tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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人間恐怖症…<つかつく>  135.



司は、美桜の事も、心配なのだが…。
美桜が、司に、にこっと、笑い掛けた事で、美桜への不安な心は、或る程度、緩和されて居たのだった。


だからだったのかも知れない。
今の司の心の中では、美桜をこんな風にした浅井百合子・鮎原えりか・山野美奈子のリリーズの3人への怒りに、集中して居たのだった。


だからだったのだろう。
司は、美桜が、安心する様に、言って除けるのだった。


「美桜…。
 もう少し…。
 寝とけ‼」と…。


そんな司の心遣いに、安心したかの様に、美桜は、司に、返答するのだった。


「うん。
 分かった。
 もう少し、寝るね。
 でも、私が、眠って居る間…。
 司は、如何するの?」と…。


なので、司は、美桜が、安心する様に、にこっと、笑い乍ら、返答したのだった。


「ああ。
 俺は、今から、パーティーの後始末をして来るわ。」と…。


美桜は、中座した事に、申し訳無さで、司に詫びて居たのだった。


「あぁ~。
 そうだったね。
 私のせいだよね。
 ごめんなさい。」と…。


だが…。
司は、美桜の横に座ったまま、美桜の頭を撫で乍ら、言って除けるのだった。


「何で、美桜が、謝るんだ?
 美桜のせいじゃねぇだろ?
 何も、心配しなくて良いから…。
 出席者も、分かってる事だから…。 
 今は、何も、考えずに、ゆっくり、休んどけよ。」と…。


なので、美桜は、司に、頷き乍ら、目を閉じたのだった。


そして、司は、暫くの間、美桜の様子を観て居たのだが…。
寝息が聞こえて来たので、ベッドルームから、出たのだった。



そして、ドアを開けた時の司の目の前には、心配そうにしている古菱夫人と司の母親で在る 道明寺楓と…。
そして、自身の息子で在る 潤が居たのだった。


潤は、不安顔のまま、司に抱き着き、訊いて来たのだった。


実は、潤も、両祖母から、話しを聞き、ベッドルームに入りたかったのだ。
だが、両祖母に、待てを強いられて居たのだった。


だからだったのだろう。
潤は、大好きなママの様子が、心配で成らなかったのだ。


「パパ…。
 ママは…?」と…。


そんな風に、不安顔に成って、美桜の様子を訊いて来る潤を、抱き上げた司は、美桜の様子を伝えるのだった。


「ママは、大丈夫だ。
 けど…な。
 ママは、まだ、眠ってるから、ベッドルームには、入るなよ。
 良いな。
 潤…。」と…。


そんな風に、自身の父親で在る 司から言われた潤は、仕方なく、返答したのだった。


「うん。
 分かった。」と…。


だが、其れ以上に、美桜の様子を訊きたい様な顔付きで、司を観て居た人物が居たのだ。
其れは、古菱夫人だったのだ。


そんな古菱夫人の顔付きを察知した司は、潤を抱き上げたままで、司は、美桜の話しをし始めたのだった。


そんな司からの話しを聞いて居た古菱夫人は、ホッとした様な顔付きに成るのだった。


そして、其の上で、司は、古菱夫人に伝えるのだった。


「お義母さん…。
 美桜と潤の事を、お任せしても、良いでしょうか?
 俺は、今から、パーティーの後始末をして来ます。」と…。


そんな風に司から言われた古菱夫人は、了承するのだった。


「分かったわ。
 宜しくお願いね。」と…。


そして、司は、潤を下ろして、進が、例の3人を退治して居るで在ろう場所に向かおうとして居たのだが…。
今度は、潤が、拗ね始めたのだった。


「パパ…。
 どこ(何処)にいく(行く)の?」と…。


なので、司は、潤の背丈にしゃがんだ状態で、潤に言って除けるのだった。


「良いか?
 潤…。
 パパは、今から、仕事に行くんだ。
 今は、潤は、パパと一緒には、居られねぇんだ。
 直ぐ、潤の所に戻って来るから…。
 今は、ばぁばと一緒に居なさい。
 良いな?」と…。


だからだったのだろう。
潤は、不貞腐れて居る状態の顔付きのまま…。
司に頷くのだった。


司が、本気で、怒れば…。
怖い事を、潤は、知って居るのだから…。



なので、司は、ドアを開け、行こうとして居た所に…。
今度は、自身の母親で在る 楓が、司に声を掛けたのだった。


「司…。
 今から、向かうのね?」と…。


なので、司も、そんな風に訊いて来る自身の母親で在る 楓に、返答するのだった。


「ああ。」と…。


だからだったのだろう。
楓は、自身の息子で在る 司に、激励とでも取れる様な言葉を言って除けるのだった。


「しっかり、向き合って来なさい。
 絶対…。
 許しては駄目よ。
 良いわね。」と…。


司は、そんな自身の母親で在る 楓からの言葉に、驚愕するのだった。


何故なら…。
今迄、『牧野つくし』(=美桜)を庇う様な言葉を聞いて来なかったのだ。


だからだったのだろう。
司からの返答の言葉は、上擦って居たのだった。


「ああ。」と…。



実は、今と成っては、楓自身、そんな自分自身を後悔して居たのだった。


“今の『道明寺司』が在るのは、間違い無く、美桜さんのお陰…。
 強いては、『牧野つくし』のお陰だったのよね。
 其の事に、もっと早く気が付いて居たのなら…。
 潤が、産まれた頃から、私(わたくし)は、潤の祖母で居られたのに…。”と…。


此の時の楓が、そんな風に思って居たとしても、仕方無かったのだ。


潤の祖母としては、間違い無く…。
古菱夫人の方が、優勢なのだ。


其れは、産まれた頃から、潤は、古菱夫人と共に、古菱家の一員として、古菱邸で過ごして来たのだ。


潤が、古菱夫人に、懐いて居ても、其れは、致し方無いと云えたのだった。


だからだったのかも知れない。
楓は、そんな潤を観て居て、後悔するのだった。


だからこそ…。
楓自身…誓うのだった。


「美桜さんが、『牧野つくし』としての記憶が無い状態だったとしても…。
 此れからは、美桜さんを大切にして行こう。」と…。



そして、司は、SPからの情報で、進が、例の3人を退治して居るで在ろう場所(=部屋)に、到着したのだった。


そして、其の部屋の中には、錚々たる(そうそうたる)メンバーが、勢揃いして居たのだった。


司本人は、此の場で、例の浅井百合子・鮎原えりか・山野美奈子のリリーズの3人を退治して居るのは、進だけだと思って居たのだ。


其れが…だ。
其の場に居たのは、進以外には、古菱社長に…。
自身の父親で在る 道明寺保…。
そして、西田とF3&滋&桜子だったのだ。


其の時の司の頭の中は、所謂、??だったのだ。


司にとっては、当然と云えば…。
当然だったのだ。


訳が分からない司は、進に、声を掛けるのだった。


「此れは、一体、如何言う事だ?」と…。


なので、進は、司に、こう言う事に成った訳を、話しし始めるのだった。




<此の二次小説『人間恐怖症…<つかつく>  135.』は、切りが良い為に、少し、短め
 に成っております事をお詫び申し上げます。>

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