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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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人間恐怖症…<つかつく>  108.



実は、F4は、中等部の頃から、それぞれに、記者が付き、マークされ続けて来たのだった。


特に、総二郎とあきらは、『遊び人』と言う事も有り、記者の『恰好の餌食』と成って居たのだ。


だが、総二郎は、不特定多数の女性と、交流を持って居た事から…。
其の女性達との交流は、本気では無く、『遊び限定』と、記者達から、認定されて居たので、其れ程のマークは無かったのだ。


所謂、総二郎に関しては、マークしても、お金に成らないと、判断されて居たのだった。



だが、あきらに関しては、中等部の頃から、女性との付き合いは、『マダム限定』での付き合いだった事から…。
記者達からマークされる事が、多かったのだ。


例え、あきらが、「マダムとの付き合いは、『純愛』だ‼」と、言ったとしても、其れは、世間では、『不倫』と成るのだ。
其れに、あきらの彼女と呼べる女性には、旦那様が居るのだ。


だからこそ、記者達は、記事に成ると、あきらを追うのだった。


だが、記事にされると成ると…。
美作商事は、マダムの旦那様が経営して居る相手企業からも、訴えられる事と成り、ダブルで、痛手を食う形に成るのだ。


だからだったのだろう。
美作商事としては、記者から提示された『ゲラ刷り』の時点で、記事を抑える為に、記者には、お金を渡して居たのだった。


正しく(まさしく)、美作商事としてのあきらの行動は、常に、『イタチごっこ』と、呈して居たのだった。



だが、司だけでは無く…。
類に関しても、『女性嫌い』だったのだ。


だからだったのだろう。
中等部の頃の司と類に関しての女性絡みの記事は、一切、出た事が無いのだ。



だが、其の司が、高等部の頃に、或る事案で、紙面を飾った事が有ったのだ。


所謂、其の当時、あの二大勢力と言われていた道明寺財閥の御曹司で在る 道明寺司と…。
天草家の御曹司で在る 天草清之介…との『牧野つくし』を巡っての戦いの記事だったのだ。


其の当時の新聞紙面には…。
<スクープ>  二大勢力を牛耳るアパートに住むお嬢様‼
と、掲載されていたのだ。


其れだけじゃ無く…。
牧野つくしさんをめぐって大乱闘】と、記載付きの画像まで、掲載されて居たのだ。


其の一般家庭出身で在る 『牧野つくし』の心を射止めた相手が、道明寺財閥の御曹司で在る 道明寺司と成れば…。
其の当時の記者が、司を追わない筈等無かったのだ。


其れまで、(司が)中等部から、『牧野つくし』との事が記事に成る迄の高等部当時の司は、一切、女性との噂が出た事が無かったのだ。


暴力沙汰での事件で、記事に成る事が有っても(此の記事に関しても、記者から提示された『ゲラ刷り』の時点で、記事を抑える為に、道明寺家は、記者に、お金を渡して居たのだった。)…。
司の記事としては、女性絡みでの記事自体、一切、無かったのだ。


だからだったのだろう。
其の後の司と『牧野つくし』との件を記事にする為に、記者達は、こぞって、司を追い始めたのだった。



だが、あの港の事件以降…。
司が、NYに渡米後…。
暫くしてからの『牧野つくし』は、英徳学園内でも、すっかり、姿を魅せなく成ったのだ。


だからだったのかも知れない。
記者達は、道明寺財閥の御曹司で在る 道明寺司 と 『牧野つくし』は、“あの港の事件後、別れたのだろう。”と、判断して居たのだった。


また、其の後の司は、NYでも、一切、女性との噂が、流れて来なかったのだ。
また、世間では、其の後の『牧野つくし』の件は、一切、忘れ去られて居たのだった。


だからだったのかも知れない。
記者は、其の後の司と『牧野つくし』の件を、調べる事は、無かったのだった。



其れが…だったのだ。
其の後の司が、日本に、凱旋帰国して帰って来たのだ。


記者達にとって、年頃と成った司が、凱旋帰国した事で、“何かが動くのでは無いか?”と、考えて居たのだった。


だが、其の後の司は、暫くの間…。
道明寺邸と会社(道明寺HD)の往来だけだったのだ。


全くと言って良い程…。
司の周りでは、何も、動く様子が無かったのだ。


だが、記者達の執念が実ったと言うべきなのだろうか?
等々、司が、動き出したと言うべきなのだろうか?


