tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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もし、全員、幼馴染だったら…<F4&T4>  43.



実は、つくしの携帯に、或る人物から、TELが入って来たのだ。
其の時のつくしは、一旦、席を外して、隅の方へ行き、其の相手とTELで話しして居たのだった。


“つくし…。”
「えっ??
 静お姉様…?」
“そうよ。
 今から、日本行きの便で、(日本に)帰国するから…。”
「うん、分かった。
 迎えに行くね。」と…。


そして、TELを切ったつくしが、席に戻った時に、類に声を掛けられたのだった。


【「つくしちゃん…。
  もしかして…。
  其のTELの主って…。」


 なので、つくしは、そんな類に、返答するのだった。


 「そうなの。
  類君…。
  良く、分かったね?」と…。


 なので、類は、つくしに、頷いて魅せたのだった。】


そして、類は、つくしに、言って除けるのだった。


「静…からだったんでしょ?」と…。


という訳で…。
つくしは、類に話しし始めるのだった。


「うん。
 そうなんだ。
 静お姉様からだったんだよね。
 実は、類君も、知って居ると思うんだけど…?
 此の一か月間の静お姉様は、フランスに居たの。
 “将来的には、フランスに留学したい‼”と、ずーっと、言って居たから…。
 取り敢えず、下調べ的に、フランスに行って居たんだと思うけど…。
 もしかしたら…。
 フランス留学を決めて来たかも…ね。」と…。


実は、類は、知って居たのだ。
静が、フランスに渡仏して居る事は…。


本来なら…。
“静の渡仏を止めたい‼”と、いう思いは、類には、有ったのだ。


だが、静は、“一度言い出したら、誰の意見も聞かない。”と、いう所が有るのだ。


其れは、つくしとて、同じだったのだ。
其の事で、司が、苦労する事も、多々有る位なのだ。


流石は、同じ血筋を持つ静とつくしだったのだ。



そして、つくしは、其処で、静の母親から、聞かされて居た話しを、F4&T2に話しするのだった。


「実は…ね。
 藤堂の伯母様から、言われていた事が有るの。
 静お姉様が、帰国したら…。
 静お姉様の『Birthday party』を執り行うらしいだ。
 皆に、出席して欲しいらしいの。
 F4は、確か、静お姉様とも、幼馴染だったわよね?
 きっと、F4には、藤堂家から、招待状は、届いて居ると思うんだけど…。
 優紀と桜子は、如何かな?」と…。


なので、優紀と桜子にとっては、憧れの先輩で在る 静の『Birthday party』なので、同時に、言って除けるのだった。


「「是非とも…。
  出席させて…(下さい)。」」と…。


だからだったのだろう。
つくしは、クスクス笑い乍ら、そんな優紀と桜子に、返答するのだった。


「了解‼
 伯母様に、伝えて置くわね。
 で、F4は、如何する?」と…。


其処で、司が、つくしに、訊き始めるのだった。


「勿論、つくしも、出席するよな?」と…。


だからだったのだろう。
つくしは、そんな司に言って除けるのだった。


「当たり前じゃん。
 私は、藤堂家とは親族だよ。
 私のパパの実姉が、藤堂の伯母様だよ。」と…。


まるで、つくしは、“当然じゃん。”と、云わんばかりに、司に言って除けるのだった。


此れには、総二郎とあきらも、同時に、即答するのだった。


「「そりゃあ、そうだよな。」」と…。


其処で、改めて、司と総二郎とあきらは、つくしに返答するのだった。


「「「出席する。」」」と…。


何故なら…。
それぞれの彼女で在る つくしと優紀と桜子が、出席するのだ。


此の時の司と総二郎とあきらが、出席しない筈等無かったのだ。


だからこそ、司にしても、総二郎にしても、あきらにしても…。
言えた言葉だったのだ。



だが、此の時の類は、浮かない顔付きをして居たのだった。


本来なら…。
静が、日本に帰国するのだ。
類とて、嬉しくない訳無かったのだ。


だが、類には、分かって居たのだった。


“此れが、今生の別れって、訳じゃ無いだろうけど…。
 静は、きっと、フランスに留学したら…。
 其のまま、フランスに留まるつもりじゃないだろうか?
 もう、日本に帰って来る気は無いと思う。”と…。


だからだったのだろう。
類は、浮かない顔付きに成って居たのだ。


其の類の様子を察知したのは、流石の桜子だったのだ。
隣に座って居た優紀に、そーっと、耳打ちする桜子だったのだ。


だからだったのだろう。
優紀も、そんな類の様子を、頻りに気にし始めるのだった。


そして、優紀は、類に声を掛けたのだった。


「類君…。
 何か有った?」と…。


だが、此の時の類は、首を左右に振り乍ら…。
優紀に、返答するのだった。


「ううん。
 何も無いよ。」と…。


だが、何か、有る様にしか思えない此の時の優紀は、そんな従兄妹で在る 類を、心配するのだった。



其処に、そんな類と優紀の様子を不思議に思った総二郎は、優紀に、尋ねるのだった。


「なぁ~、優紀…。
 如何した?
 類と、何か有ったのか?」と…。


なので、優紀は、総二郎に、桜子から聞いた話しと…。
類の返事の言葉を、話しして、聞かせるのだった。


やっと、納得した総二郎は、優紀に、言って除けるのだった。


「そうか?
 成程…な。
 はっきりした事は、此処では言えねぇけど…な。
 きっと、類の初恋は、静だと、思うぞ。
 だから…よ。
 類は、静のフランス留学が、寂しいんじゃねぇか?」と…。


類は、普段、自身のプライベート的なモノを明かした事は無かったのだ。
其れは、従兄妹で在る 優紀とて、同じ事だったのだ。


ましてや、身内だとしても、高等部の頃に成って、日本に帰国して帰って来た桜子なら、尚更、類が、自身のプライベートを明かす筈等無かったのだ。


なので、総二郎から、そんな類の話しを聞かされれば…。
優紀は、驚愕以外の何物でも無かったのだ。


だからこそ、優紀は、驚愕顔を顔に張り付かせたまま…。
総二郎に確認するのだった。


「類君は、今でも、静さんの事が好きって…意味ですか?」と…。


其処で、総二郎は、優紀に、即答するのだった。


「多分…な。」と…。


そして、総二郎から此の話しを聞いた優紀は、即、桜子に、伝えたのだった。


そして、此の話しを優紀から聞いた桜子も、また、あきらに、尋ねるのだった。


そして、桜子は、あきらからも、優紀から聞いた話しと同じ話しを聞く事に成るのだった。


驚愕する優紀と桜子だった事は言うまでも無いのだ。


そして、此の時の優紀と桜子は、身内で在る 類に、如何して上げる事が正解なのか?
悩む事に成るのだった。

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