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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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人間恐怖症…<つかつく>  142.



<此の二次小説『人間恐怖症…<つかつく>  142.』は、一部の文面の中に、表現に関
 して、不快に思われるやも知れない言葉が入っております。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



司は、ベッドルームに入った際に、美桜に、声を掛けるのだった。


「美桜…。
 バス(ルーム)に入るぞ‼」と…。


此の時点での司の顔付きは、ニヤ気気味だったのだ。


だが、此の時の美桜は、そんな司に対して、司が不貞腐れる様な一言を発してしまったのだった。


「あっ‼
 ごめんなさい。
 実は、潤と、先に、入ったの。」と…。


此れには、司自身…。
美桜を睨め付けるのだった。


だが、司は、美桜に、呆れ乍ら、言って除けるのだった。


「あのなぁ~。
 俺の母親も、美桜の母親も…。
 孫を期待してんだ。
 しかも、男と女の孫を…な。
 俺と美桜が、母親達の期待に応えて遣らねぇで…。
 誰が、応えて遣れるんだっつーの⁉
 此れには、俺と美桜が、頑張って遣らねぇと、如何すんだ?
 だから…な。
 今から…。
 頑張るぞ‼」と…。


此の時の司は、勇み足で…。
美桜を引き摺る様に、『Changing room(脱衣室)』に、連れて行くのだった。


だが、此処で、美桜は、司の想い通りに、させる訳にはいかなかったのだ。


何故なら…。
美桜は、まだ、大学生なのだ。
しかも、後一年…。
大学生活が残って居るのだ。


そうじゃなくても…。
其の当時17歳だった美桜は、潤を妊娠して居た事から…。
高等部の編入を、一年遅らせて居るのだ。


此れ以上…。
美桜は、大学卒業時期を遅らせたくは無かったのだ。


だからだったのだろう。
美桜は、必死の思いで、足に力を入れて、必死に、踏ん張って…。
司を引き留め様として居たのだった。


其の美桜の行動が許せない司は、本気で、怒り乍ら…。
美桜を、罵倒し始めたのだった。


「おい‼
 美桜…。
 何で、止めるんだ⁉
 俺の事が、そんなに嫌なのかよ?
 理由を言って視ろ‼」と…。


なので、美桜は、仕方なく…。
司に、話しし始めたのだった。


「司が思って居る様な理由とは、違うの。
 司は、忘れてない?」と…。


そんな風に、美桜から訊かれた司は、何の事だか?
本気で分からず…。
司は、不貞腐れた様な顔付きに成り、美桜に、訊き始めるのだった。


「何の事だよ?」と…。


なので、美桜は、司に伝えるのだった。


「私は、まだ、大学生なの。
 其れに、卒業まで、まだ、一年残ってるの。
 潤の時も、高等部への編入時期を、一年遅らせた経緯が有って…。
 本来の私の歳なら…。
 大学4年生の筈だけど…。
 私は、まだ、大学3年生なの。
 もし、また、妊娠した事で、卒業時期を遅らせる事に成ると…。
 進と同じ年での卒業と言う事に成るの。
 其れだけは、避けたいの。
 勿論、私も、子供は欲しいよ。
 けど…ね。
 今、私が、妊娠すると言う事は、リスクが高過ぎるのよ。
 だから…。
 私が、大学を卒業するまで、待って欲しい。」と…。


そんな風に、美桜から言われるとは思っても視なかった司は、反省するのだった。


美桜が、学生で在り…。
司と美桜の結婚は、学生結婚で在ると言う事を…。
司自身…。
すっかり、忘れて居たのだ。


何故なら…。
司は、既に、NYの大学を卒業して居たから…だったのだ。


其れに、女性が、妊娠すると言う事は、其れ成りに、リスクが伴うと言う事なのだ。


だからだったのかも知れない。
司は、反省の弁を、心の中で、思うのだった。


“そうだよな。
 美桜が、高等部への編入時期を、遅らせた理由は、俺にも責任が有るという訳だよな。
 だったら…。
 此れ以上…。
 美桜に、リスクを負わせる訳には、いかねぇな。
 仕方ねぇな。
 美桜の妊娠時期を、一年、遅らせるか?”と…。


なので、司は、美桜の気持ちに、添う事に了承したのだった。


「分かった。
 そうしよう。」


そう言って来た司の言葉に、美桜は、ホッとするのだった。


そして、其の時に、気が緩んだ美桜は、心の中で、思って居たのだった。


“良かった。
 司が、分かってくれて…。
 悪阻が酷ければ…。
 講義を受ける所じゃ無かったから…。”と…。


そして、今迄、力の入って居た美桜の足の踏ん張りは、其処には、存在して居なかったのだ。


其の事に気が付いた司は、美桜に、話しを続けるかの如く…。
言って除けるのだった。


という寄りも、口が早いか?
行動が早いか?
という位に、司は、口と行動が、同時進行に近い状態で、言って除けて居たのだった。


「けど…な。
 美桜が、妊娠しねぇ様にすれば…言い訳だよな。
 だったら…よ。
 今から、バス(ルーム)に、行くぞ‼」と…。


既に、力の入って居ない美桜の足は、司の力だと、いとも簡単に…。
美桜は、引き摺ら始めたのだった。


だからだったのかも知れない。
美桜は、心の中で、叫ぶしか無かったのだった。


“だから…。
 もう、潤と一緒に、入ったんだって…ばぁ~。”と…。


だが、此の時の司は、既に、最大級の男化してしまって居たので、美桜の心の中の叫びには、考えも及んで居なかったのだ。


美桜が、先に、入って居ようと…。
居まいと…。
そんな事は、司にとっては、如何でも良いのだ。
司にとっては、美桜が、司と一緒に入れさえすれば、其れだけで、良いのだから…。


なので、司の心の中は、既に、『心ここに有らず』…だったのだ。


所謂…。
司の頭の中は、既に、『Changing room(脱衣室)』…。
そして、『バスルーム』に、向かって居たのだった。


そして、美桜の気持ちとは裏腹に、司は、どんどん、コトを推し進めて行くのだった。
そして、結局、此の時の美桜は、司に寄って、食されたのだった。



そして、司は、最大級の有頂天男に成って居たのだった。
所謂、司は、超絶機嫌が良かったのだ。



だからだったのだろう。
美桜は、そんな司の事を思って居たのだった。


“司が、私の妊娠を思い留まってくれた事は、本当に、良かったけれど…。
 反対に、司の行動を、何時も寄り、更に、起こしてしまったみたい…。
 此れからが、前途多難だわ。”と…。


此の時の美桜は、そう思い乍らも…。
此れからの事を思うと、嘆いて居たのだった。




<此の二次小説『人間恐怖症…<つかつく>  142.』は、切りが良い為に、非常に、短
 めに成っております事をお詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>


<また、此の二次小説『人間恐怖症…<つかつく>  142.』は、妊娠についての文面の
 中に、私共の見解が入っております。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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