司が、古菱邸に通う姿が、度々、目撃される様に成ったのだ。


所謂、其れまでの司は、道明寺邸⇔会社(道明寺HD)の往来だけだったのだが…。
其れが、古菱邸⇔会社(道明寺HD)の往来と、成ったのだ。


記者達が、司をマークする事は、時間の問題だったのだ。



其れに、古菱家の長女には、『古菱美桜』という娘が居る事は、セレブ界では、有名な話しだったのだ。


だが、全く、世間に顔を見せない事から、セレブ界では、言われ始めて居たのだった。


「本当に、古菱家には、『古菱美桜』さんは、実在するのか?」と…。



そして、等々、記者達は、<スクープ>を入手したのだった。


そして、記者達が、先ずは、司と『古菱美桜』の記事を『ゲラ刷り』する事にしたのだった。



其の記事の内容とは…。
<スクープ>
 道明寺財閥の御曹司で在る 道明寺司 氏…。
 古菱財閥のご令嬢 古菱美桜さんに会う為に、連日、古菱邸に

 通って居る所をキャッチした。
 一般家庭出身女性との次の恋は、やはりの財閥系のご令嬢との恋か?



そして、記者達は、道明寺財閥の総帥で在る 道明寺保の下に、此の『ゲラ刷り』を郵送したのだった。


記者から提示された『ゲラ刷り』の時点で、道明寺財閥の総帥で在る 道明寺保は、或る人物に、連絡を入れる事にしたのだった。


其の或る人物とは…。
勿論の古菱財閥の総帥で在る 古菱HDの社長の古菱社長だったのだ。


所謂、道明寺財閥の総帥で在る 道明寺保は、『古菱美桜』の父親で在る 古菱社長に連絡を入れる事にしたという訳だったのだ。


道明寺財閥の総帥で在る 道明寺保は、古菱社長にアポを取る様に、自身の秘書に伝え、日本に帰国する旨を、伝えたのだった。


勿論、此の事は、道明寺財閥の総帥で在る 道明寺保の妻の道明寺HD 社長の道明寺楓にも、伝わったのだった。


そして、保は、日本に帰国したのだった。



そして、古菱社長とアポが取れた事で、保は、会食と称して、古菱社長と会う事に成ったのだった。


そして、記者から提示された『ゲラ刷り』を、古菱社長に見せる保だったのだ。


そして、保は、古菱社長に謝りを入れるのだった。


「古菱社長…。
 此の度の件に関して、お詫び申し上げます。
 司が、粗相してしまった様です。」と…。


だが、其処で、記者から提示された『ゲラ刷り』を観た古菱社長は、保に話しし始めるのだった。


「成程…な。
 何時かは、こう成るだろう事は、分かり切って居たんだ。
 幾ら、司君が、リムジンで、我が(古菱)邸に現れたとしても…。
 道明寺家のリムジンだと言う事は、記者なら、分かるだろう。
 だからと云って…。
 司君には、我が(古菱)邸に通う事を、拒んで来なかった。
 実は、セレブ界だけじゃ無く…。
 世間でも、美桜の存在が、謎めいて居ると言われている事を、私は、知って居るんだよ。
 今迄は、年頃に成った美桜に、『Party』への打診が有っても、断って来た。
 だからだったのかも知れない。
 美桜は、世間では、『深窓のご令嬢』と、呼ばれて居る事も、私は、知って居るんだよ。
 此のままなら…。
 美桜の存在が、危ぶまれる事も、予想出来る。
 だからこそ、“そろそろ、美桜の存在を世間に公表するべきかも知れないだろう。”と、考
 えて居た所だったんだ。
 なので、“此の記事を、掲載しても良いだろう。”と、私は、思って居るよ。」と…。


勿論、保にしても、公表して良いのなら…。
こんな有難い話しは無いのだ。


だからだったのだろう。
保は、古菱社長に礼の言葉を告げるのだった。


「古菱社長…。
 感謝申し上げます。」と…。


そして、保は、続けて、提案するのだった。


「でしたら…。
 婚約発表する方が、早いと思いますが…。
 両家の連名での婚約発表は、如何でしょうか?」と…。


だが、保からの此の提案に、考え始めた古菱社長だった事は言うまでも無いのだ。



<此の二次小説『人間恐怖症…<つかつく>  108.』は、神尾葉子先生の漫画で在りま
 す『花より男子』の一部のシーンを、勝手に、借用させて頂き、拝借させて頂いておりま
 す事をお詫び申し上げます。
 関係者各位 様に於かれましても、勝手致しております事を、重ねて、お詫び申し上げま
 す。>

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