戻って来たら…。”と、思うと…。
“とてもじゃ無いけど…。
司の欲望に、応えられない。”と、考えた美桜は、司が、美桜の唇を離した隙に、司に、声を掛けるのだった。
其れに、今の美桜には、司の欲望に応えられる程の体力は、残って居なかったのだ。
だからこそ、美桜は、司に言って除けるのだった。
「司…。
潤が待って居るんでしょ?」と…。
そして、美桜から声を掛けられた事で、我に返った司は、ハッと、成って…。
「そうだよな。」と…残念そうな顔付きをするのだった。
そうして、漸く、司に寄って、髪の毛や身体を洗って貰った事で、美桜は、司に横抱きにされた状況で、『Changing room(脱衣室)』に戻ったのだった。
此の日の美桜は、経った3時間程度しか寝て居らず…。
身体は、回復し切って居なかったのだ。
其の為に、此の時の美桜は、足腰が、ガクガクと震えて、一人で立っては居られない状況だったのだ。
だからだったのだろう。
此の時の美桜は、司の首に、腕を回して、やっと、立って居る状態だったのだ。
此の時の司は、そんな美桜の姿に、笑ってしまったのだ。
そして、一言、余計とでも言うべき言葉を、美桜に、言ってしまったのだった。
「まるで、生まれたての馬だな(笑)‼」と…。
だが、其の時だったのだ。
また、美桜は、司に、悪態を突いたのだった。
「誰の仕業よ‼」と…。
「………」
まるで、『つくし』が、悪態を突いているかの様なそんな美桜の言い方に…。
此の時の司は、驚愕するのだった。
なので、司は、其れ以上…。
美桜には、何も言い出せ無かったのだ。
また、美桜を傷付ける事が、今の司には、怖かったのだ。
そして、司は、ハンガーに掛けて在ったバスローブを、司に凭れたままの美桜に着せたのだった。
そして、美桜の身体に付いて居る水滴を、司は、拭き取って遣るのだった。
また、美桜の髪の毛の水滴を拭いて遣った後には、タオルを巻いて遣るのだった。
其の後の司も、バスローブを身に着け、自身に付いて居る水滴を、拭き取るのだった。
勿論、司の頭には、タオルを乗せた状態だった事は言うまでも無いのだ。
そして、司は、美桜を横抱きにして、ベッドルームに戻り、美桜をベッドに寝かせた後…。
一人、クローゼットの中に入り、取り敢えず、簡単に、司は、身支度を整えて、美桜の下着と寝間着を持って、ベッドルームに戻るのだった。
そして、司は、美桜の世話を焼くのだった。
そして、司は、美桜に寝間着を着せて遣った事で、美桜が寝ているベッドの端に腰掛けて、美桜の頭を、撫でて遣って居たのだ。
此の時の美桜は、司にお礼を言い乍らも、美桜自身、訊きたい事を、司に訊き始めるのだった。
「司…。
有難う。
もしかして、前から、こんな風に、私の世話を焼いてくれて居たの?」
なので、司は、美桜に、即答するのだった。
「ああ。
此れは、“俺の仕事だ‼”って、前にも言ったろ。
俺以外に、誰が、美桜の世話を焼くんだよ。
俺以外に居たら…。
そいつをぶっ殺す。」と…。
だが、美桜は、笑い乍らも、飄々と、そんな司に言って除けるのだった。
「そんな男性(ひと)居ないから(笑)…。」
そして、美桜は、更に、続けて、気に成って居る事を、司に訊き始めるのだった。
何故なら…。
“もう、要らぬ蟠りを持ったまま…。
司と過ごしたくない。”と、美桜は、思ったからだったのだ。
「さっき…。
『Changing room(脱衣室)』で、私が話しした後…。
如何して、黙ったままだったの?」と…。
なので、司は、“仕方ねぇな。”と、思う事で、美桜の頭を撫でて遣り乍ら、そんな風に聞いて来た美桜に、話しするのだった。
「う~ん。
お前が、さっき言った言葉…な。
俺は、良く、『牧野』に、言われて居たんだよ。
『誰の仕業よ‼』って…な。
だから、俺は、何も、言い出せ無かったんだ。
ごめん。」と…。
だが、美桜は、そんな風に、謝って来る司に、言って除けるのだった。
「如何して、司は、私に謝るの?
司も、言って居たでしょ?
私は、『牧野つくし』で…。
『牧野つくし』は、私…何でしょ?
だったら…。
謝る必要ないでしょ?
此れからは、私に隠さず、全部…言って欲しい。」と…。
所謂、美桜は、司に、自身の想いを、要望するのだった。
其の時だったのだ。
司は、そんな美桜に、思うのだった。
“お前には、敵わねぇよ‼”と…。
だからだったのだろう。
そんな風に思って居た司は、美桜に、返答するのだった。
「ああ。
分かった。」と…。
そして、司は、美桜に、断りを入れて、潤の待つダイニングに向かう事にしたのだった。
「じゃあ、美桜…。
今から、ダイニングに行って来るわ。
潤が、待ち草臥れてるかも知れねぇから…よ。
だから、美桜は、此処で、寝てろよ‼」と…。
なので、美桜も、快く、司を送り出すのだった。
「うん。
行ってらっしゃい。」と…。
だが、此の時の美桜は、心の中では、ざわ付いて居たのだった。
“潤が、余計な事を、パパとママに、言って無きゃ良いんだけど…。”と…。
そして、司は、ダイニングに向かうのだった。
そして、其の道中で、司は、思うのだった。
“やっぱ…。
『古菱美桜』は、『牧野つくし』で…。
『牧野つくし』は、『古菱美桜』…何だな。
此れからも、こういう事は、有るかも…な。
ひょっこり、美桜の中から、『牧野』が、顔を出す事も…。”と…。
だが、其の後の司にとって、もっと、驚愕する様な事案に出くわす事に成るのだった。
或る意味…。
美桜が思った事は、正解だったのだ。
<此の二次小説『人間恐怖症…<つかつく> 105.』は、切りが良い為に、短めに成っ
ております。
了承の程、宜しくお願い致します。>