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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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貴方を忘れる為…<総優>  17.



あの日から、3か月が経って居たのだった。


総二郎と優紀は、此の3ケ月の間…。
擦れ違いの日々を過ごして居たのだった。


そして、決定的な擦れ違いの事件が起こったのだった。



実は、総二郎に、NY出張の話しが入って来たのだった。


また、此の(総二郎が、NY出張の)間…。
優紀も、フライト日だったのだ。



普段…。
擦れ違いの多い総二郎と優紀は、出来るだけ…。
優紀の休みの日に合わせる様に、総二郎は、仕事を入れて居たのだった。


其れは、二人の時間を過ごしたいという思いだった総二郎の思惑でも在ったのだ。



翌日も、優紀には、仕事が有るとすれば…。
総二郎は、優紀のマンションに、優紀を送り届け、其のまま、自身も、泊まって居たのだった。


だが…。
翌日の優紀が、休みだとすれば…。
総二郎のマンションに、連れて帰って来て居たのだった。


所謂、総二郎と優紀は、お互いのマンションを、行ったり来たりの日々だったのだ。



其れが、何故か?
此の事が原因で、上手くコトが立ち行かない原因に成ろうとは、此の時点の総二郎にも、分からなかったのだ。


実は、総二郎の出張は、2日間だけだったのだ。
所謂、強行突破的な…。
弾丸的な出張だったのだ。


実は、此の総二郎のNY出張は、3日目には、もう既に、日本に帰国して帰って来て居る状況だったのだ。


そして、今回の優紀のフライトは、3日間の予定だったのだ。


此のコトが、原因で起こった事件だったのだ。



実は、優紀の此の時のフライトの予定日数が、変更に成ったのだ。


急遽…。
日本に帰国する便にて、フライトする事に、変更されたのだった。


なので、優紀は、総二郎に、連絡を入れるのだった。


だが…。
時差の関係も有るのかも知れないのだが…。


結局…。
総二郎には、連絡が付かないまま…。
優紀は、日本行きの便にて、帰国して帰って来たのだった。



また、一方の総二郎は、NY出張から、日本に帰国して帰って来た直後…。
総二郎の父親で在る 西門流 家元の言葉一つで、パーティーに出席する事に成ったのだった。


今迄の総二郎だったのなら…。
出張直後のパーティーは、拒絶して来た総二郎だったのだ。


何故なら…。
“身体休めをしたい。”と、いう思惑が、今迄の総二郎には有ったから…だったのだ。


だが…。
今の総二郎には、そう言う気等…。
一切、起こらないのだ。


寧ろ…。
総二郎は、自身の父親で在る 西門流 家元の意向を、聞こうとするのだった。


其れは、総二郎に、魂胆が有っての事だったのだ。


だが…。
西門流 家元にとっては、総二郎が、二つ返事で、聞いて来た事に…。
首を傾げる状況だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の西門流 家元は、そんな総二郎の様子を視る事にしたのだった。



という訳で、総二郎は、パーティーに、出席する事に成ったのだった。


だが、此のパーティーには、実は、パートナーが必要だったのだ。


其処で、困ったのは、総二郎だったのだ。


何故なら…。
“優紀は、『機上の人』だ。”と、此の時点の総二郎は、思って居たからだったのだ。


実は、優紀と付き合い始めた総二郎は、パーティーの出席の際…。
パートナーの同伴が必要な場合は、出来るだけ、優紀にパートナーと成って貰って居たのだった。


もしくは、パートナーの同伴が、必要なパーティーだったとしても、パートナーを伴わないで、出席するかの何方かだったのだ。


だが、此の日のパーティーの出席の際は、自身の父親で在る 西門流 家元から、言われて居たのだった。


「パーティーに出席する場合は、パートナーを用意して、出席しなさい。
 もし、居ない場合は、此方で、手配するが…。」と…。


だからだったのだろう。
総二郎は、要らぬ詮索を世間からされたく無いし…。
一番は、“優紀に、誤解されたく無い。”と、言う思いが、総二郎には、働いたのだ。


だからだったのかも知れない。
総二郎は、そう言って来た自身の父親で在る 西門流 家元に、言って除けるのだった。


「いいえ。
 結構です。
 此方で、手配します。」と…。



そして、総二郎は、総二郎と優紀の付き合いを知って居るあきらに相談するのだった。


「あきら…。
 頼みが有んだけど…な。
 頼めねぇか?」と…。


あきらは、幼馴染で親友の中で、一番、気が合う総二郎からのたっての頼みだったので、聞いて遣る事にしたのだった。


だからだったのだろう。
あきらは、総二郎に、訊き始めるのだった。


「ああ。
 何だ?」と…。


なので、総二郎は、あきらに、話しし始めるのだった。


「ああ。
 今度のパーティーのパートナー何だけど…な。
 “双子に、頼めねぇか?”と、思って…よ。」と…。


そして、総二郎は、其の理由を、あきらに、話しし始めるのだった。


なので、あきらは、そう言って来た総二郎に、返答するのだった。


「そう言う事…な。
 其のパーティーなら…。
 俺も、出席する予定だったから…よ。
 俺も、双子に頼むわ。
 で、一緒に、出席すれば良いだろう。」と…。


なので、此の時点での総二郎は、安心したかの様に、あきらに、お礼の言葉を伝えるのだった。


「あきら…。
 悪ぃな。
 恩に着るわ。
 あきら…。
 宜しく頼むな。
 其れと、双子にも、宜しく言って置いてくれ。」と…。


だが、あきらは、総二郎に、言って除けるのだった。


「きっと…。
 双子からは、何か、せびられるぞ。」と…。


だが、総二郎は、“まるで、『お安い御用』…。”と、でも、言いそうな勢いで、あきらに言って除けるのだった。


「ああ。
 承知してるよ。
 双子には、事前に、礼の品を訊いて置いてくれ。」と…。


なので、あきらも、笑い乍ら…。
言って除けるのだった。


「ああ。」と…。



そして、総二郎とあきらは、あきらの妹達で在る 双子の絵夢と芽夢を伴って、パーティーに出席するのだった。


パーティー会場は、勿論の東京メープルだったのだ。



だが、其処には、総二郎にとっては、居て欲しくない人物が居たのだった。


否…。
現れたのだった。


総二郎とあきらは、気が付いて居なかったのだが…。
総二郎とあきらが、あきらの妹達で在る 双子の絵夢と芽夢を伴って、パーティーに出席して居る場面を見てしまって居たのだった。



此の事が切っ掛けで、在らぬ疑いを掛けられた総二郎は、此の後、後悔する事に成るのだった。



そして、此の事件を解決したのは、予想に容易い人物だったのだ。




<此の二次小説『貴方を忘れる為…<総優>  17.』は、切りが良い為に、少し、短めに
 成っております事を、お詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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